ActionArmy T10 Magnusチューン

ActionArmy T10 Magnusチューン
ActionArmy T10 Magnusチューン
 

チューン、つまり分解から初速調整までの流れを紹介します。ベースは、ACTION ARMY T10です。VSR準拠の構造に、MAGNUSスプリングとバレルを組み込みます。

T10 チューンの要点

  • ベースは、VSR準拠のACTION ARMY T10
  • スプリングは、ORGA MAGNUSスプリング APS2用を215mmにカット
  • バレルは、MAGNUSバレル 6.23mmを170mmにカット
  • 初速は、0.25g弾の適HOP時で82~84m/s程度

ActionArmy T10 Magnusチューン

今回は人気爆発のACTION ARMY T10(Tactical10) スナイパーライフルのチューンのご紹介です!
面HOPのチューンをと思っておりましたが、やり始めたら止めらず結局Magnusチューンまで・・・^^;
と言う訳でお約束通り面HOPの様子や分解方法も含めMagnusチューンの様子をご紹介させて頂きます。

ACTION ARMY T10 スナイパーライフル


ACTION ARMY T10 分解作業

ストックを外すマガジンリリースボタン前のネジ
それでは早速分解をしていきます。
まずはストックを外します。
容量はVSRと同じです、マガジンリリースボタンの直ぐ前にあるネジを外します。

ストックの固定ネジは、全部で3か所です。まず、マガジンリリースボタンの前を外します。次に、中間とトリガー後部を外します。


ストックの中間にあるネジ
中間にあるネジも外します。


トリガー後部にあるネジ
トリガー後部にあるネジを外すとストックが外れます。


レシーバーとアウターバレルを分解する様子
次にレシーバーとアウターバレルを分解します。
下部にあるネジを外しアウターバレルをクルクルと回せば外せます。

アウターバレルは、回して外すタイプです。そのため、ネジを外した後に引き抜こうとしないでください。また、回す時はレシーバーを固定しておくと安全です。


トリガーユニットの取り外し

トリガーユニットを外す前後のネジ
次は今回のチューンには必要ないのですがトリガーユニットも外してみます!
前後のネジを外すとトリガーユニットが取り外せます。


取り外したトリガーユニット
これがトリガーユニットです。
ちなみにですがPDI製ニュートリガー2VSR用も組込み可能でした。

T10には、PDI製ニュートリガー2VSR用が組み込めました。これは、VSR準拠である裏付けです。そのため、VSR用パーツを探す時の参考になります。ただし、全ての部品が合うとは限りません。


トリガーユニットを外して取り出したシリンダー
トリガーユニットを取り外すとシリンダーが取り出せます。


シリンダーのノズル部と内部のピストンとスプリング
シリンダーのノズル部を回すと内部のピストンやスプリングなどが取り出せます。
内部パーツを洗浄してグリスアップを行います。

ピストンやスプリングを取り出したら、内部パーツを洗浄します。そのうえで、グリスアップを行います。また、古いグリスを残したまま重ねないようにします。


スプリングのチューン

カット前のORGA MAGNUSスプリング APS2用
今回使用するスプリングはORGA MAGNUSスプリング APS2用です。
しかしこのままでは長過ぎるのでカットして使用ます。
後々の話ですが初速調整の結果今回は全長を215mmにカットしました。
これをシリンダーに組み込みます。
シリンダー周りはこれで終了です。

スプリングは、長いままでは使えません。そのため、カットして長さを調整します。例えば今回は、初速調整の結果として全長215mmにしました。


チャンバー周りのチューン

チャンバーブロックとHOPレバーの取り外し
次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーブロックを取り外します。
前後のネジを外すとチャンバーブロックが取り外せます。
HOPレバーも外します。


VSR準拠のチャンバー周りの分解
これでチャンバー周りが取り出せます。
このチャンバーも、もちろんVSR準拠ですので分解方法も同じです。
HOPのスライド部の3ヶ所とチャンバーを閉じている2か所のネジを外します。


開けたチャンバーとHOPアームとインナーバレル
チャンバーを開けました。
HOPアームやインナーバレルを取り出します。
この時にHOPスライド部のクリックボールが無くなりやすいので注意して下さい。

クリックボールは、小さくて飛びやすいパーツです。そのため、チャンバーを開ける時は手で覆って作業します。また、トレーを敷くと紛失を防げます。


カットして使うMAGNUSバレル 6.23mm
インナーバレルはMAGNUSバレル 6.23mm VSR & L96 カスタム用 200mmを使用します。
今回は170mmにカットして使用しました。

MAGNUSバレルは、6.23mmのインナーバレルです。長さは200mmですが、今回は170mmにカットしました。そのため、後でインナー管が必要になります。


面HOP化のチューン

面HOP化で削るHOPの降りる部分の突起
次に面HOP仕様ですのでHOPの降りる部分の突起を削らないといけません。
これをしないといくら面HOPテンションナーを使用しても面HOP効果は得られません。

面HOPは、BB弾に面で圧力をかけるHOPの方式です。そのため、HOPの降りる部分の突起を削る加工が必要になります。


チャンバー前側の突起をリューターで削る作業
方法はチャンバーの前側をひっくり返して突起部を出します。
この突起を平らになる様にリューターで削り最後はダイヤモンド手ヤスリで滑らかに仕上げをします。
チャンバーを元に戻しインナーバレルに被せます。

削った後は、角が残らないよう仕上げます。そのため、リューターの後にダイヤモンド手ヤスリを使います。一方、削り過ぎには注意が必要です。


HOPアームの加工

DIMENSION HOPを付けるために加工するHOPアーム
次にHOPアームです。
このままではDIMENSION HOPが付けられないのでこちらも加工します。
アームの突起部の前部切り落とすのも良いのですが位置や固定の問題で突起の真ん中に縦に溝を作る要領で加工します。
それによりDIMENSION HOPを挟み込む様に接着が出来ます。

DIMENSION HOPを付けるには、アームの突起に溝が必要です。突起の前部を切り落とす方法もあります。しかし今回は、位置と固定を考えて、中央に溝を作りました。


エンドミルでHOPアームを加工する作業
フライスでφ3のエンドミルを使います。
手動でチャレンジする場合はヤスリで頑張って削って下さい^^;

フライスがない場合は、ヤスリでも加工できます。ただし、時間がかかるため、少しずつ削るのがコツです。


HOPアームの中央に作った溝
こんな感じで3.5~4.0mm程度の幅で真ん中に溝を作る感じです。
これでDIMENSION HOPを挟む様に接着出来ます。


溝の両側を低く削りDIMENSION HOPを接着した状態
両側の部分も少し高いので2mm程度まで低くする為に削ります。
実際にDIMESION HOPを接着するとこんな感じです。


組み上げたチャンバー
これでチャンバーを組上げます。


インナー管(誘導管)の製作

アルミ管で作るインナー管
インナーバレルが短くなった事でマズル部で弾当たりが発生します。
それを防ぐ為インナーバレルに被せマズル部までBB弾を誘導してあげるインナー管(誘導管)を作ります。
材料はホームセンターで売っているφ10mmのアルミ管を使います。

インナーバレルを短くすると、マズル部で弾当たりが起きます。そのため、インナー管でBB弾をマズルまで導きます。例えば今回は、φ10mmのアルミ管を使いました。


逆ネジのマズル
次にマズルの加工です。
ちなみにこのマズルは逆ネジなのでアウターバレルから外す時は時計周りに回すと外せます。


マズル内径の拡大

マズルの内径を拡大する加工
マズルの内径もBB弾がインナー管から出る時に当たらない様にφ9.5mmに拡大します。
次にインナー管がマズル刺せる様にφ10.1mmで8mm程度ザグリます。

マズル加工の寸法は、φ9.5mmの内径とφ10.1mmのザグリです。ザグリの深さは8mm程度です。つまり、インナー管が奥まで差し込める作りになります。


加工したマズル
こんな感じになります。


インナー管が刺せるようになったマズル
これでマズルにインナー管が刺せる様になります。


インナー管のカットと組み込み

インナー管を被せてカットする作業
この時マズルはまだアウターバレルに組み込まないで下さい。
インナー管を長目にカットし、インナーバレルに被せます。
この時にインナーバレルとインナー管の間にガタがあるのでインナーバレルの根元と先端にシールテープを数回巻いて丁度良い太さにしてからインナー管を被せるとGOOD!
その状態で実際にアウターバレルに組込みます。
アウターバレルの先端からインナー管が飛び出しますのでマズルのザグリ寸法を照らし合わせながら丁度良い長さにインナー管をカットします。
その際に内側にバリの出ない様に気を付けて下さい。

シールテープは、数回巻くだけで太さを調整できます。そのため、ガタつきを抑えられます。ただし、巻き過ぎると入らなくなるため、様子を見ながら調整します。


カットしたインナー管
インナー管をカットした状態です。
これでマズルをアウターバレルに組込みます。


チューン後の初速調整

あとは試射を行い初速の調整です。

今回のセッティングは
・ORGA MAGNUSスプリング APS2用 を215mmにカット
・MAGNUSバレル 6.23mm VSR & L96 カスタム用 200mm をカットし170mmで調整

これで0.25g弾で適HOP時に82~84m/s程度となりました。
流速ですのでHOPを強く掛ければ初速は上がって行きます。

チューン内容の一覧

項目 内容 備考
ベース ACTION ARMY T10 VSR準拠
スプリング ORGA MAGNUSスプリング APS2用 215mmにカット
インナーバレル MAGNUSバレル 6.23mm(200mm) 170mmにカット
HOP DIMENSION HOP アームの中央に溝を加工
インナー管 φ10mmのアルミ管 ホームセンターの材料
マズル 内径をφ9.5mmに拡大 φ10.1mmで8mm程度ザグリ
初速 82~84m/s程度 0.25g弾・適HOP時

0.25g弾で82~84m/sなら、計算上は0.84~0.88J程度です。そのため、日本の目安である0.98J以下に収まります。ただし、流速ですのでHOPを強くすると上がります。

ロングレンジにて試射も行いましたが非常に良い感じです^^v

チューンに関するよくある質問(Q&A)

Q. T10はどんなスナイパーライフルですか?

ACTION ARMYのスナイパーライフルで、VSR準拠の構造です。そのため、チャンバーの分解方法もVSRと同じです。

Q. チューンで使ったスプリングは何ですか?

ORGA MAGNUSスプリング APS2用です。長いため、215mmにカットして使いました。

Q. インナーバレルは何を使いましたか?

MAGNUSバレル 6.23mmの200mmです。そのうえで、170mmにカットして組み込みました。

Q. チューン後の初速はどのくらいですか?

0.25g弾の適HOP時で、82~84m/s程度でした。ただし流速のため、HOPを強くかけると上がります。

Q. 面HOPにするには何をしますか?

HOPの降りる部分の突起を削ります。また、HOPアームにDIMENSION HOPが付くよう溝を加工します。

Q. インナー管はなぜ必要ですか?

バレルが短いと、マズル部で弾当たりが起きるためです。そのため、φ10mmのアルミ管で弾を誘導します。

Q. 分解で気を付けることはありますか?

HOPスライド部のクリックボールは、無くなりやすいパーツです。そのため、チャンバーを開ける時は慎重に取り出します。

Q. マズルを外す時の注意点は何ですか?

このマズルは逆ネジです。そのため、アウターバレルから外す時は、時計回りに回します。

Q. トリガーユニットは交換できますか?

PDI製ニュートリガー2VSR用が組み込めました。ただし、交換は必須ではありません。

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