東京マルイ 次世代M4A1 Magnusチューン

東京マルイ 次世代M4A1 Magnusチューン
東京マルイ 次世代M4A1 Magnusチューン
 

次世代M4A1 は、東京マルイの次世代電動ガンだ。この記事では、Magnusチューンの作業手順を整理する。2018年7月の公開時点の内容だ。

この記事の要点

  • 外装は交換済みで、内部も一部チューン済みの個体を使う
  • ギア、ピストン、ノズル、タペットプレートを順に交換する
  • Magnusバレルと面HOPで、弾道の安定を狙う
  • サマリウムコバルトモーターとSBDで、レスポンスを保つ
  • 最後に、バレル長で初速を調整し、ロングレンジで試射する

東京マルイ 次世代M4A1 Magnusチューン

Magnusチューンを施した東京マルイ次世代M4A1の全体

次世代M4A1のチューン前の状態

今回は東京マルイ製次世代M4A1 Magnusチューンのご紹介です。
外装はハンドガードやグリップが既に換えてありました。
内部もチューンをされているとの事で使えるパーツは流用します。

そのため、すべてを新品にするわけではない。使えるパーツは流用して、必要な部分だけを交換する。


分解とフロント配線の扱い

フロント配線のジョイント部を赤丸で示した写真
それでは早速作業に入ります。
M4A1ですのでフロント配線です。
まずはフロント配線のジョイント部を外しフレームロックピン(F)を抜いてアッパーとロアを分解します。
接続端子も変えてあったのですが後程通常の接続端子に変更しました。

フロント配線の機種は、ジョイント部を外す手順が先になる。そのため、配線を傷めないよう、慎重に作業したい。


メカボックスの取り出しと洗浄

取り出した次世代M4用のメカボックス
次世代M4チューンのメカボの取り出し方は以前にもご紹介させて頂いておりますのでこちらよりご覧下さい。
・・・と言う訳でメカボを開けて洗浄まで行いました。
軸受けはメタル軸受けに変更済でしたので接着だけし直して使いました。

メカボの取り出し方は、別の記事にまとめてある。そのため、手順に迷う人は、先にそちらを確認したい。


強化ギアとMagnusシリンダーの組み込み

強化ギアセットの3枚のギア
ギアはJ-ARMAMENT 次世代電動ガン用 強化ギアセットを使用します。
純正ギアより耐久性はございますが若干ギア音は発生します。

強化ギアは、耐久性が上がる分、ギア音がやや出る。そのため、静かさより、耐久性を重視する人に向く。


Magnusシリンダーセットのシリンダーとパーツ類
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますのでこちらよりご覧ください

ボアアップのシリンダーは、飛距離アップを狙う部品だ。また、シリンダーヘッドの組み込みは、ブログに手順がある。


強化ピストンとノズルの選び方

強化ピストン
ピストンは耐久性向上の為SHS製 強化ピストン 次世代電動ガン M4/HK416対応を使用します。
こちらのピストンは歯の接着をお勧めします。
接着方法はこちらよりご覧下さい。

強化ピストンは、歯の接着をお勧めする。そのため、接着方法のブログも、あわせて確認してほしい。


でんでんむし次世代M4用のノズル
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。

このノズルは、BB弾の位置を毎回そろえる形状だ。そのため、回転数が安定し、集弾性の向上につながる。


タペットプレートの交換

タペットプレート
タペットプレートが摩耗していたので交換します。
社外品より純正品の方が相性の心配がないので純正タペットプレートを使用します。
次世代M4系に多いタペットプレートの摩耗が原因の給弾不良のについてブログにて掲載しておりますのでこちらよりご覧下さい。

給弾不良の原因は、タペットプレートの摩耗に多い。そのため、摩耗していたら、早めに交換したい。


次世代M4A1のシリンダー内グリスアップ

ノズルを組み込んだシリンダー周り
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。


シリンダー内のグリスアップに使うグリスの容器

シリンダー内のグリスアップは、指で薄く塗り延ばします。塗りすぎないよう、注意します。

その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

気密漏れは、組み上げ前に必ず確認したい。そのため、ピストンを前後させて、抵抗を確かめる。


シム調整とギアのグリスアップ

シム調整に使うシムを分けたケースとメカボックス
続いてシム調整を行います。
スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますのでこちらよりご覧ください。

ギアのグリスアップにも、グリスを使います。量は、ごく少量にします。

少量をギアの歯に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

シムは、薄めのものから試す。そのため、ギアのクリアランスを確認しながら、少しずつ調整したい。


潤滑材の塗布とメカボックスの組み立て

パーツを組み込んだメカボックスの内部
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。

潤滑材を塗り忘れると、摩耗が早まる。そのため、摩擦が発生する部分には、必ず塗っておきたい。


金属連結部に使うガンオイルのボトル

この部分にも、ガンオイルを使います。塗る量は、少量にとどめます。

このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。


閉じたメカボックス
メカボを閉じます。


次世代M4A1のロア周りとモーターの組み込み

ロアに組み込んだメカボックスとバッファーチューブ周り
メカボをロアに組込みボルトストップ・トリガーロックピンをはめてMagnusスプリング次世代用を組込みます。
バッファーチューブやグリップ等も取り付けます。

スプリングを組み込むと、パワーが変わる。そのため、モーターとの相性も考えたい。


サマリウムコバルトモーター
最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。

SBDは、スイッチ接点を保護する部品だ。そのため、ハイレート時でも、接点の傷みを抑えやすい。


モーターを組み込んだロア周り
モーターを組込んで配線を繋げばテストドライブが可能となります。
この時点で駆動確認やモーター位置調整も行っておきましょう。
これでロア周りのチューンは完了です。

ここまでで、次世代M4A1のロア周りは完成だ。そのため、次は、バレル周りのチューンに進む。


Magnusバレルへの交換

短めのインナーバレルとチャンバーのパーツ
既にチューンが施してありかなり短めのインナーバレルでした。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPを取り出します。

インナーバレルが短いと、初速は低くなる。そのため、まず現状のバレル長を確認したい。


Magnusバレル
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。

ワイドボアのバレルは、弾道を安定させる。そのため、Magnusチューンでは、定番の組み合わせだ。


フラットHOPの組み込みと確認

ORGA DIMENSIONフラットHOP
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

面HOPは、線でHOPを掛けるため、回転数が安定しやすい。そのため、接着も、必ず行いたい。


チャンバー内を覗いたHOPの様子
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPがこの様に水平に降りてきてるかチェックして下さい。

HOPが水平に降りてこない場合は、組み直したい。そのため、覗き込む確認は、省かないようにする。


初速の調整と試射

Magnusバレルを組み込んだチャンバー
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

次世代M4A1の初速は、バレル長で調整できる。ただし、個体によって差があるため、実測しながら決めたい。


初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

次世代M4A1のMagnusチューンで使うパーツ一覧

パーツ 役割
強化ギアセット 耐久性を高める
Magnusシリンダーセット ボアアップで飛距離を伸ばす
SHS強化ピストン 耐久性を高める
でんでんむしノズル 集弾性を高める
純正タペットプレート 摩耗による給弾不良を防ぐ
Magnusバレル 弾道を安定させる
フラットHOP 回転数を安定させる

この表のとおり、どのパーツにも、はっきりした役割がある。そのため、目的に合わせて、選びたい。

次世代M4A1のMagnusチューンに関するよくある質問(Q&A)

Q. 次世代M4A1のMagnusチューンとは何ですか?

Magnusのパーツで、飛距離と集弾性を高めるチューンだ。また、ギアやピストンも強化する。

Q. メカボの取り出し方は?

別の記事で紹介している。そのため、手順は、そちらで確認できる。

Q. なぜタペットプレートを交換しますか?

摩耗が給弾不良の原因になるためだ。また、純正品なら、相性の心配が少ない。

Q. ギアのクリアランスの目安は?

0.05~0.1mm程度だ。そのため、指でセクターを回して、抵抗なく回るか確認する。

Q. 面HOPとは何ですか?

線でHOPを掛ける方式だ。そのため、BB弾の回転数が安定する。

Q. 初速はどう調整しますか?

インナーバレルの長さで調整する。また、短いと低く、長いと高くなる。

Q. モーターは何を使いますか?

東京マルイのサマリウムコバルトモーターだ。また、SBDで、スイッチ接点を保護する。

Q. 作業後は何をしますか?

ロングレンジで試射する。そのため、弾道と飛距離を確認して、完了となる。

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