ハイサイ クルチューンの実例を紹介します。G&G製電動ガンCM16 SR-Sを、高回転のギアとモーターで発射サイクルを上げる構成にしました。さらに、HOPやバレルも見直しています。
ハイサイ クルチューンの要点まとめ
- CM16 SR-Sは、7インチハンドガードを搭載した最短モデル
- ギアは、J-ARMAMENT 13:1 SuperHighSpeed 強化ギアセット
- モーターは、ハイサイ用の東京マルイ製EG30000HC
- HOPは、G&G GR16 ロータリースタイル ホップアップチャンバー
- インナーバレルは、MagnusHDバレル。長さは初速を計りながら決める
| 部位 | 使用パーツ | ポイント |
|---|---|---|
| 軸受け | ORGA SUS420 8mm軸受け | 接着して使用 |
| シリンダー | J-ARMAMENT アルミ 加速ポート付シリンダー | 穴位置が後方 |
| ピストン | J-Armament製14歯メタルTeethピストン | ヘッドもメタル製 |
| ギア | J-ARMAMENT 13:1 SuperHighSpeed | セクターチップを追加 |
| モーター | 東京マルイ製EG30000HC | FET内蔵のためSBD不要 |
| HOP | ORGA DIMENSION フラットHOP | HOPアームに接着 |
G&G CM16 SR-S ハイサイ クルチューン

今回は G&G製電動ガンCM16 SR-Sのハイサイ クルチューンをご紹介します。
G&G製CM16シリーズはG&Gオリジナルデザインとなり7インチハンドガード搭載の最短のモデルとなります。
詳しくはORGAが運営しております情報・レビューサイトの「OUT LINE」にてG&G CM16シリーズとしてご紹介しております。
ハイサイ クルチューンの分解手順

それでは作業を開始します。
フレームロックピン(F)を抜いてアッパーレシーバーとロアレシーバーを分解します。
FET基盤は、モーターへ流れる電流を制御する部品です。そのため、配線に触れる前に、バッテリーを外しておきます。また、ヒューズも同じストックパイプ内に収まっています。

ストックパイプを外すには配線のジョイントを抜く必要があります。
まずはFETの収縮チューブを剥がし信号線コネクターを抜きます。

ストックパイプ内の固定ネジを外しストックパイプを後方にスライドさせて主配線ジョイントコネクターを外します。

これでストックパイプが取り外せます。
グリップやロア周りのパーツを外しメカボックスを取り出します。
ハイサイ クルチューンでメカボックスを開く

G&G製メカボックスは左面にネジの頭があります。
まずはネジを8本外します。

ひっくり返して右面を上にしてからメカボックスを開けます。
トリガーは電子トリガーが組み込まれています。

タペットプレートは通常のVer.2用ですが先端部が細くなっています。
これはメカボックスの首の部分の補強の為かメカボックス側が肉厚となっている為にタペットプレート側を細くしている様です。
という訳でタペットプレートは専用品となります。
このタペットプレートは専用品なので、通常のVer.2用とは互換しません。そのため、交換するときは、同じ専用品を選ぶ必要があります。
ハイサイ クルチューンの軸受けとシリンダー

メカボックス内パーツを全て外して洗浄します。
軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用し接着します。

シリンダーは同じ加速ポート付きシリンダーでも穴位置が後方にある「J-ARMAMENT アルミ 加速ポート付シリンダー」を使用します。
穴位置が後方にあるタイプに替える事でエアー量を少しでも確保し飛距離が稼げる様にします。
加速ポートは、シリンダーに空いた穴です。一方、穴が後方にあるほど、ピストンが進んでから空気が抜けます。そのため、BB弾に使える空気を多く残せます。
ハイサイ クルチューンのピストンとグリスアップ

ピストンとピストンヘッドは耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンとJ-ARMAMENT メタルピストンヘッドを使用します。

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップにはBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
グリスは、塗りすぎると動きが重くなります。そのため、薄く塗り延ばすのが基本です。また、気密漏れは、組み上げた直後に確認しておきます。
ハイサイ クルチューンのギアとセクターカット

軸受けの接着剤が固まったらギアの組込みです。
ギアはJ-ARMAMENT 13:1 SuperHighSpeed 強化ギアセットを使用し給弾不良対策の為セクターチップも組み込みます。
13:1は、標準の18:1より減速比が小さいギアです。そのため、同じモーターでも、発射サイクルが上がります。ただし、サイクルを上げるほど、給弾不良も起きやすくなります。

前1、後2のセクターカットも行います。
シム調整&ギアグリスアップ(BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使用)も行います。
ハイサイ クルチューンのモーターと組み上げ

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
今回はとりあえずM100スプリングをチョイスしました。
メカボックスを閉じてロアレシーバーに組込みます。

モーターはハイサイ用モーターの東京マルイ製EG30000HCを使用します。
FETが組み込まれているのでSBDは使いません。
ハイサイ用のモーターは、回転数が高いタイプです。ただし、本体にFETが組み込まれているため、SBDは使いません。

モーターを組込んだら一旦配線を繋ぎテストドライブを行います。
問題ないので配線を抜いてストックパイプを組み配線を繋いでFET基盤には収縮チューブでカバーをします。
これでロアレシーバー周りは完成です。
ハイサイ クルチューンのHOPとインナーバレル

今回はオーナー様のご希望で同じG&G製のドラム式HOPダイヤルのG&G GR16 ロータリースタイル ホップアップチャンバーを使用します。
昨今はドラム式が主流となってきておりHOP調整はこの方式の方が調整し易いですね。
ドラム式のHOPダイヤルは、外側から回して調整できます。そのため、試射の途中でも合わせやすい方式です。

インナーバレルはMagnusHDバレルを使用します。
長さは初速を計りながら決めます。
HOPは面HOPにしORGA DIMENSION フラットHOPを使用しHOPアームに接着します。
ハイサイ クルチューンの初速調整と試射
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
国内では、0.989J以上のエアソフトガンは準空気銃として所持が禁止されています。そのため、初速は必ず基準内に収めます。なお、パワーアップだけを目的にした改造は、違法となるおそれがあります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
ハイサイ クルチューンに関するよくある質問(Q&A)
Q. ハイサイ クルチューンとは、どんなチューンですか?
発射サイクルを高める構成のチューンです。また、今回はギアとモーターを高回転用にしました。
Q. CM16 SR-Sとは、どんな電動ガンですか?
G&Gオリジナルデザインの電動ガンです。また、7インチハンドガード搭載の最短モデルです。
Q. ハイサイ化で使ったギアは何ですか?
J-ARMAMENT 13:1 SuperHighSpeed 強化ギアセットです。さらに、給弾不良対策でセクターチップを組み込みました。
Q. ハイサイ用のモーターは何を使いましたか?
東京マルイ製EG30000HCを使いました。FETが組み込まれているため、SBDは使いません。
Q. ピストンは、何に交換しましたか?
J-Armament製14歯メタルTeethピストンとメタルピストンヘッドです。そのため、耐久性の向上を狙えます。
Q. HOPチャンバーは何を使いましたか?
G&G GR16 ロータリースタイル ホップアップチャンバーです。また、HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPにしました。
Q. インナーバレルの長さは、どう決めますか?
初速を計りながら決めます。そのため、MagnusHDバレルを使い、長さを調整しました。










