まるで無可動実銃のような質感を再現したマルイAKM用ウッドパーツが登場!
エアソフトシエン製のウッドパーツは、マルイAKM用のリアルウッド交換パーツです。実物AKMの木部を3Dスキャンして成型した、合板製のセットです。ここでは、特徴と装着後の印象、注意点をまとめます。
要点まとめ:エアソフトシエン製AKMウッドパーツ
- 製品:エアソフトシエン製 マルイAKM用 合板ウッドパーツセット
- 素材:実銃と同じ、白樺(バーチ)の合板
- 成型:ロシア製AKMの実物ウッドパーツを、3Dスキャンして成型
- 特徴:木の凹凸やニスの粗さまで、実物らしく表現
- 注意:木製のため個体差があり、取付けに多少のすり合わせが必要な場合あり
- 現行品:後期型の合板ウッドパーツセット。ストック仕様は本記事と異なる
マルイAKMの外装と再現度
東京マルイのガスブローバックマシンガン AKM は高い動作性と命中精度だけでなく、尋常ではないこだわりを感じさせる再現度で大きく話題となった傑作商品です。コストや品質管理の都合上、本来ウッドである部分は樹脂素材ではあるものの、木目調の特殊印刷が施されており色や柄がうまく表現されています。
グリップ部分は実物がベークライト素材で独特の柄やムラがあるのですが、ここも塗装とは思えないクオリティで再現されています。
その他にも実物の焼き付け塗装のようにザラ感のある質感や、リアサイトブロック表面のヘアライン、実銃同様のスチールプレス加工のトップカバーなど、見れば見るほど本物そっくりに再現されています。
優れた動作性も相まって、製品としての完成度の高さはM4 MWSと双璧を成す存在といっても過言ではありません。
マルイAKMは、2019年11月の東京マルイフェスティバルで発表されました。発売日は、2021年7月15日です。また、マルイ初のAKガスブロであり、AKMのエアガン化もマルイ初です。
マルイAKMの主な仕様(メーカー発表値)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長 | 890mm |
| インナーバレル長 | 200mm |
| 重量 | 3,550g(マガジン含む) |
| 装弾数 | 35+1発 |
| ピストン | 直径19mmの大型ピストン(M4シリーズや89式と同様) |
| マガジン | アルミダイキャスト製の一体成型 |
| マズルブレーキ | 14mmの逆ネジ仕様に対応 |
外装は、実銃を採寸したリアルサイズです。一方、ストックとハンドガードはプラスチック製です。そのため、木目は特殊印刷で再現されています。
交換用リアルウッドパーツという選択
サードパーティーによるカスタムパーツも日増しにリリースされているのですが、無可動実銃と見間違うようなリアルウッドパーツが存在します。
リアル志向のユーザーは、樹脂パーツに不満を持つことがあります。そのため、交換用のリアルウッドパーツが、各社から出ています。ただし、再現度は製品ごとに異なります。
写真は、エアソフトシエンのAKM用ウッドパーツセットです。ハンドガードとストックの一式です。
前置きが長くなりましたが、本日ご紹介するのが[エアソフトシエン マルイAKM用 合板ウッドパーツセット]です!
エアソフトシエンは香港のエアソフトショップです。
本製品は運営者であるDavy Fung氏が素材、形状、表面塗装まで徹底的にこだわり、実銃AKMの木製部分を再現した製品となります。
実物 AKM のウッドパーツについて

実銃AKMのウッドパーツはどのような仕様なのかをご紹介します。
AKMは、1959年に採用されたロシアのライフルです。AK-47の後継として、生産性を高める改良が進みました。そのため、木部の作りも大きく変わっています。
AKMはAK-47よりも生産性向上のための仕様変更が多く見られます。
合板への変更と強度
単材の削り出しではなくバーチ(白樺)のプレス合板へと変更となり、従来よりも強度が増して反りに強く、木材の乾燥処理期間が短く、コストカットにも成功しています。
合板は、木目の向きを交互に変えて重ねた構造です。そのため、反りや割れに強くなります。
ハンドガードのロアー部分側面には銃を構えた際に指を保持するための突起が追加されています。
アッパー部分は合板を曲げて成型しています。
ストック形状とグリップ
ストックはAK-47の曲銃床から直銃床へと形状が変更されたことで連射時のリコイルが制御しやすくなりました。
直銃床は、銃口が跳ね上がりにくい形状です。そのため、連射時も狙いを保ちやすくなります。
グリップは、ベークライト製が知られています。ただし、時期によっては、合板製のものもあります。
AK-47とAKMの木部の違い
| 項目 | AK-47 | AKM |
|---|---|---|
| ハンドガード・ストックの素材 | 単材 | 合板ラミネート(白樺のプレス合板) |
| ストック形状 | 曲銃床 | 直銃床 |
| ハンドガード下部 | — | 指を保持するための突起が追加 |
| レシーバー | 削り出し | プレス加工 |
| 着剣装置 | 標準ではない | 標準装備 |
個体差が大きい色味と仕上げ
色味はブラウンをベースとしつつ、オレンジ~レッドの個体差が大きく、木目も相まって見た目は千差万別となっています。
また、鑑賞を目的とした製品ではないので工芸品のように仕上げは整ってはおらず、木の凹凸を感じる表面やニスの仕上げが粗い個体が多いのも特徴のひとつです。
ニスは、顔料を含む半光沢の仕上げです。そのため、光の当たり方で、見え方が変わります。
エアソフトシエン製 AKM ウッドパーツレビュー
私がまず一目で受けた印象は「これは実パ?」でした。
3Dスキャンで形状を取り込むと、細部まで実物に近づきます。そのため、ハンドガードやストックの形状は、実物に近い造りです。
それもそのはず、ロシア製AKMの実物ウッドパーツを3Dスキャンモデルで取り込んで成型した製品です。
素材も実銃同様の白樺の合板となっており、前述の実銃の仕様を可能な限り踏襲しています。
表面仕上げの見どころ
注目頂きたいのが表面の仕上げです。
見どころは、木の凹凸とニスの質感です。アップの写真で、表面の様子を確認できます。


木の凹凸とニスの風合いが非常にリアルです。
サードパーティーによるリアルウッドパーツはどうしても表面処理が「綺麗すぎる」ことが多く、あと一歩リアルさに欠ける製品が多いのですが、本製品はあえて実物特有の粗さも表現しています。
きれいに整えすぎると、かえって樹脂パーツのように見えます。一方、本製品は、実物の粗さを残しています。そのため、無可動実銃のような雰囲気が出ます。
完成度の高い東京マルイAKMが、実現したくてもできなかったリアルウッドを、東京マルイのこだわりにも引けを取らない素晴らしい再現度で仕上げていることに感服します。
ウッドパーツを装着して純正との比較
ここでは、マルイ純正の樹脂パーツと、エアソフトシエン製を並べて比べます。
| 項目 | マルイ純正 | エアソフトシエン製 |
|---|---|---|
| 素材 | 樹脂 | 白樺の合板 |
| 木目 | 特殊印刷で再現 | 本物の木目 |
| 質感 | 印刷とは思えないクオリティ | 木の凹凸とニスの風合い |
| 経年変化 | — | リアルウッドならではの変化を楽しめる |
いかがでしょうか?
純正の特殊印刷も、よくできています。一方、本物の木は、深みのある質感が違います。また、使い込むほど味が出る点も、リアルウッドの魅力です。
東京マルイの特殊印刷のクオリティにも改めて感心させられますが、やはり本物の木ならではの深みのある質感が素晴らしいですね。
経年の変化を楽しめるのもリアルウッドの醍醐味です。
エアソフトシエン製はリアルウッドとニスの風合いも相まってまるで無可動実銃のような雰囲気です。
装着後は、外観が引き締まります。そのため、マルイAKMの完成度の高さが、さらに引き立ちます。
東京マルイAKMの完成度の高さが更にグッと引き立ちますね…
実物パーツは昨今の情勢も影響して入手が難しく、仮に手に入ってもエアソフトへの装着は困難です。
実物パーツは、入手も装着も簡単ではありません。そのため、実物に近いレプリカは、貴重な選択肢です。
現状ここまで実物に近いクオリティのレプリカが発売されたことはAKユーザーにとってこの上ない喜びではないでしょうか。
交換用リアルウッドパーツとは?
東京マルイに限らず、コストや品質管理の都合で本来木製である部分がプラスチックで代用されて製品化されることは珍しくありません。
リアル志向のユーザーはここが不満点であることが多く、サードパーティーによって互換性のあるリアルウッド素材のパーツがリリースされることがあります。
数社から出ているリアルウッドパーツ
マルイAKMも数社からリアルウッドパーツがリリースされています。
そのなかでもエアソフトシエン製がダントツで実銃に近い再現度だと断言できます。
購入前に確認したい注意点
お手持ちのマルイ AKMをよりリアルにディテールアップできる本製品はオルガエアソフト イチオシのアイテムです!
購入前に、次の点を確認してください。木製のため、木目や塗装は1点ずつ異なります。また、取付けには、すり合わせが必要な場合があります。
※本製品は木製のため木目や塗装に個体差があります。
※取付けには個体差の影響により多少の加工やすり合わせが必要となる場合がございます。
※海外製品のため、商品表面に製造上の小キズや擦れ、色ムラ、梱包材の破損などが生じている場合がございます。
さらに、海外製品のため、小キズや擦れ、色ムラが生じることがあります。気になる方は、商品ページの注意書きを確認してください。
エアソフトシエン マルイAKM用 後期型 合板ウッドパーツセット ご購入はコチラ!
※マイナーチェンジにより本記事とはストックの仕様が異なります。
現行品は、後期型です。そのため、写真のストックとは仕様が異なります。
東京マルイAKM本体 ご購入はコチラ!
製品購入前のご質問等ございましたら、下記のお問い合せのリンクからメールをお願い致します。
お問い合せはコチラから
AKMとは?
AKMの基本情報
ミハエル・カラシニコフが設計したAKMはAK Modernizirovannyの名の通り、AK47に近代改修を施した後継機として1959年に正式採用されたライフルです。設計はAK47に比べ生産性の向上が図られており、レシーバーは削り出しからプレス加工に移行しているほか、重量の軽量化にも成功しています。
AKMは、7.62×39mm弾を使うライフルです。AK-47より軽量で、約1kgの軽量化とされます。また、銃口には、斜めにカットされたコンペンセイターが付きます。
AKMの木部と普及
ハンドガードとストックはAK-47が単材でしたが、AKMは合板ラミネートへと変更されました。
ストック形状も改修されており、AK-47の曲銃床では反動を制御しづらくマズルジャンプの原因となっていましたが、AKMでは直銃床に変更され反動を制御しやすくなりました。また、着剣装置が標準装備となったのもAKM以降となります。
AKMが世界に普及した理由
AKMはAKシリーズの中でも最も世界に普及したモデルと言われており、旧ワルシャワ条約機構のほとんどの加盟国とアフリカおよびアジアの同盟国で広く使用されています。
AKMは、構造が簡素で、量産しやすい設計です。そのため、多くの国でライセンス生産されました。
その後、小口径高速弾を用いるAK-74が登場していますが、大口径ならではの威力を重視し現在でもAKMを使用する例は多く、AKの正統進化として今なお存在感の強いライフルです。
エアソフトシエン製AKMウッドパーツに関するよくある質問(Q&A)
Q. エアソフトシエンとは、どんなショップですか?
香港のエアソフトショップです。運営者のDavy Fung氏が、素材と形状、表面塗装にこだわって製品化しました。
Q. 素材は何ですか?
実銃と同じ、白樺の合板です。また、実銃の仕様を可能な限り踏襲しています。
Q. 形状は、どのように作られていますか?
ロシア製AKMの実物ウッドパーツを、3Dスキャンして成型しています。そのため、実物に近い形状です。
Q. 取り付けに加工は必要ですか?
個体差の影響で、多少の加工やすり合わせが必要な場合があります。ただし、必ず必要というわけではありません。
Q. 他社のリアルウッドパーツとの違いは何ですか?
表面の仕上げです。他社の製品は、表面が綺麗すぎることが多いです。一方、本製品は、実物特有の粗さも表現しています。
Q. マルイ純正パーツとは、何が違いますか?
純正は樹脂で、木目は特殊印刷です。一方、本製品は本物の木です。そのため、経年変化も楽しめます。
Q. 現行品は、記事の写真と同じですか?
同じではありません。現行品は後期型です。そのため、ストックの仕様が異なります。
Q. AKMとAK-47は、何が違いますか?
AKMは、プレス加工のレシーバーを採用しています。また、木部は合板で、ストックは直銃床です。さらに、着剣装置が標準装備になりました。
Q. 東京マルイのAKMは、いつ発売されましたか?
2021年7月15日です。マルイ初のAKガスブロとして登場しました。なお、装弾数は35+1発です。
あわせて読みたい
東京マルイ AKM ガスブローバックが7月15日に発売決定!
【実銃ネタ】 カラシニコフ USA からAKアルミニウムストックが登場
















