【実銃ネタ】ストックを小型化する新しいアイディア

【実銃ネタ】ストックを小型化する新しいアイディア
【実銃ネタ】ストックを小型化する新しいアイディア
 

実用性なら折り畳むより小型化?斬新な発想のストック

ショートバレル化やPDW(パーソナルディフェンスウェポン)などのように、車両に積み込んだり携帯性を高めるためにライフルを小型化することは、ライフルの改修に関わる1つのテーマである。それを解決するために、どこを切り詰めていくかという選択肢の1つがフォールディングストック(折り畳み)という考え方であったが、M4(AR15)系ライフルではバッファーチューブが構造的に必須になるため基本的にはテレスコピックストック(伸縮式)しか実現不可である。一部、バッファの機能を持ちつつもフィールディング可能な機構も存在するが、フォールディング状態のままでは射撃できないなど制限があった。
 

 
そんなM4(AR15)を使いつつも隠蔽性や携帯性を高めるアイディアとして、バッファチューブごと小型化しようという新しい考えのストックがCMMG社から登場した。
RipsStockと呼ばれるその新型ストックは、バッファを短い小型のものとしバッファチューブの長さを1.5インチ短くし、小型のストックと併せることでライフルの後端を極めて小さくすることに成功している。また小型化に伴う操作性の低下を防ぐため、ストックは引っ張るだけで伸ばせ、縮める時のみレバー操作するという機構を盛り込み、とっさの射撃時に対応しやすい作りとなっている。
 
CMMG社RipsStockのバッファチューブは5ポジションのショートチューブ、ストック本体は硬質アルマイト処理されたアルミニウム製で見るからに小さいが、しっかりとバッファーが機能する。
 

 
電動ガンに使用するとすれば、デザインもシンプルでかっこよく、民間系だけでなくカラーリングをDEなどにすれば軍用系のショートバレルモデルにもマッチしそうだ。ストック部の小型化はエアガンでも実用的なアイディアであるため、レプリカなどでもRipsStockがエアガン用でリリースされると人気が出そうだ。