CYMA M14 Magnusリチューン

CYMA M14 Magnusリチューン
CYMA M14 Magnusリチューン
 

CYMA M14 電動ガン本体 Magnusリチューン

今回はCYMA製M14 Magnusチューンの様子をご紹介させて頂きます。
木製ストックがシブくそそられますね!

CYMA製のM14は内部パーツや構造などマルイ製M14とほぼ同じです。

東京マルイ M14 SOCOM C.Q.B. RIFLE .308 電動ガン本体

東京マルイ M14 SOCOM C.Q.B. RIFLE .308 電動ガン本体 はこちら



それではチューン作業に入ります。
トリガーガードを下に下げて外します。



詳しい分解方法はマルイM14と同じです。
以前にブログで紹介しておりますのでこちらからご覧下さい。
と言う訳でメカボを取り出した所からご覧下さい。
こちらが右側です。



そしてこちらが左側です。
マルイ製と全く同じ形状です!



メカボを分解して内部を洗浄します。
軸受けは6mmですのでORGA SUS420 6mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますのでこちらからご覧くだい。



ギアはSHS M14用 強化ギアを使用し給弾不良対策としてセクターチップも!



続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めてセクターギアを細い棒状の物で回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでこちらよりご覧ください。



ギアのグリスアップはBREAKTROUGH BATTLE BORN ガングリスを使用します。
少量をギアの歯に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。



シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセットM14用を組込ます。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますのでこちらよりご覧ください。
シリンダー内のグリスはBREAKTROUGH BATTLE BORN ガングリスを使用します。



ピストンも耐久性向上の為にORGAチューンでは定番のJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
このピストン本当に良いです!
どんな場合でもピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。



ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM14用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



シリンダー周りを組上げ、メカボ内パーツを組んでいきます。
この際グリスアップは必ず行って下さい。
Magnusスプリングを使用します。



メカボを閉じスイッチ周りやモーターを取付けて完成・・・・
と思ったら配線を変更するのを忘れてました^^;



配線をテフロン配線に変更し途中のジョイントコネクターを無くしてヒューズも外しなるべく通電ロスを少なくしたいとのオーナー様のご要望にお応えいたしました。
これでテストドライブを行いメカボ周りのチューンは完了です。



次にフロント周りのチューンです。
インナーバレルとHOPをバラします。



インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。



面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
M14の場合はチャンバーのHOP窓の大きさに合わせてカットが必要です。
HOPアームには必ず接着して使用しましょう。



チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。


初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。