サイレンサー / サプレッサー 呼称が2つあるのは何故?名前の由来や存在意義、エアガンパーツとしても有効な理由について
サプレッサー(サイレンサー)は、銃口に付けて銃声や発射炎を抑えるアクセサリーです。呼び名が二つある理由と、仕組みを順に解説します。さらに、エアガンで使うメリットと選び方も紹介します。
要点まとめ:サプレッサーとサイレンサー
- 呼び名:どちらも間違いではなく、ほぼ同じものを指します
- 消音効果:映画のような無音にはならず、抑制にとどまります
- 実銃:高圧ガスを内部で拡散・冷却し、銃声を数十dB下げます
- エアガン:内部のスポンジで高音を抑え、発射音を目立たなくします
- 取り付け:日本製は14mm逆ネジ、海外製は14mm正ネジが基本です
サプレッサーとは何か
銃のマズルに取り付けて銃声や発射炎を抑制するガン・アクセサリー「 サイレンサー / サプレッサー 」。サバゲープレイヤー・シューティングプレイヤーのみならず、ミリタリーやガンアクション系の映画やドラマ、アニメなどが好きなら、その存在を知らない人はほとんどいないだろう。
サスペンスやクライムムービーでは、殺し屋やスパイがおもむろに銃に取り付け「プシュッ」と静かに暗殺するようなイメージが強い。しかし実際のところ、 サイレンサー / サプレッサー には周囲に気付かれないほどの消音効果はない。ある程度の発射音・反響の抑制がせいぜいである。 サイレンサー / サプレッサー を使用すると銃声がほとんど聞こえなくなるという誤解が広まったのは、映画などの創作物の演出が生んだ結果と言えるだろう。
実際のサプレッサーは、静かに暗殺するための道具ではありません。そのため、映画の演出と現実を分けて考える必要があります。
日々進化するサプレッサー
ただし、大きな消音効果がないとはいえ何かしらのメリットがあるからこそ使われているアクセサリーであり、日々研究が進み新しいモデルが次々に誕生しているジャンルでもある。そこで、実際の サイレンサー / サプレッサー の成り立ちから現代での存在意義について触れつつ、エアガンアクセサリーとしての有用性についても解説していこう。
サプレッサーは、軍用から民間用まで進化が続いています。また、エアガン向けの製品も増えてきました。そのため、選び方の知識が役立ちます。
目次
サイレンサー ? サプレッサー ? 正しい名称はどっち?
サイレンサー / サプレッサー の仕組みと効果
・実銃の場合
・エアソフトの場合
サイレンサー / サプレッサー の進化は現在進行形
サイレンサー ? サプレッサー ? 正しい名称はどっち?
この記事を読んでいて既にお気づきかと思うが、1つのガン・アクセサリーについて話しているのに何故 サイレンサー と サプレッサー の2つの呼称を並記しているのか。それはどちらの表記も間違いではないし、またどちらかに絞ることも難しいのが現実だからである。なぜ呼称が複数あるのか、もしくは呼称の違いによって性能の差はあるのだろうか?
英語では、サイレンサーはSilencer、サプレッサーはSuppressorと綴ります。そのため、意味にも違いが出ます。一方、日本語では、消音器という訳語も使われます。
商業的にはじめて成功した銃器用の消音器が誕生したのは20世紀初頭のアメリカ合衆国で、消音器の特許と「マキシム・サイレンサー(Maxim Silencer)」という商標が登録された。この特許と商標がきっかけとなったのかは不明だが、アメリカにおける銃器用消音器の法律には「サイレンサー(Silencer)」という表記が使われているため、法的には サイレンサー と呼ぶことが正しいとされている。(ただし、現在では サイレンサー のほかにマフラーという表記も使われている。)

出典:SilencerCo
サプレッサーという呼称の登場
それに対して、「サプレッサー(Suppressor)という呼称が登場したのは1980年代とかなり後になってからだ。元々はマズルブラスト(衝撃波)を低減する抑制器として特許となったデバイスを差す言葉であったが、結果的に銃声も抑制できるため音にのみ関係する「サイレンサー」という言葉よりも理に適った呼称と言える。またサイレンサーの綴りは「Silencer」で消音という意味になるが、決して銃声が消えるわけではないため「誇張ではないか」とした意見を持つ人々が抑制を意味するサプレッサーを用いるようになった。
サプレッサーの呼称は、衝撃波を低減する抑制器から広まりました。さらに、サイレンサーが誇張だという声も後押ししました。
結局どちらの呼称でもよい
つまるところ、 サイレンサー と サプレッサー はほぼ同じものを差す言葉であり、広義では機能的な違いも少なくどちらの呼称も間違いではない、というのがおおよその見解となっている。アメリカでは サイレンサー と法律に呼称が明記されている以上、消音せず抑制効果しかない場合であっても景品表示法として問題はない。そのため、どちらの呼称を使用するかはメーカーに委ねられているのが現状だ。
余談ではあるが、イギリスでは「サウンドモデレーター(Sound Moderators)」という呼称が一般的である。
呼称は、メーカーごとに使い分けが異なります。そのため、商品名には両方が混在しています。なお、買い物のときは、どちらの言葉でも検索すると安心です。
| 呼称 | 英語 | ニュアンス |
|---|---|---|
| サイレンサー | Silencer | 消音を意味する言葉で、米国の法律上の表記です |
| サプレッサー | Suppressor | 抑制を意味する言葉で、1980年代以降に広まった呼称です |
| 消音器・マフラー | ― | 日本語の訳語や、米国で併用される表記です |
| サウンドモデレーター | Sound Moderator | 英国で一般的とされる呼称です |
サイレンサー / サプレッサー の仕組みと効果
ここからは、サプレッサーの仕組みを実銃とエアソフトに分けて見ていきます。
実銃の場合
銃を撃った際、マズル(銃口)からは弾頭に続いて火薬の燃焼によって発生した高圧ガスも放出されるが、急激な圧力変化が起きるため空気が激しく振動し強烈な破裂音として聞こえる。これが銃声の正体だ。この高圧ガスの放出スピードを抑えることで銃声を抑制するのが サイレンサー / サプレッサー の役目となる。
弾薬の発射時に発生する高圧ガスは燃焼ガスであるため非常に高温である。 サイレンサー / サプレッサー は内部に多数の空気室が設けられ、マズルから放出された高圧ガスを筒の内部で拡散・冷却し圧力を下げてから外部に出すため銃声を抑制することができる。映画のような消音とはいかないものの、聴覚障害を引き起こすと言われるほど大きな銃声を数十dB下げることができる。(それでもジェットエンジン並みの音量はあるが)
ただし、サプレッサーで消せない音もあります。例えば、銃の機構が動く音や、金属部品がぶつかる音です。さらに、超音速弾のソニックブームも残ります。そのため、完全な無音にはなりません。
サプレッサーの内部は、バッフルと呼ばれる仕切りで区切られています。また、空気室でガスが膨らむことで、圧力が下がります。そのため、銃声は短くこもった音に変わります。

出典:zigya.com
軍や特殊部隊がサプレッサーを重視する理由
本来、 サイレンサー / サプレッサー は周囲への騒音低減や射手の聴覚保護などが主な目的となるが、戦場においては小隊内での戦闘中のコミュニケーション改善や敵から銃声の発生源を特定されにくくなるメリットもあり、兵士の生存率を上げるという意味でも重要な役割を果たしている。また、その構造から銃声だけでなくマズルフラッシュ(発射炎)の抑制効果もあるため、音と視認性の両面で敵から発見されにくくなる。そのため軍の、特に特殊部隊では今や必須とも言える装備品の1つであり、納入される サイレンサー / サプレッサー には厳しい採用基準が設けられている。
音が小さくなると、味方との連携がしやすくなります。さらに、発射炎も抑えられるため、敵に見つかりにくくなります。
亜音速弾との組み合わせ
なお通常の弾薬は音速を越えるスピードで弾頭が飛翔するためソニックブームが発生し、これも銃声の一部として耳に入る。 サイレンサー / サプレッサー によるソニックブームの抑制には限界があるが、近年では弾頭スピードを音速以下まで落とした亜音速弾と併用することで銃声をかなり抑制できるようになっている。アメリカ軍の特殊部隊などで採用が進むLVAW(Low Visibility Assault Weapon:低視認性突撃銃)はこの仕組みを体現したライフルで、.300BLK亜音速弾やそれに対応した サイレンサー / サプレッサー の需要増加を見込んで各社しのぎを削るカテゴリーとなっている。
現在では サイレンサー / サプレッサー は軍の特殊部隊では欠かせないアクセサリーとなっているのはもちろん、一般兵でも配備が進み始めており、サバゲーにおいても装備再現をするプレイヤーにとっては必須アイテムとなっている。
亜音速弾は、弾頭のスピードを音速以下に抑えた弾薬です。そのため、ソニックブームが発生しません。さらに、サプレッサーと併用すると、銃声をかなり抑えられます。
エアソフトの場合
ここまで解説した通り実銃では効果的な サイレンサー / サプレッサー であるが、実銃のような銃声も高圧ガスも発生しないエアソフトガンにおいては、トレーサー(蓄光弾を発光させるためのユニット)を内蔵できるという事以外はただの飾りと思われがちだ。しかしそう決めつけるのはまだ早い。
エアソフトでは、実銃のような高圧ガスが出ません。一方、BB弾を押し出す空気の音は残ります。そのため、サプレッサーの出番があります。
駆動音と発射音は別のもの
エアソフトガンはプレイヤーにとって自身のエアガンから発生する駆動音が目立つため、マズルに サイレンサー / サプレッサー を付けても効果が無いと感じるかもしれないが、圧縮空気でBB弾を飛ばすエアソフトガンでも空気の破裂音は少なからず発生し、発射音は相手プレイヤーに聞こえている。特に、エアコンプレッションを高めた流速カスタムであれば発射音の大きさは如実である。
電動ガンは、ギアの駆動音が目立ちます。そのため、サプレッサーの効果が小さく感じられます。ただし、10m以上離れると、発射音の差は出やすくなります。
レプリカは外側を再現する
エアソフトガンの場合には実物と同じ構造の サイレンサー / サプレッサー を用いても効果的とは言えず、また構造まで実物をフルコピーしても重量が増し高価にもなるため、基本的にレプリカは外側を再現するに留まっている。そこでエアソフト用の サイレンサー / サプレッサー では内部にスポンジを仕込むことで発射音を押さえる方法が一般的だ。メーカーによっては最初からスポンジを内蔵して販売している場合もある。
内部の構造まで再現すると、重くて高価になります。そのため、外観を再現するモデルが主流です。また、トレーサーを内蔵できるモデルもあります。
スポンジが高音を抑える仕組み
スポンジはスピーカーの吸音材としても使用されており、人間にとって不快な反響音や高音を軽減する効果がある。実銃同様発射音を完全に消すことは難しいが、高音が抑えられることによって目立たない発射音に変えることができるのだ。周囲の環境音に馴染みやすいこもった音になり、僅かながらdB値も小さくなる。下記の動画では計測位置や撮影環境が悪く実際の効果は分かりにくいが、本体の駆動音を拾いにくい銃口側で計測すればもっと良い結果が期待できるだろう。
スポンジは、高い周波数の音を吸収します。そのため、発射音が低くこもった音に変わります。さらに、環境音になじむので、目立ちにくくなります。
発射音が聞こえてからBB弾が届く
また実弾とは違いBB弾は音速の1/4程度の初速であるため、サバゲーでは発射音が聞こえてからBB弾が飛んでくることになる。相手プレーヤーが発射音に気付きにくくなれば、音に反応して身を屈める確率も低くなり、キルを取りやすくなる効果が期待できる。
BB弾は、実弾より遅い速度で飛びます。そのため、発射音に反応して隠れる時間があります。一方、音が目立たなければ、相手は気付きにくくなります。
サイレンサー / サプレッサー の進化は現在進行形
サイレンサー / サプレッサー が銃声と発射炎の抑制効果により兵士の生存率を上げるのは先述の通りであるが、聴覚保護という意味でもオペレーターの健康被害を最小限に留める重要な役割を果たしている。しかし、健康面だけを考慮すると サイレンサー / サプレッサー にはデメリットも存在する。それは燃焼ガスの吹き戻しによる有毒成分の吸引である。
近年は、聴覚保護や健康面の課題にも注目が集まっています。そのため、メーカーは性能以外の工夫を競っています。
サイレンサー / サプレッサー は燃焼ガスの放出スピードを抑える分、ガスチューブを通して燃焼ガスに含まれたり銃身に残存する有毒成分が射手の元まで戻りやすくなる。この有毒成分からオペレーターを守ることも目下の課題となっているのだ。
SureFire SOCOM556-RC3の吹き戻し対策
軍用サイレンサーとしてメジャーなSUREFIRE(シュアファイア)はこの問題にいち早く取り組んでいるメーカーの1つであり、2023年に新バージョンとして発表されたSOCOM556-RC3は、 サイレンサー / サプレッサー としての機能を維持しつつ燃焼ガスを前方に逃がす設計により、従来よりも60%もガスの吹き戻しを軽減している。市場に参入するメーカーが乱立する昨今、このような付加価値を付ける工夫も サイレンサー / サプレッサー には必要になってきている。
SOCOM556-RC3は、2023年10月に公開されました。比較対象は、従来のSOCOM556-RC2です。また、背圧と有害ガスを約60%減らす設計とされています。
SOCOM556-RC3については、エアソフト用レプリカの製作を早くもANGRY GUNが進めており、近いうちに新製品として登場することが期待される。
ANGRY GUNは、実物に近い外観のパーツを手がけています。そのため、レプリカの登場にも期待できます。
SIG SAUERのサプレッサー
近年、アメリカ軍での採用が相次ぎ勢いづくSIG SAUERも、LVAWセットアップや一般装備向けのサプレッサーをラインナップしており目が離せないメーカーである。サプレッサーの使用が前提にあるMCXでは本体とセットで納入されていることがほとんどだが、他にも9mmハンドガン用に設計されたMODX-9は全長と機能のどちらを優先するかでユーザーがチタン製バッフルの個数を可変できるというもので、オプションのバレルスペーサーを使用すれば銃身の長いMPXでも使用が可能だ。
MODX-9は、チタン製バッフルの数を変えられる設計です。そのため、全長を重視する場合と、静粛性を重視する場合で使い分けられます。
民間系:チタン製と3Dプリンター製
民間系の サイレンサー / サプレッサー も負けてはいない。「民間」とは書いたが、性能が優れていれば軍に採用されるチャンスもある業界だ。現在注目すべきカテゴリーとしては、軽量化を目指して設計されたチタン製サプレッサーや、従来の製造方法では難しい複雑な内部構造を実現した3Dプリンター製サプレッサーなどが挙げられる。チタンは耐久性の面で従来の鋼材より劣るため軍用としてはまだ正式な採用は無いようだが、設計の自由度と強度を両立した3Dレーザー焼結技術の併用により、軽量化と性能面で既存の サイレンサー / サプレッサー に勝るモデルが表れ始めている。過去に紹介したCGS Groupはその筆頭である。
チタン製は軽さが魅力です。一方、鋼材に比べると耐久性では劣るとされます。また、3Dプリンター製は、複雑な内部構造を作れる点が強みです。
身近な部品から生まれたオイルフィルターサプレッサー
民間といえば面白いものがある。自動車やバイクのエンジンオイルフィルターを使用してDIYされたフィルター缶のサプレッサーだ。オイルフィルターは汚れたエンジンオイルからエレメントで不純物を取り除くろ過装置だが、奇しくも サイレンサー / サプレッサー と構造が似ており、バレルに取付けるスレッドを取り付ければ簡易なサプレッサーが作れてしまうのだ。(どうやら先端の穴あけはそのまま実弾を撃って空けているらしい)
出典:Youtube:Opie In The Smokies
動画では、オイルフィルターを使った自作の例が紹介されています。ただし、実銃での自作は、国や地域の法令に従う必要があります。
実銃用は高価で登録が必要な国もある
実銃用の サイレンサー / サプレッサー は構造が複雑で高価だし、欧州では所持と使用には登録手続きが必要である。そのため安価に製作できるうえ意外にも性能が良いオイルフィルターサプレッサーは、シューティングを楽しむ愛好家の中でブームにもなっているようだ。(正式には登録が必要となるはずだが…)
実銃用のサプレッサーは、価格が高い製品が少なくありません。そのため、手軽に試せるオイルフィルター型が話題になりました。
このパロディのようなサプレッサーをエアソフト用でも本物のオイルフィルターで作ってしまった製品も存在する。
もうここまでくるとネタのようにも思えるが、実銃同様、意外にも抑音効果があって面白い。マズルから拡散する発射音を缶内にこもらせたるため、流速チューンなどでは特に効果が期待できるサプレッサーと言えそうだ。
エアソフトの場合は、登録や許可は不要です。ただし、取り付ける銃のネジ規格は、事前に確認しておきましょう。
エアソフトでのサプレッサーの選び方
サバゲーにおいて サプレッサー / サイレンサー は装備やエアガンの再現年代に合わせたものをチョイスするのが主流ではあるが、長年軍用として君臨する定番以外にも、軍採用を目指した様々なものがエアソフト用にモデルアップされ、実銃同様選択肢の広がりを見せている。
幸い、エアガンではライフルに限って言えばマズルスレッドがM14逆ネジもしくは正ネジで統一され弾薬やバレル長による使用可否を気にする必要もないため、デザインさえ気に入れば基本的に何でも取り付けが可能だ。多種多様なエアガンアクセサリーが存在するいま、プレースタイルや外装ドレスアップの方向性に合わせ自分好みの サプレッサー / サイレンサー を選び、発射音抑制の効果を実感したりフィールドに合わせて脱着や付け替えなど楽しんでみて欲しい。
マズルスレッドが共通なら、デザインで選んで問題ありません。ただし、ハンドガンは銃種ごとに規格が異なります。そのため、適合表の確認をおすすめします。
オルガエアソフトで取り扱い中の サプレッサー / サイレンサー 一覧はコチラ!
エアガン用サプレッサーの取り付けと選び方
ネジ規格を確認する
エアガンのマズルは、14mmのネジが主流です。国産の電動ガンやガスガンは逆ネジ、海外製は正ネジが多く見られます。また、ハンドガンには16mm正ネジの例もあります。
| ネジ規格 | 主な対象 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 14mm逆ネジ | 東京マルイなど、日本製エアガン | マズルパーツが時計回りで緩めば逆ネジです |
| 14mm正ネジ | 海外製エアガン、実銃準拠 | アダプターが必要な場合があります |
| 16mm正ネジ | 一部のハンドガン | 14mmアダプターが使えないことがあります |
フラッシュハイダーを外して取り付ける
取り付けの前に、フラッシュハイダーを外します。イモネジを六角レンチで緩めるタイプが多くあります。次に、サプレッサーをまっすぐ持ち、ネジを噛み合わせて回します。
斜めに入れると、ネジ山を傷めます。そのため、最初は軽く回して、スムーズに入るか確認します。最後に、固くなるまで締め込みます。
ガタつきを抑えるコツ
着剣ラグなどで、奥まで締め込めない場合があります。このとき、内径14〜15mmのワッシャーやOリングを入れる方法が紹介されています。また、ネジの長さを調整する考え方です。
音の変化の目安
解説では、高い「パン」という音が、低い「トン」という音に近づくと説明されます。つまり、音量だけでなく、音質が変わるのが特徴です。例えば、フィールドの環境音にもなじみやすくなります。
長さと取り回しの注意
サプレッサーを付けると、銃身が長くなります。そのため、取り回しが難しくなる場合があります。また、狭い屋内では、先端が壁や障害物に当たりやすくなります。
ホップや初速への影響
サプレッサーは、銃口の先に付ける部品です。そのため、ホップや初速への影響は、ほぼないとされます。また、見た目が大きく変わるのも特長です。
銃種ごとに効果が違う
エアコッキングガンは、駆動音が小さいため、効果を感じやすい傾向です。一方、電動ガンは駆動音が大きく、効果は限定的です。なお、固定スライドのガスガンは、効果が出やすいとされます。
| 銃種 | 効果の傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| エアコッキングガン | 効果を感じやすい | 駆動音が小さく、発射音が目立つため |
| 固定スライドのガスガン | 効果が出やすい | 発射音が主な音になるため |
| 電動ガン | 限定的 | ギアの駆動音が大きいため |
取り付け前のチェックリスト
- ネジ規格(14mm逆ネジ・正ネジ・16mm)を確認します
- フラッシュハイダーを外す方法を確認します
- ネジをまっすぐ噛み合わせて回します
- ガタつきがあれば、ワッシャーやOリングで調整します
- 全長が伸びた状態で、取り回しを試します
サバゲーでの使いどころ
サバゲーでは、装備や再現年代に合わせて選ぶのが主流です。例えば、特殊部隊の装備を再現するなら、実物と同じ型が合います。一方、発射音の抑制を重視するなら、スポンジ内蔵の製品が向きます。
商品を探すときのコツ
商品名には、サイレンサーとサプレッサーが混在しています。そのため、検索では両方の言葉を試しましょう。また、ネジ規格と全長も、あわせて確認すると失敗しません。
実銃とエアソフトのサプレッサー比較
実銃とエアソフトでは、サプレッサーの役割が少し異なります。そのため、違いを表にまとめました。
| 項目 | 実銃 | エアソフト |
|---|---|---|
| 主な目的 | 銃声の抑制、聴覚保護、発射炎の抑制 | 発射音の抑制、外観のドレスアップ、トレーサー内蔵 |
| 内部構造 | バッフルや空気室でガスを拡散・冷却 | スポンジなどの吸音材が一般的 |
| 効果の大きさ | 銃声を数十dB下げる(無音にはならない) | 高音を抑え、目立たない音にする |
| 注意点 | 国や地域の法令に従う | ネジ規格の確認と、銃口への固定 |
サプレッサー(サイレンサー)に関するよくある質問(Q&A)
Q. サイレンサーとサプレッサーは、どちらが正しい呼び方ですか?
どちらも間違いではありません。ほぼ同じものを指します。米国の法律ではサイレンサーと表記され、サプレッサーは1980年代以降に広まりました。
Q. サプレッサーを付けると、銃声は消えますか?
消えません。実銃では銃声を数十dB下げる程度です。映画のような無音は、創作上の演出です。
Q. エアガンのサプレッサーに、効果はありますか?
あります。内部のスポンジが高音を抑え、発射音を目立たなくします。ただし、電動ガンは駆動音が大きいため、効果は限定的です。
Q. サプレッサーは、ホップや初速に影響しますか?
ほとんど影響しないとされます。銃口の先に付ける部品だからです。また、外観が変わるので、ドレスアップにも向いています。
Q. サプレッサーでも消えない音はありますか?
あります。銃の機構が動く音や、金属部品がぶつかる音は残ります。また、超音速弾のソニックブームも消せません。
Q. 取り付けに必要なネジ規格は何ですか?
日本製のエアガンは、14mm逆ネジが標準です。海外製は14mm正ネジが多く見られます。そのため、時計回りで緩むかどうかを確認します。
Q. サプレッサーとフラッシュハイダーは、何が違いますか?
サプレッサーは、銃声と発射炎の両方を抑える部品です。一方、フラッシュハイダーは、発射炎を抑える目的の部品です。そのため、取り付けの前にハイダーを外します。
Q. 亜音速弾とは何ですか?
弾頭のスピードを音速以下に落とした弾薬です。ソニックブームが出ないため、サプレッサーとの併用で銃声を大きく抑えられます。
Q. SOCOM556-RC3は、何が特徴ですか?
SureFireが2023年に発表したサプレッサーです。従来のRC2に比べ、背圧と有害ガスを約60%減らす設計とされています。
Q. サプレッサーをつけると、サバゲーで有利になりますか?
発射音が目立たなくなるため、相手に気付かれにくくなる効果が期待できます。ただし、過信は禁物です。位置取りや立ち回りも大切です。
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