GHK M4ガスブロ カスタム の始め方|必須パーツと注意点を解説
GHK M4ガスブロ は、そのリアルな構造と高い剛性からカスタムベースとして、サバイバルゲームユーザーはもとよりコレクターからも絶大な人気を誇ります。古くから プロショップとしてM4ガスブロの販売とカスタムを行ってきた我々 オルガエアソフトとしての視点を基に、GHK M4カスタムの始め方が分かり、定番の外装カスタム、内部カスタムにおいて必須パーツ、さらには現在主流のCO2化に至るまで、具体的な手順と注意点を掲載していきます。
GHK M4ガスブロ カスタムの要点まとめ
- GHK M4ガスブロの人気の理由は、外観のリアルさ、高い剛性、作動性、拡張性
- カスタムの方向性は、外装、内部、バランス型の3つ
- ガスブロ用の工具に加え、バレルナット用のレンチとアッパー固定ブロックが重要
- 銃刀法の上限は、6mmBB弾で0.989J未満。余裕のある初速設定が必須
- 初速の調整には、ORGAのNPASノズルセットが有効
- 外装は、ハンドガード、ストック、グリップ、光学機器、レシーバー塗装が定番
- サードパーティ製パーツを組み合わせると、何らかの調整が必要になるケースが多い
この記事は前編です。GHK M4ガスブロを手に入れた後の進め方を、順に解説します。まず、方向性を決めます。次に、工具を揃えます。最後に、法令と初速を確認します。内部パーツの詳細は、後編で扱います。
| カスタムの方向性 | 目的 | 主なパーツ |
|---|---|---|
| 外装カスタム | 見た目を追求する | ハンドガード、ストック、グリップ、レシーバー塗装 |
| 内部カスタム | 性能を追求する | インナーバレル、ホップパッキン、ローディングノズル、ボルトキャリア |
| バランス型 | 見た目と性能を両立する | 外装と内部の両方 |
GHK M4ガスブロのカスタムは、目的を決めてから始めるのが近道です。外装なら見た目、内部なら作動と精度が中心です。また、両方を組み合わせるバランス型も人気です。まず、この表で全体像をつかみます。
1. GHK M4ガスブロ はなぜ人気なのか?その魅力に迫る
数あるM4系のガスブローバックガンの中でも、GHK M4ガスブロ は、幅広い層から絶大な支持を集めています。その人気の理由は、単に「高級品だから」ですとか「作動性が良い」といった言葉だけではありません。その本質は圧倒的なリアリティ、カスタムベースとしての無限の可能性、そして銃本体の剛性など、多くのユーザーを魅了し続けているのです。
また、GHKが販売されて以降、オルガエアソフトでは優に2000本を超える販売とカスタム実績があります。この事により国内でもトップクラスの知識と対処技術を有する私共がサポートすることができることで「安心」を得て頂けることもGHKを勧めたい理由の1つです。
この章では、なぜGHK M4がこれほどまでに人気を博し、多くの人々がカスタムのベースとして選ぶのか、その核心的な魅力に迫ります。
GHKというメーカーと人気の要素
GHKは台湾のエアガンメーカーです。M4をはじめとするARシリーズを展開しています。また、ガス仕様だけでなく、CO2に対応するモデルもあります。そのため、使い方に合わせて選べます。
| 魅力 | 内容 | 関連する章 |
|---|---|---|
| 外観 | コルト社のライセンスと実銃に近い刻印・仕上げ | 1.1 |
| 剛性 | スチールと高品質アルミ材を使った堅牢な作り | 1.2 |
| 作動性 | 力強いリコイルと、箱出しでの安定した作動 | 1.3 |
| 拡張性 | 実銃用パーツとの互換性が高い | 1.1/3章 |
人気の理由は、大きく4つあります。外観と剛性は、手に取ってすぐ分かる魅力です。一方、作動性と拡張性は、使い込むほど実感できます。この後、順に詳しく見ていきます。
1.1 GHK M4ガスブロ の外観の良さ
GHK M4の最大の魅力の一つは、その息をのむほどリアルな外観にあります。多くのモデルでは、銃器の製造で知られるコルト社の公式ライセンスを取得しており、レシーバーには実銃同様のリアルな刻印が施されています。表面の仕上げも、単なる塗装ではなく、実銃に近い色味のアルマイトを施したり、今では定番となっている セラコート(CERAKOTE)を施工することでマットな質感を再現したりと「手に取った瞬間にずっしりとした金属と重厚感・冷たさ」が伝わってきます。
さらに、GHK M4自体は、実銃同様のネジ規格(インチピッチ)で施工されている為、トレポン/ガスブロ用をはじめ、実銃用のハンドガードやストックパイプとの互換性が高い点も、リアルさを追求するユーザーにとっては見逃せないポイントです。
このように細部にまで徹底的にこだわった外観の良さと拡張性が、観賞用としても、サバイバルゲームの愛銃としても所有する喜びを最大限に満たしてくれます。
GHK M4ガスブロのアルマイトとセラコートの違い
アルマイトは、アルミの表面に酸化皮膜を作る処理です。皮膜は硬く、実銃にも広く使われています。また、素材そのものを処理するため、塗装のように剥がれにくい特長があります。
セラコートは、セラミックを含む薄い塗膜です。高い硬度と耐摩耗性、耐食性を持ちます。そのため、実銃の仕上げにも使われます。ただし、可動部には塗らないのが基本です。
1.2 高い剛性はイノカツ譲り
GHK M4が誇る堅牢な剛性は、かつてガスブローバックライフルの最高峰として名を馳せた「INOKATSU(イノカツ)」の設計思想を受け継いでいる点に由来します。多くを語る訳にはいきませんが、GHK AIRSOFT はイノカツと深い関係がありました。当時のInokatsuの社長が根っからのギャンブル好きで当時の弊社と弊社の仲間の会社が、その道楽に巻き込まれてしまい製品が大幅に遅延したということもありました(汗
GHKは、Inokatsuの製造技術やノウハウが活かされており、各部のディティールは息を飲むほど素晴らしく、上下レシーバー感のガタつきも極少です。もちろん アッパーとアウターバレルの接合強度に関しても申し分ない剛性を誇ります。レシーバーや主要パーツにはスチールと高品質なアルミ材がふんだんに使用されており、ハードな使用環境にも耐えうる圧倒的な耐久性も実現しています。
この高い剛性は、射撃時に発生する強烈なリコイルをしっかりと受け止め、安定した作動と高い命中精度にも貢献しています。まさに「剛性は正義」を体現した作りと言えるでしょう。
GHK M4ガスブロの剛性がガスブロで重要な理由
GHK M4ガスブロは、発射のたびにボルトが前後します。その衝撃は、上下レシーバーに繰り返しかかります。そのため、剛性の高い作りは、長く使うほど差が出ます。さらに、ガタが少ないと、狙いも安定しやすくなります。
1.3 現存する中では最高峰と言われる GHK M4ガスブロ
GHK M4は、外観のリアルさや剛性だけでなく、ガスブローバックガンとしての総合的な性能の高さから「現存する中では最高峰」と評価されています。リアルな内部構造は、分解やメンテナンスの楽しみを提供するだけでなく、安定した作動性能の基盤となっています。特に、力強いリコイルショックと、金属パーツが擦れ合うリアルな作動音は、他のメーカーの製品では味わえない魅力です。また、箱出し状態の作動性も良くサバイバルゲームでの実用性も兼ね備えています。
リアルな外観、高い剛性、優れた実射性能、そして豊富なカスタムパーツによる拡張性。これらすべてが高い次元でバランスしているからこそ、GHK M4は多くのユーザーにとって「最高のM4ガスブロ」として選ばれ続けているのです。
GHK M4ガスブロは、ガスの圧力でボルトを動かします。そのため、実銃に近い反動と作動音が味わえます。一方、気温の影響を受けやすい点には注意が必要です。特に、冬場は作動が鈍くなりがちです。
販売数も作業実績も国内ナンバー1
上記の通りオルガエアソフトでは相当数の作業実績を誇ります。今でこそ「箱出しの本体品質が良くなった」こともあり、いきなりのトラブルこそ減りましたが、それでもサードパーティのパーツと組み合わせた場合など、殆どのケースが「何等かの支障が」でます。
例えば
- ロアフレームが同一で複数のアッパーASSYを使い分ける場合
- アウターバレルを他社の民間アウターに交換した場合
- HOPチャンバーやバレルエクステンションを他社の製品に交換した場合
- 実物のチャージングハンドルやハンドガードを使う場合
- ボルトキャリアを他社のカスタム品に交換した場合
| 組み合わせ例 | 調整が必要になる項目 |
|---|---|
| ロアフレームを共用して複数のアッパーを使う | ガスマガジンの高さ、ローディングノズルの停止位置 |
| 他社の民間アウターバレルに交換 | 弾砕きや二重給弾の防止 |
| HOPチャンバーやバレルエクステンションを交換 | BB弾へ適正なガス圧をかける弾保持位置 |
| 実物のチャージングハンドルやハンドガードを使う | 干渉や取り付け位置の確認 |
| ボルトキャリアを他社のカスタム品に交換 | 作動全体のバランス |
表のように、GHK M4ガスブロでは組み合わせごとに確認する項目が変わります。例えば、ロアを共用するなら、マガジンとノズルの位置が基準です。また、バレルを替えるなら、給弾まわりの確認が欠かせません。
GHK M4ガスブロの検討内容が多岐に渡る理由
これだけでも、ガスマガジンの高さ調整や、ローディングノズルの停止位置、弾砕き、2重給弾の防止、BB弾へ適正なガス圧をかける為の弾保持位置の割り出しなど、検討内容が多岐に渡ります。
上記だけでも、結構な数のチェックポイントと施工が発生しますが、作業をする上でもう1つ重要な要素として「工具や治具、旋盤やフライスなどの工作機械」があります。個人ユースで工具や治具を沢山保有している方もいらっしゃいますが、それはあくまでご自身の銃や一部のお友達の銃を作業する為であって、我々のようなショップとは数と環境が異なります。
GHK M4ガスブロの調整の目的は、ガスの無駄を防ぎ、作動を安定させることです。BB弾に適正なガス圧がかからないと、初速がばらつきます。つまり、1か所の交換でも、全体の確認が必要です。
GHK M4ガスブロのショップと個人の環境の違い
我々は、販売したお客様に末永く GHK M4ガスブロ をご利用頂く為に、誰よりも早く検証を行い、対応できる環境を作ることが、数多くのGHKユーザーさんと現在でもお付き合いさせて頂いている理由です。
GHK M4のことでお困りの際は、ご遠慮なく オルガエアソフトまでご連絡頂ければと思います。
GHK M4ガスブロの調整は、基本を押さえれば個人でも多く行えます。ただし、治具や工作機械が必要な作業もあります。そのため、無理をせず、ショップに任せる選択もあります。
オルガエアソフトで販売している GHK M4ガスブロ
ORGA AIRSOFTで販売している GHK M4ガスブロは、箱出し、コンプリートの2種類が御座います。箱出しに至っては文字通り「何も手を加えてない」商品です。コンプリートは、今までORGAが作り上げてきたコンプリートのノウハウと新しいV3 JP Ver.の組み合わせにて提供させて頂いております。
その他、お手持ちのGHK M4をORGAコンプリートと同様のカスタムにするメニューも御座います。
箱出しは、メーカー出荷のままの状態です。コンプリートは、ORGAの調整が入った仕様です。そのため、購入後すぐ使いたい方は後者が向きます。
| 種類 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 箱出し | 何も手を加えていない商品 | 自分でカスタムしたい方 |
| ORGAコンプリート | ORGAのノウハウとV3 JP Ver.の組み合わせ | 完成状態で楽しみたい方 |
| カスタムメニュー | 手持ちのGHK M4を同様の仕様にする | すでにGHK M4を持つ方 |
箱出しは、ベースを手に入れたい方に向きます。一方、コンプリートは、すぐ使える仕上がりを求める方向けです。また、カスタムメニューなら、手持ちの銃を活かせます。なお、予算に合わせて選べます。
2.カスタムを始める前に知っておきたい3つのこと
GHK M4ガスブロのカスタムは、その高い拡張性から多くのユーザーを魅了してやみません。しかし、何の計画もなしに始めてしまうと、思わぬトラブルに見舞われたり、理想の形にならずに無駄な出費をしてしまったりすることもあります。そうならないためにも、カスタムに着手する前に必ず押さえておきたい3つの重要なポイントを解説します。
GHK M4ガスブロの計画を立てる順番は、方向性、工具、法令の順です。この3点を押さえると、無駄な買い物が減ります。また、途中で方針を変えても、手戻りが少なくなります。そのため、最初に全体像をつかみます。
2.1 やりたいことに基づいてカスタムの方向性を決める
まず最初に決めるべきは、あなたのGHK M4を「どのようにカスタムしたいか」という方向性です。目的が明確であれば、パーツ選びで迷うことが少なくなり、効率的かつ満足度の高いカスタムが実現できます。カスタムの方向性は、大きく分けて以下の3つに分類できます。
迷ったときは、使う場面から考えます。例えば、フィールドで使うなら、操作性と信頼性が優先です。一方、観賞用なら、外観の再現度が最優先になります。そのため、目的を一言で決めておきます。
GHK M4ガスブロの外装カスタムの考え方
2.1.1 外装カスタム:見た目を追求する
特定の部隊が使用する銃を再現する「リエナクトメント」や、サバイバルゲームでの使いやすさよりもデザイン性を重視した「ドレスアップ」など、性能よりも見た目にこだわるカスタムです。ハンドガード(レイル)、レイルに装着するパネルやフォアグリップ、ストック、ピストルグリップなどを交換するだけでも銃の印象は大きく変わります。自分の理想とするM4の画像を参考に、パーツを選んでいくのもカスタムの醍醐味の1つです。
リエナクトメントでは、資料写真を先に集めます。次に、ブランドや型番まで合わせます。また、色味を統一すると、再現度が上がります。さらに、ハンドガードの長さも印象を左右します。
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GHK M4ガスブロの外装と内部の違い
外装は、見た目の変化が中心です。作動への影響は、比較的小さめです。一方、内部は初速や命中精度に関わります。そのため、内部カスタムでは、毎回の初速確認が必要です。
2.1.2 内部カスタム:性能を追求する
「命中精度を高めたい」「リコイルショックを強くしたい」「作動を安定させたい」といった、実射性能の向上を目的とするカスタムです。インナーバレルやホップパッキン、ローディングノズル、ボルトキャリアといった内部パーツの交換が主になります。特にガスブローバックライフルは気温の影響を受けやすいため、安定した作動を目指すカスタムは非常に重要です。
GHK M4ガスブロは、気温で作動が大きく変わります。冬は圧力が下がり、夏は初速が上がりやすくなります。そのため、季節ごとに作動を確認する習慣が大切です。特に、夏場の初速には注意します。
内部カスタムは、1つずつ変更して結果を確認します。まとめて交換すると、原因が分からなくなります。そのため、変更のたびに初速を測ります。
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GHK M4ガスブロの外装と内部を両立する
2.1.3 バランス型カスタム:見た目と性能を両立する
外装と内部の両方に手を入れる、最も一般的なカスタムスタイルです。例えば、「特殊部隊仕様の外観にしつつ、内部もカスタムしてサバイバルゲームで高いパフォーマンスを発揮できるようにする」といった形です。どこに重点を置くかによって、パーツ選びの優先順位が変わってきます。
GHK M4ガスブロのバランス型は、予算を分けて進められる点が強みです。まず、外装で好みの見た目に整えます。次に、必要に応じて内部を強化します。そのため、段階的に仕上げられます。
予算は、外装と内部で分けて考えます。例えば、半分ずつ配分する方法があります。ただし、初速管理の道具は優先して揃えます。
2.2 最低限必要な工具を揃える
GHK M4のカスタムには、適切な工具が不可欠です。工具がなければ作業ができないだけでなく、無理な力をかけてパーツや本体を破損させてしまう原因にもなります。本格的なカスタムを始める前に、最低限以下の工具は揃えておきましょう。
GHK M4ガスブロ用の工具は、精度の良いものを選びます。特に、六角レンチは、ネジ頭を傷めやすい工具です。そのため、サイズが合うものを使い分けます。また、安価なセットから始めても構いません。
2.2.1 基本的な工具
- 六角レンチセット(ミリ/インチ):多くのパーツの固定に使われています。特に海外製パーツではインチサイズのネジが使われていることがあるため、両方あると安心です。
- プラス/マイナスドライバーセット:グリップの固定など、基本的な分解・組み立てに必須です。サイズの合ったものを使用しないと、ネジ頭を潰してしまう(なめる)原因になります。
- ポンチセットとハンマー:トリガー周りのピンなどを抜く際に使用します。ハンマーは、相手を傷つけにくいプラスチックハンマーがおすすめです。
ドライバーは、ネジの種類に合ったものを選びます。また、先端が摩耗したら、早めに交換します。そのため、予備を持つと安心です。
GHK M4ガスブロの初速とメンテナンスの道具
- 弾速計(クロノグラフ):カスタム後の初速を測定するために必須のアイテムです。後述する法律を遵守するためにも、必ず用意してください。
- シリコンオイル/グリス:作動部分の潤滑や、Oリングの保護に使用します。定期的なメンテナンスにも欠かせません。
- 万力(バイス):本体をしっかり固定できるため、特にバレルナットの締め付けなど、大きな力が必要な作業を安全かつ正確に行えます。
弾速計は、GHK M4ガスブロの初速管理に欠かせません。屋外と室内では、気温差で数値が変わります。例えば、夏の屋外では、室内より高く出る場合があります。そのため、使う環境で測ります。
バレルナットの作業に必要な道具
- AR-15用レンチ(バレルナットレンチ):ハンドガードの交換やアウターバレルの固定に必要となる専用工具です。これがないとハンドガード周りのカスタムは困難です。特にGHKのアッパーとアウターバレルを固定しているバレルナット(デルタリング)は工場出荷時の締め込みが硬い個体が多く、以下のようなアッパー固定ブロックを併用しないとバレルナットを回すことが困難な場合が多いですので、ガスブロを運用していく上で持っておいた方が良いでしょう。
★ AR15 アッパーバイスブロック レシーバー治具 本店掲載分 / ORGA楽天市場店はこちら
あると便利な基本工具の一覧
| 工具 | 用途 | ポイント |
|---|---|---|
| 六角レンチセット(ミリ/インチ) | 多くのパーツの固定 | 両方あると安心 |
| プラス/マイナスドライバー | グリップの固定など | サイズ違いはネジをなめる原因 |
| ポンチセットとハンマー | ピンの抜き差し | プラスチックハンマーがおすすめ |
| 弾速計(クロノグラフ) | カスタム後の初速測定 | 法令遵守のために必須 |
| シリコンオイル/グリス | 潤滑とOリング保護 | 定期メンテナンスにも使う |
| 万力(バイス) | 本体の固定 | バレルナットの作業が安全に行える |
| AR-15用レンチ | ハンドガードとアウターバレルの固定 | アッパー固定ブロックと併用 |
バレルナットの作業は、本体を固定してから行います。そのため、アッパー固定ブロックと万力の組み合わせが定番です。なお、無理に回すと、レシーバーを傷めます。慎重に進めましょう。
2.3 銃刀法と初速のルールを必ず守る
エアガンのカスタムで最も重要なことは、法律を遵守することです。日本の銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、エアガンの威力に上限が定められています。 この規制を超えたエアガンは「準空気銃」と見なされ、所持しているだけで厳しい罰則の対象となります。
規制の基準は、弾の断面積あたりのエネルギーです。6mmBB弾の断面積は、約0.28cm²です。これに3.5J/cm²を掛けると、約0.99Jになります。そのため、0.989J未満が上限です。
法律を守ることは、フィールドの安全にもつながります。また、初速が高い銃は、フィールドで使えない場合があります。そのため、規定内の設定が安心です。
初速調整の考え方
6mmBB弾を使用するエアガンの場合、その運動エネルギー(ジュール)は0.989J未満でなければなりません。 これは、気温20~35℃の環境下で測定した際の数値です。 ガスブローバックガンは、気温が上がるとガスの圧力が上昇し、初速も高くなる傾向があります。 そのため、カスタムを行う際は法定初速のギリギリを狙うのではなく、十分に余裕を持たせたセッティングを心がけることが極めて重要です。GHK M4の初速調整を行う上で、現在最も有効な手段としては、オルガエアソフトで扱っている RA-TECH GHK M4 V3 ガスブロ対応 マグネティックNPASノズルセットを用い、発射時の初速を可変させることです。
NPASの特徴は、ノズル内部にあるフローバルブと呼ばれるパーツの位置を任意に可変させることで、マガジンから上がるガスを初速側とリコイル側へ振り分ける流量を可変できるシステムです。リコイル側に振り分けを増やすことで安全な初速内で強烈なブローバックを楽しむことができます。
初速は、複数回測って、ばらつきも確認します。また、BB弾の重さでエネルギーは変わります。そのため、普段使うBB弾で測ります。さらに、気温が高い日にも測っておくと安心です。
NPASノズルで初速とリコイルを両立する
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 6mmBB弾の上限 | 0.989J未満 | 準空気銃に当たる3.5J/cm²に基づく数値 |
| 初速の設定 | ギリギリを狙わない | 気温が上がると初速も上がるため |
| 調整手段 | NPASノズルセット | ガスを初速側とリコイル側に振り分ける |
| 確認方法 | 弾速計で測定 | カスタムのたびに確認 |
NPASを使うと、GHK M4ガスブロでも、初速を抑えながらリコイルを強めに保てます。ただし、設定後の測定は必ず行います。また、季節が変わったら、再度確認します。なお、ノズルは消耗品としても考えます。
3. まずはここから GHK M4ガスブロ 外装カスタム入門
GHK M4ガスブローバックライフル(ガスブロ)の醍醐味の一つが、豊富なカスタムパーツによるドレスアップです。外装カスタムは、内部カスタムに比べて専門的な知識が少なくても始めやすく、愛銃の見た目を劇的に変化させることができます。ここでは、初心者でも挑戦しやすい代表的な外装カスタムパーツについて、その選び方や効果を詳しく解説していきます。
外装カスタムは、元に戻しやすい分野です。また、ボルトオンで交換できるパーツが多くあります。そのため、GHK M4ガスブロの入門に最適です。さらに、内部への影響も小さめです。
初心者は、ストックやグリップから試すのがおすすめです。次に、ドットサイトを追加します。最後に、ハンドガードを交換します。
3.1 ハンドガードの交換で見た目を一新する
M4の外観において、最も目を惹く部分としてハンドガード(レイル)があります。ハンドガードを交換することで銃全体の印象をガラリと変えることができると同時にハンドガードには様々な長さやデザイン、素材があり、自分が理想とするスタイルに合わせて選ぶことができます。また、ハンドガードにグリップや光学機器等を取り付ける上で主流となっているレールパネルにおいても「拡張性」と「自由度」を両立した「M-LOK」や「KeyMod」といった規格が主流となっています。
BCM(Bravo Company Manufacturing)やDaniel Defense、Geissele(ガイズリー)といった実銃パーツメーカーのレプリカ品も数多く流通しており、組み合わせ次第では「自分なりのスタイリッシュなM4カスタム」をすることが可能です。
また、DANIELE DEFENSEに至っては GHKとEMGのコラボにて正式ライセンスのGHKシステムを採用したコンプリートガンも販売しています。
実銃メーカーのレプリカは、ブランドの雰囲気を手軽に再現できます。ただし、刻印やロゴの扱いは、製品ごとに異なります。そのため、購入前に商品ページで確認します。
ハンドガード規格のポイント
M-LOKは、Tナットで固定します。一方、KeyModは、スロットにラグを掛けてネジ止めします。そのため、購入前に、対応する規格を確認します。
| 規格 | 発表 | 特徴 |
|---|---|---|
| M-LOK | 2014年(Magpul) | Tナットで固定。現在の主流 |
| KeyMod | 2012年(VLTORなど) | スロットにラグを掛けてネジ止め |
現在は、M-LOK対応のパーツが多く流通しています。ただし、KeyMod対応のハンドガードも販売されています。そのため、手持ちのパーツと規格を揃えることが大切です。
3.2 デザイン性か?運用性か?ストックとグリップの選び方
ストックとグリップは、見た目のデザインはもちろん、射撃時の安定性や操作性に直接影響するアクセサリーとなります。ストックは、長さを調節できる伸縮タイプが主流で、Magpul社のMOEストックやCTRストック、B5 Systems社のSOPMODストックなどが定番として知られています。 体格や構え方に合わせて最適な長さに調整することで、より安定した射撃が可能になります。グリップも同様に、握りやすさが射撃精度に影響します。 Magpul社のMOEグリップやK2グリップ、BCM社のGUNFIGHTERグリップなど、角度や太さが異なる様々な製品があり、自分の手の大きさや好みに合わせて選ぶことが重要です。 デザイン性を重視して選ぶのも良いですが、実際に握ってみてしっくりくるものを選ぶことをお勧めします。
| パーツ | 代表例 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| ハンドガード | BCM、Daniel Defense、Geissele | 長さ、素材、規格(M-LOKやKeyMod) |
| ストック | Magpul MOE、CTR、B5 Systems SOPMOD | 体格に合う長さ調整 |
| グリップ | Magpul MOE、K2、BCM GUNFIGHTER | 握りやすさ、角度、太さ |
| 光学機器 | Aimpoint T-1/T-2タイプ、Trijicon MROタイプ | 近距離の素早い照準 |
| レシーバー | セラコート塗装 | 色味と刻印 |
ストックとグリップの取り付けの考え方
GHK M4ガスブロのストックは、バッファーチューブに取り付けます。実銃規格に近いため、選べる製品が多くあります。一方、グリップは、トリガーまでの距離に影響します。そのため、構えた姿勢で選びます。
3.3 光学機器やサイトで見た目と利用性能を高める
ドットサイトやスコープといった光学機器の搭載は、見た目のスタイリッシュさを向上させるだけでなく、素早く正確な照準を可能にする実用的なカスタムです。 近距離での素早いサイティングが求められるサバイバルゲームでは、Aimpoint T-1/T-2タイプやTrijicon MROタイプのドットサイトが人気です。また、低倍率のショートスコープ(LPVO)は、近距離から中距離までをカバーできるため、オールラウンドな運用に適しています。これらの光学機器を搭載するためのマウントパーツも豊富にあり、高さを変えることで、構えやすさや他のデバイスとの干渉を調整することができます。 アイアンサイトも、バックアップ用として、あるいはクラシックなスタイルを追求するために、こだわりのあるパーツを選ぶ楽しみがあります。
ドットサイトは、倍率がなく、両目を開けて狙えます。一方、LPVOは、1倍から数倍まで倍率を切り替えられます。そのため、フィールドの距離に合わせて選びます。
★ ドットサイト 本店掲載分 / ORGA楽天市場店はこちら
★ スコープ 本店掲載分 / ORGA楽天市場店はこちら
★ 光学デバイス 本店掲載分 / ORGA楽天市場店はこちら
光学機器の使い方を知る
また、オルガエアソフトでは ドットサイトを運用する為の基本 という記事を公開していますので、参考にしてみてください。
ドットサイトは、取り付け後にゼロイン調整が必要です。調整方法は、解説記事で詳しく紹介しています。また、マウントの高さでも見え方が変わります。そのため、取り付け後に確認します。
3.4 リアルを追求するならレシーバーのアップグレード
GHK M4の魅力であるリアルな構造をさらに引き立てるのが、レシーバーカスタムとなります。GHKの基本ラインは COLT(EMGコラボのものは DANIELE DEFENSE)となりますので、それ以外の刻印や塗装、カラーリングをする場合には別途 施工が必要となります。もう既にご存じの通り、レシーバー塗装にはセラコート(CERAKOTE)が用いられることが一般的となっていて、その中でも マットブラックというカラーやマグプルダークアースは代表的なカラーチャートとして実際の実銃にも採用されています。箱出し時の刻印を埋めて、再度刻印をする流れとなりますが、刻印自体も実銃の刻印をトレースしたデータに基づいて施工しますので、非常にリアルな仕上がりにカスタムすることが可能となります。
GHK M4ガスブロの塗装前には、パーツの分解と脱脂が欠かせません。また、嵌合部は、塗膜の厚みも考慮します。そのため、施工は経験のあるショップに任せると安心です。さらに、色は事前に相談できます。
セラコートとレシーバー刻印の流れ
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 1. 刻印を埋める | 箱出し時の刻印を埋める |
| 2. セラコート塗装 | マットブラックやマグプルダークアースなど |
| 3. 再刻印 | 実銃の刻印をトレースしたデータで施工 |
刻印を埋めてから再刻印するため、施工内容によっては日数がかかります。そのため、納期は事前に確認します。また、塗装後も、可動部の摩耗には注意します。
セラコートの色は、実銃で使われるカラーチャートが参考になります。例えば、マットブラックやダークアースが定番です。なお、希望の色がある場合は、事前に相談します。
前編では、考え方と準備を中心に解説しました。後編では、内部パーツを詳しく扱います。そのため、続けて読むと理解が深まります。
本稿(前編)では、GHK M4ガスブロをカスタムについての話を掲載致しました。
次項(後編)では、より外装と内部パーツのカスタムについて触れていきたいと思います。
GHK M4ガスブロ カスタムに関するよくある質問(Q&A)
Q. GHK M4ガスブロはなぜ人気なのですか?
外観のリアルさ、高い剛性、作動性、拡張性が揃っているためです。また、コルト社のライセンスモデルが多く、刻印も本格的です。さらに、実銃用パーツとの互換性が高い点も魅力です。つまり、GHK M4ガスブロは、見て楽しく撃って楽しい銃です。
Q. カスタムはどこから始めればよいですか?
まず、目的に合わせて方向性を決めます。方向性は、外装、内部、バランス型の3つです。特に、初心者は外装から始めると取り組みやすいです。また、目的が決まると、パーツ選びが楽になります。
Q. 最低限必要な工具は何ですか?
六角レンチ、ドライバー、ポンチとハンマー、弾速計、シリコンオイルなどです。また、バレルナット用のレンチと万力もあると便利です。なお、工具は少しずつ揃えても構いません。ただし、弾速計は早めに用意します。
Q. バレルナットが硬いときはどうしますか?
アッパー固定ブロックを併用します。GHKのバレルナットは、工場出荷時の締め込みが硬い個体が多いとされています。そのため、万力と合わせて使うと安全です。また、無理に回すのは避けます。
Q. エアガンの威力に上限はありますか?
あります。6mmBB弾では、運動エネルギーが0.989J未満である必要があります。また、超えると準空気銃として扱われます。つまり、所持しているだけでも、罰則の対象です。
Q. 初速を安全な範囲に収めるコツは?
法定初速のギリギリを狙わないことです。また、弾速計で必ず測定してください。つまり、余裕を持たせた設定が大切です。特に、気温が高い日は、初速が上がりやすくなります。
Q. NPASノズルセットとは何ですか?
ガスを初速側とリコイル側へ振り分けるシステムです。そのため、安全な初速内で、強いリコイルを楽しめます。また、ORGAでも取り扱いがあります。なお、対象はGHK M4 V3のガスブロです。
Q. 外装カスタムの定番パーツは?
ハンドガード、ストック、グリップ、光学機器、レシーバー塗装です。特に、ハンドガードは印象を大きく変えます。また、ストックやグリップも定番です。さらに、レシーバー塗装で質感も変えられます。
Q. サードパーツを組み合わせるときの注意点は?
何らかの調整が必要になるケースが多いです。例えば、マガジンの高さやノズルの停止位置の確認が必要です。また、弾砕きや二重給弾の防止も確認します。そのため、不安な場合は、ショップへ相談します。















