ドイツの銃器メーカー Heckler & Koch(H&K)とは??

ドイツの銃器メーカー Heckler & Koch(H&K)とは??
ドイツの銃器メーカー Heckler & Koch(H&K)とは??
 

Heckler & Kochについて

Heckler & Koch(ヘッケラー&コッホ 略:H&K)とはドイツに拠点を置く銃器メーカーで、ドイツの老舗銃器メーカーMauser(モーゼル)社を退職した3名の技術者(エドムント・ヘックラー、テオドール・コッホ、アレクス・ザイデル)によって1950年に設立された。H&K社製品は拳銃(USP)から自動小銃(G3/G36)、MP5(短機関銃)、狙撃銃(PSG-1)やグレネードランチャー(M320)と幅広く展開しており、特殊部隊や対テロ部隊をはじめ、ドイツのGSG-9やイギリスの特殊空挺部隊(SAS)などに多数採用されている。H&K社が製造する銃器には全て「HK」から始まる型番が付帯。

Heckler & Kochの歴史

設立当初はミシンなどの精密機器を製造していたが、1956年にドイツ連邦軍創設により軍用銃火器の製造を始める。1991年、H&Kはイギリスのブリティッシュ・エアロスペース(British Aerospace 略BAe)の一部門で軍の車両や銃火器、弾薬を製造するロイヤル・オードナンス(Royal Ordnance)により買収されるが2002年に宇宙航空用途のためにドイツに作られたグループ企業 (H&K Beteiligungs GmbH) へ再び売却された。

日本の公的機関での配備

日本の警察では警視庁警備部がP2000を、SAT(特殊急襲部隊)と皇宮警察本部特別警備隊が機関けん銃という名称でMP5を配備している。また、海上保安庁特殊警備隊および海上自衛隊特別警備隊ではMP5が配備されており、陸上自衛隊は4.6mm短機関銃としてMP7を調達したと言われている。

Heckler & Kochの代表的な製品

ハンドガン:HK P7/H&K MK23 SOCOM/HK USP/HK 45
短機関銃:MP5/UMP
自動小銃・アサルトライフル:G3/HK 33/G36/XM8/HK 416
機関銃:HK 21/MG4
狙撃銃:SL6/PSG-1
グレネードランチャー:HK 79(G3、HK33用)/AG36(G36用)/HK GMG(自動グレネードランチャー)
その他:HK P11 (水中ピストル)/HK G11 (試作ケースレス・アサルトライフル)
XM29 OICW (次世代個人携帯火器)/MP7 (PDW)

エアソフト業界でのH&K

H&K製品はHK416D、HK416C、MP5、MP7などエアソフトとして製品化されている商品も多数あり、サバゲー業界でも非常に人気が高い。中でもHK416Dは電動ガン・ガスブローバックとして東京マルイ、VFC、G&G、WE-TECHなどにて製造・販売されており、トレポンパーツをメインに生産しているHAO Industriesからはトレポン用コンバージョンキットやレシーバーなども販売されている。


※2018年3月発売されたVFC/Umarex HK416A5 GBBR (ガスブローバック) BK


※HAO HK416Dコンバージョンキット for PTW

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