東京マルイ 次世代HK416D Magnusチューン

東京マルイ 次世代HK416D Magnusチューン
東京マルイ 次世代HK416D Magnusチューン
 

次世代HK416D は、東京マルイの次世代電動ガンだ。この記事では、Magnusチューンの作業手順を整理する。2018年7月の公開時点の内容だ。

この記事の要点

  • アッパーとロアを分け、ストックと配線を外して、メカボを取り出す
  • 軸受け、ピストン、ノズル、タペットプレートを交換する
  • ギアは純正を洗浄して使い、シム調整で仕上げる
  • オーナーの希望で、リコイルウェイトを抜くリコイルキャンセルも行う
  • Magnusバレルと面HOPを組み込み、最後に初速を調整する

東京マルイ 次世代電動ガン HK416D Magnusチューン

迷彩調のストックとグリップを備えた次世代HK416D
今回は大人気機種、東京マルイ次世代HK416D Magnusチューンのご紹介です。

次世代HK416Dの元になったHK416

余りにも有名なHK416のお話を少し・・・。
HK416とはアメリカ陸軍が、H&K(ヘッケラー&コッホ)社にM4カービンの改修を依頼して開発された物で、M4カービンの独自改良版です。

HK416の派生モデルと民間向けモデル

銃身の長さに応じて複数のバリエーションが存在している他、本銃の発展型として7.62x51mm NATO弾仕様としたH&K HK417が開発されている。半自動射撃機能のみとした民間向け型も開発・販売されており、使用弾薬を.22LR(22口径ロングライフル弾)としたスポーターモデルもライセンスを所得した別会社により開発されて販売されています。
またドイツのH&K本社で生産されている他、H&Kのアメリカ現地法人であるH&K Defence USA社によっても生産・販売され、同社が生産、納入、販売しているものにはHK416Dの名称が付けられています。


次世代HK416Dを分解する準備

フレームロックピンの位置を赤丸で示した写真
それでは分解を開始致します。
フレームロックピンを外しアッパーとロアを分解します。

まず、フレームロックピンの位置を確認する。そのため、分解の前に、ピンを抜く向きも覚えておきたい。


アッパーを外し、チャージングハンドルの位置を矢印で示した写真
メカボに組込まれているチャージングハンドル等を外します。

チャージングハンドルは、メカボに組み込まれている。そのため、アッパーを外したら、先に取り外す。


ストックの外し方を矢印で示した写真
ストックを外します。

次世代HK416Dのストックを外すと、バッファーチューブ周りに手が届く。そのため、後の配線作業が楽になる。


バッファーリングの位置を矢印で示した写真
バッファーリングを緩めます。

バッファーリングを緩めると、配線を逃がしやすくなる。ただし、無理な力は、かけないようにしたい。


配線とモーターの取り外し

配線押さえを留める2本のネジを赤丸で示した写真
2本のネジを外し配線押さえを外します。

ネジは2本だけだ。そのため、外したネジは、なくさないよう、まとめておきたい。また、配線押さえの向きも覚えておく。


配線のハンダ付け部分を示した写真
配線のハンダを外します。

ハンダを外す際は、配線の位置を覚えておく。そのため、組み立て時に、迷わず戻せる。


バッファーリングとプレートから配線をかわした状態
バッファーリングとプレートから配線をかわします。

配線が引っかからないよう、慎重にかわす。そのため、被覆を傷めにくい。また、ハンダ付けの部分にも、力をかけないようにしたい。


グリップエンドのネジを赤丸で示した写真
ネジを外しグリップエンドを外しモーターを取り出します。

グリップエンドを外すと、モーターが出てくる。また、モーターの位置は、組み立て時に調整することになる。


グリップとアンビ機構の外し方

グリップ内部のモーターとネジを写した写真
グリップ奥にあるネジを外してグリップを外します。

グリップ奥のネジは、見えにくい位置にある。そのため、外す前に、場所を確認しておきたい。


アンビ機構用のギアの位置を矢印で示した写真
グリップで押さえられているアンビ機構用のギアがるのでこれを外します。

アンビ機構用のギアは、グリップで押さえられている。そのため、グリップを外してから、このギアを外す。


マガジンキャッチとトリガーロックピンを赤丸で示した写真
マガジンキャッチとトリガロックピンを外します。

次世代HK416Dは、マガジンキャッチとトリガーロックピンを外すと、メカボが動かせるようになる。そのため、取り出す準備が整う。


次世代HK416Dのメカボックスの取り出し方

セレクターレバーとメカボの先端を持ち上げる位置を示した写真
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にします。
これでメカボの先端を持ち上げるとボルトストップが外せます。

セレクターは、SAFEとSEMIの中間にする。そのため、ボルトストップが外せる位置になる。


メカボ後部を持ち上げ、前側にずらして取り出す様子
続いてメカボ後部を持ちあげる様にして前側にずらしながらメカボを取り出します。

次世代HK416Dのメカボは、後部を持ち上げて、前側にずらす。そのため、無理に引き抜かず、少しずつ動かしたい。


ボルトストップ機構のネジを赤丸で示した写真
メカボを取り出したらボルトストップ機構を外します。
このネジを外すとスプリングが飛んでいくことがあるので注意です!
しかしもし無くしてしまっても大丈夫です!
ORGAで製作したORGA 次世代電動ガン用 ボルトストップ スプリングがございます。

スプリングが飛ぶことがあるため、手で押さえながら外したい。そのため、紛失を防げる。


トルクスネジの取り外しと洗浄

トルクスドライバーでメカボのネジを外す様子
ボルトストップ機構を外したらメカボのネジを外します。
このネジはトルクスですのでTX-10のトルクスドライバーを使います。

トルクスのネジなので、サイズの合う工具を使う。そのため、ネジ山を潰しにくい。また、斜めに回さないよう、注意したい。


開いたメカボックスと内部パーツ
メカボを開け内部のパーツを外します。
パーツクリーナーで内部を洗浄します。

パーツクリーナーで洗うと、古いグリスが落ちる。そのため、組み込み前の状態を、確認しやすい。また、洗浄後は、パーツをよく乾かしたい。


軸受けの交換方法

軸受けを外したメカボックスの片側
軸受けはORGA 6mm軸受け 次世代用を使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますのでこちらからご覧ください。

軸受けが水平に入ると、ギアの回転が安定する。そのため、接着前に、向きを確認したい。


Magnusシリンダーと強化ピストンの組み込み

シリンダーセットの分解パーツ
軸受けの接着剤が乾くまでの間にシリンダー周りを組上げます。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセット次世代用を使用します。
シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますのでこちらよりご覧ください。

シールテープは、4〜5巻きが目安だ。ただし、はみ出た分は、切り落とす。また、シリンダーに押し込んだ後で、隙間がないか確認する。


強化ピストン
ピストンは耐久性向上の為SHS製 強化ピストン 次世代電動ガン M4/HK416対応を使用します。
こちらのピストンは歯の接着をお勧めします。
接着方法はこちらよりご覧下さい。

次世代HK416Dのピストンの歯は、接着を推奨している。そのため、組み込む前に、接着を済ませておきたい。


タペットプレートとノズルの交換

タペットプレート
タペットプレートは摩耗をしていたので新品に交換します。
でどこが摩耗するかと言いますと・・・詳しくはこちらをご覧下さい。
東京マルイ 純正タペットプレート 次世代M4系/HK416系/HK417/SCAR系

タペットプレートは、摩耗する部分が決まっている。そのため、ブログも、あわせて確認したい。


でんでんむし次世代M4用のノズル
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。

このノズルは、先端の形状が特徴だ。そのため、BB弾の位置が、毎回そろいやすい。また、集弾性の向上にも、つながる。


次世代HK416Dのシリンダー内グリスアップ

ノズルを組み込んだシリンダー周り
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。

グリスは、薄く伸ばして使う。そのため、塗りすぎには、注意したい。また、ノズルの内側にも、薄く塗る。


シリンダー内のグリスアップに使うグリスの容器

シリンダー内のグリスアップは、指で薄く塗り延ばします。塗りすぎないよう、注意します。

その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

ノズルの先端を押さえて、ピストンを前後させる。そのため、気密漏れの有無が、手の感触で分かる。


ギアの確認とシム調整

純正ギア3枚
ギアは純正ギアを使用します。
洗浄しギアの摩耗等が無い事を確認して使用します。

ギアは、純正を再利用している。そのため、摩耗がないことの確認が、欠かせない。また、洗浄後に、状態をよく見たい。


シムを分けたケースとメカボックス
続いてシム調整を行います。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでこちらよりご覧ください。

シム調整後は、セクターを指で回して確認する。そのため、抵抗なく回れば、よい状態だ。


潤滑材の塗布とメカボックスの組み立て

パーツを組み込んだメカボックスの内部
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。

ギアの軸やピストンレールは、摩擦が出やすい。そのため、潤滑材を、忘れずに塗りたい。


金属連結部に使うガンオイルのボトル

この部分にも、ガンオイルを使います。塗る量は、少量にとどめます。

このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。

ガンオイルは、金属にもプラスチックにも使える。そのため、使い分けの手間が少ない。


タペットスプリングとメインスプリング

タペットプレートスプリングの位置を矢印で示した写真
メカボを閉じたらタペットプレートスプリングを組込みます。
外から入れられるので楽ですね。
このスプリングも次世代電動ガン用 タペットスプリング M4/HK416/SCAR対応として販売しておりますので破損時や交換品としてご利用下さい。

タペットプレートスプリングは、外から入れられる。そのため、次世代HK416Dの組み立ての最後に、手軽に交換できる。


メインスプリングを入れたメカボックスをロアに組み込んだ状態
メカボをロアレシーバーに組込みます。
メインスプリングはORGA MAGNUSスプリング 次世代電動ガン用を使用します。

次世代HK416Dのメカボは、ロアレシーバーへ組み込む。そのため、メインスプリングも、このタイミングで入れる。


次世代HK416Dのリコイルキャンセルとモーター

バッファーチューブのリコイルウェイトの位置を矢印で示した写真
次にオーナー様のご希望でバッファーチューブのリコイルウェイトを抜いてリコイルキャンセル作業を行います。
リコイルウェイトを外すとスプリングガイドが固定されなくなるので交換が必要です。
BIG-OUT BOS スプリングガイド 次世代M4/HK416/417専用を使用すると簡単です!

リコイルウェイトを抜くと、リコイルが軽くなる。ただし、スプリングガイドの交換が必要だ。


サマリウムコバルトモーター
最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
今回はすでにSBDが既存モーターに組まれていたので移植を使用しました。

SBDは、既存のモーターに組まれていた。そのため、今回は移植して使っている。


モーターを組み込んだロア周り
テストドライブを行いロア周りは完了です。

テストドライブで、動作を確認する。そのため、次世代HK416Dのロア周りの作業は、ここで一区切りとなる。


チャンバーの取り出しと分解

チャンバーの抜け防止プレートを矢印で示した写真
次にチャンバーを取り出します。
チャンバーの抜け防止のプレートを引き抜きます。

チャンバーは、抜け防止のプレートを外すと抜ける。そのため、先にプレートの位置を確認したい。


分解したチャンバーとインナーバレル
チャンバーが抜けたら分解します。

チャンバーを抜いたら、分解してパーツを取り出す。そのため、インナーバレルとHOPが、交換できる状態になる。


Magnusバレルの組み込み

Magnusバレル
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。

ワイドボアのバレルは、BB弾が内壁に当たりにくい。そのため、弾道が乱れにくい。


フラットHOPの取り付け

ORGA DIMENSIONフラットHOP
HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに瞬間接着剤で接着します。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

HOPは、カットなしで使えるチャンバーが多い。ただし、念のため、バレルなしで動きを確認する。


HOPの確認と初速の調整

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。

HOPが水平に降りるか、覗いて確かめる。そのため、組み込み後の確認は、省かないようにしたい。

これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速の調整は、インナーバレル長で行う。ただし、同じ条件で比べることが前提だ。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

次世代HK416DのMagnusチューンで使うパーツ一覧

パーツ 役割
ORGA 6mm軸受け ギアの回転を支える
Magnusシリンダーセット ボアアップで飛距離を伸ばす
SHS強化ピストン 耐久性を高める
でんでんむしノズル 集弾性を高める
純正タペットプレート 摩耗による給弾不良を防ぐ
ORGA MAGNUSスプリング メインスプリングとして使う
Magnusバレル 弾道を安定させる
フラットHOP 回転数を安定させる

この表のとおり、どのパーツにも、はっきりした役割がある。そのため、目的に合わせて、選びたい。

次世代HK416DのMagnusチューンに関するよくある質問(Q&A)

Q. 次世代HK416DのMagnusチューンとは何ですか?

Magnusのパーツで、飛距離と集弾性を高めるチューンだ。また、軸受けやピストンも交換する。

Q. HK416Dとは何ですか?

H&Kのアメリカ法人が、生産、納入、販売しているモデルだ。そのため、Dの名称が付く。

Q. メカボはどう取り出しますか?

ストックと配線を外し、メカボを後ろから持ち上げる。そのため、前側へずらして取り出す。

Q. トルクスのサイズは何ですか?

TX-10のトルクスドライバーを使う。また、ボルトストップ機構を外してから回す。

Q. ギアは交換しますか?

今回は純正を使う。ただし、洗浄して、摩耗がないことを確認する。

Q. リコイルキャンセルはどうしますか?

バッファーチューブのリコイルウェイトを抜く。そのため、スプリングガイドの交換が必要になる。

Q. 面HOPとは何ですか?

線でHOPを掛ける方式だ。そのため、BB弾の回転数が安定する。

Q. 初速はどう調整しますか?

インナーバレルの長さで調整する。また、短いと低く、長いと高くなる。

あわせて読みたい関連記事

ORGA楽天市場店はこちら

ORGA Amazon店はこちら