セラコート(CERAKOTE)について

セラコート(CERAKOTE)について
セラコート(CERAKOTE)について
 

セラコート(CERAKOTE)について

CERAKOTE(セラコート)とはセラミックを主成分としたコーティング剤(表面処理)で金属全般、プラスチック、ポリマー樹脂、複合体、水転写、PVD、木工、その他の素材に施工ができる。エアガン等に施工しているサバゲーマーも多いのではないだろうか。
耐熱、耐摩耗、耐久性、耐溶剤に優れ、放熱、断熱などにも効果を発揮する。過酷な条件にも対応できるように研究制作された塗料である。エアガンのバレルからレシーバー、パーツから、金属以外のプラスチック等にもセラコートが可能。
国内では、SGT(鈴友)がNIC社から認可を得た認定工場であり、色々な塗料色も揃えていて塗料色の調合も行っており、最新のHVLP(大量低圧)システムで塗装を使用しているので、幅広い質感が得られるのも特徴。一色の塗料だけでも、ツヤなどをコントロールできるので、様々な質感を表現することが可能となっている。

 

 

CERAKOTEの効果

セラコートは米国NIC Industriesが1984年に銃器用に開発したコーティング剤で、サングラス・釣り具・自転車などのアウトドアレジャー用品をはじめ、その高い耐熱性能もあり自動車やバイクのエンジン回りの耐熱塗装など、ファッション・モータースポーツ等・その用途を拡大している。もちろんセラコートは米軍の指定するミルスペックをクリアしており、軍用兵器へのコーティングとしても採用されている。

 

 

2種類の施工

・常温乾燥させる「セラコート・ハイテンプ」
耐熱温度が1200度とずば抜けているコーティング材である。
マフラーやエギゾーストどころかマニフォルドの内側外側をコーテイングでき、熱で発する錆びや腐食から母材を守る。
鈴鹿8耐のレーシングチーム・ラベレッザと参加してセラコートの脅威的性能をお披露目をした。このセラコート・ハイテンプ、もちろん銃器類にも使われている。
特にサプレッサーみたいな赤くまで熱するパーツ類などに活躍中である。

・高温で焼き付ける「ファイヤーアームズセラコート」
セラコート・ハイテンプよりよりも、更にキズに強いだけでなく腐食に最も効果を発揮する。その理由は使用しているセラミックの種類にあるようである。セラミックとの密着性の高さは数あるコーティング剤の中でも最高値となっていて、折り曲げたりしても皺ができたり剥がれたりしない。密着度が高いので塗料の下に水などが入り込みにくい為、さび付きにくいのである。決して厚塗りしているわけではなく、25ミクロン程度の塗料でこの効果を発揮する。元々は米陸軍が採用していたもので,その後2012年頃から米海兵隊が使用していたM45A1にコルト社が施したのもセラコートFIREARM COATINGSとされていて、コルト社がセラコートという名前を使って銃の販売を始めてから知名度もアップし、セラコートの需要が高まったのである。

参考・行程が異なる場合があります。

 

フォージマークについて

「フォージマーク」とは、そのレシーバーがどこで製造されたものなのか表示するためのマーク(鍛造刻印)の事である。
セラコート加工とフォージマーク(鍛造刻印)加工を組み合わせることで実物と見分けることが困難なほどリアルな仕上がりにすることが出来る。
コルト社は、アッパーレシーバーの鍛造(フォージング)を行うために様々な下請業者と契約していて、そのレシーバーがどこで製造されたものなのかを「フォージマーク」により表示している。鍛造を下請けする企業は、それぞれ固有のフォージマークを持っていて、通常はケースディフレクターの後ろ辺りなどに表示されている。下請企業のフォージマークと並んで、鍛造されたレシーバーの仕上げを行った企業のフォージマークを表示することもある。

鈴友株式会社の画像を一部転載しております。

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