サバゲーフィールド埼玉 H.E.A.D.S川越（ヘッズ川越）レビュー

埼玉県川越市にあるH.E.A.D.S川越は、入間川の河川敷を利用した4000坪という広大な敷地を誇るアウトドアフィールドだ。
一度に300人以上の参加もOKという大規模なゲームが楽しめる事も驚きの広さ。フィールドは中央のキャットウォークを挟んで、砂漠エリアと市街地エリアとに分かれている。

市街地エリアは建物が密接して建てられCQBのような接近戦も楽しめる。窓の数は多く、大きく開けられたところから小さな小窓まで形も大小様々で、建物内を有効に使いながら立ち回れる。建物の間には、ブロックやパレットが積み上げられたバリケード、多数の廃車、ドラム缶など多彩な障害物が設置されている。土管や横倒しの廃車の中に隠れるプレイヤーもいたりと、ネタ的な使い方もできる。
砂利の敷き詰められたフラットな地面で動きやすいタイプのフィールドのため、大胆な動きも取りやすい。コッソリ隠密行動したり、逆に足音を気にせず大立ち回りをしたり、状況に応じてパターンを変えながらゲームに挑もう。

砂漠エリアは建物の代わりに盛土が並び、地形を活かした戦略が求められるフィールド。全体的には見通しが良いものの、バリケードも多数設置されているため、攻守に渡り色んなルートを選択できる。回り込んで裏を取る戦術も有効となりやすいので、あらゆる方向を警戒する必要がある。
メンテナンス直後は砂漠というだけあって開けた印象だがブッシュが伸びてくると一転、遠目からの射撃が草に阻まれたりと自然のバリケードに悩まされることもある。
多数配置されたパレットのバリケードは高さも横幅もあるため隠れやすいのだが、隙間も多いのでBB弾がすり抜けてくる事があるので要注意。1ヶ所に留まらず、アクティブに展開していくことが攻略のカギだ。

ゲーム以外でも定例会開催時にはタクティカルトレーニング講習会を実施。ASGK（本遊戯銃協同組合）のトレーナを取得している講師により、タクトレ技術を伝授！定例会の参加者は無料で講習を受ける事が出来るので、興味のある人は是非参加をして今後のサバゲーライフに役立てよう！

また、同じく定例会ではスタッフによる初心者講習も行っており、サバゲーの基本ルールや注意点、心構えや狙い方・撃ち方までレクチャーしてくれる。初めてのサバゲーで不安があったり、エアガンの取扱い方がわからないひとでも安心してゲーム参加できるよう手助けしてくれる。親切なスタッフばかりなので、少しでも不安な事や疑問がある場合は遠慮せずに聞いてみよう！

とても大きなフィールドで、ゲーム展開も面白くなるよう構成されているため、緊張感やスリルはもとより、仲間との連携もしっかり図れて初心者から上級者まで幅広く楽しめる。ゲーム以外でも和気あいあいとした明るい雰囲気を持つフィールドなので、おひとり様でも交友関係を広げに是非遊びに行ってもらいたい！