マガジンスプリングの交換対応について、現状をまとめたお知らせです。なお、対象は、ORGA MAGPUL GEN3タイプのトレポン用マガジンです。
マガジンスプリング交換対応の要点まとめ
- 製品版のマガジンスプリングは、プロトタイプよりレートが低い
- 症状が出るかは、トレポン本体のセッティングによる
- 2024年9月に、インナーマガジンASSYからスプリングの交換へ対応が変更
- お問い合わせのお客様には、購入本数分のスプリングを個別に発送
- 交換が難しい場合は、ORGAが作業
マガジンスプリング対応の背景
2022年より発売開始しておりますORGA MAGPUL GEN3タイプ トレポン用マガジンですが、一部のお客様より「正常に撃てない」とのご報告があり、その事象や原因等について以前に記事を公開させて頂きました。
ORGA MAGPULタイプ トレポンマガジンにて、一部 報告されている現象及び対策について
上記の記事でもご報告させて頂いた通り、当該事象については必ずしも全てのPTW/トレポンで起きるものではございません。
しかしながら、当商品について製品版にセットされているマガジンスプリングが、プロトタイプとは異なりレートの低いものとなっており、トレポン本体のセッティングによっては不具合が発生しやすくなっております。
報告されている症状は、2つです。まず、弾上がりが悪くなる症状です。次に、ボルトストップが掛からない症状です。なお、症状が出ないトレポンもあります。
| 症状 | 具体例 |
|---|---|
| 弾上がりが悪い | 2回に1回しか発射されない、2発給弾する、ノズルの弾噛みでBB弾が割れる |
| ボルトストップが掛からない | トレポン本体の個体差も関係する |
症状が出やすいのは、ノズルの戻りが早いトレポンです。例えば、Oリングが劣化した個体です。また、アウターバレルの個体差で、チャンバー位置がずれた個体もあります。
その対応としまして、マガジンスプリングを本来のレートに戻したインナーマガジンASSYの用意を進めております。
※対応につきまして変更がございますので2024/09の追記をご覧ください。
今後のスケジュールと対策につきまして
スプリングレートを上げたインナーマガジンASSYにつきましては、当初想定していたスケジュール通りに製作が進んでおらず、ご迷惑をお掛けしており大変申し訳ございません。
スケジュールが遅れている件につきましては、世界情勢の変化により当初製作を担当していた工場を変更せざるを得ない状況となってしまったことが主な原因となります。
現在、初回ロットとは別工場にて新しいインナーASSYのプロトタイプ調整段階に入っており、オルガエアソフトによるチェックも進んでおります。2022年内に量産試作の最終調整を完了させ、2023年1月には量産をスタート、2月中にはデリバリーを開始する予定です。2023年2月追記:金型の最終調整に時間が掛かっており、デリバリーを予定していた量産品の生産に更に遅れが生じております。完璧な製品をお届けするべく、試作とテストを繰り返していることに伴う遅れとなりますが、皆様にはご心配・ご迷惑をお掛けしており誠に申し訳ございません。発送につきましては、現在マガジン不調をお問い合せ頂いたお客様以外にも当該事象が起きている可能性を鑑みて、専用お申し込みフォームを用意し、申請いただいたお客様にご購入本数と同数のインナーASSYを発送する予定となっております。こちらについても準備ができ次第ご案内をさせて頂きます。
2024年9月の追記:マガジンスプリング交換への変更
2024年9月9日追記:
お客様のお手間とならぬようインナーマガジンASSYでの用意を進めて参りましたが、海外工場による予期せぬ不備が重なり、インナーマガジンの新規製作が難しくなっております。そのため、現在は 国内工場 海外の別工場(2024年11月19日追記)に切り替えマガジンスプリングの製作を進めております。度々の仕様変更が重なり誠に申し訳ございません。
マガジンスプリングにつきましては本年中に生産体制を整え、2024年末~2025年前半頃にお届けできる予定です。
マガジンスプリング交換の流れ
インナーマガジン自体は設計上問題はございませんので、一部発生しております給弾不良につきましては前述リンク先ページの対策のほか、マガジンスプリングの交換にて改善致します。お問い合わせ頂いているお客様には個別にご連絡させていただき、新規に製造したマガジンスプリングをマガジンご購入本数分発送させて頂きます。お手数ではございますが、お手元に届きましたらマガジンスプリングの交換をお願い致します。また、マガジンスプリングの交換が難しいという場合は、こちらで交換作業を致します。
- ORGAから、お問い合わせのお客様へ個別に連絡する
- 購入本数分のマガジンスプリングを発送する
- お客様が、スプリングを交換する
- 交換が難しい場合は、ORGAが交換作業を行う
この度は多大なるご心配をお掛けし誠に申し訳ございません。
(追記ここまで)
マガジンスプリング対応の経緯
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2022年4月18日 | ORGA MAGPULタイプ トレポンマガジンの販売開始 |
| 2022年4月26日 | 報告された現象と対策の記事を公開 |
| 2023年2月 | 量産品の生産に、さらに遅れが生じたと案内 |
| 2024年9月9日 | インナーマガジンASSYから、スプリング交換へ変更 |
| 2024年11月19日 | スプリングの製作を、海外の別工場へ切り替え |
ご案内の時期は、各追記の時点のものです。そのため、最新の状況は、ORGAへお問い合わせください。また、交換品の準備状況は、変わる場合があります。
——————–
この度は、対策品のご用意について長期間お待たせしており、大変申し訳ございません。
お待ち頂いているユーザーの皆様の期待を裏切らぬよう確実なパーツをお届け致しますので、今しばらくお待ちくださいますよう、重ねてお願いとお詫び申し上げます。
交換品が届くまでの簡易対策
ORGAの過去記事では、6つの簡易対策を案内しています。まず、軽くシリコンスプレーを使う方法です。次に、マガジンのリップ部の変形を確認する方法です。
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| ①フォロワーの動きを滑らかにする | 軽くシリコンスプレーを吹く。弾道は馴染むと戻る |
| ②リップ部の変形を確認 | 内側に曲がっていれば、ポンチやドライバーで広げる |
| ③ノズルB(胴)の変形を確認 | 変形があると、ノズルの後退時間が短くなる |
| ④ノズルリターンスプリングを調整 | 切りっぱなし側の向きを確認する |
| ⑤Oリングの劣化を確認 | 劣化すると、ノズルを掴む力が弱くなる |
| ⑥チャンバー位置を調整 | 外径15mm、内径14mmのシムを挟む |
これらは、ORGAの過去記事に基づく簡易対策です。なお、詳しくは、過去記事をご確認ください。
マガジンスプリングに関するよくある質問(Q&A)
Q. マガジンスプリングの交換が必要なのはなぜですか?
製品版のスプリングが、プロトタイプよりレートの低いものだったためです。そのため、本体の設定によっては、給弾不良が起きやすくなります。また、症状の出方は、個体差で変わります。
Q. すべてのトレポンで不具合が起きますか?
いいえ。必ずしも全てのトレポンで起きるわけではありません。ただし、ノズルの戻りが早い個体などでは、起きやすくなります。
Q. 交換品はいつ届きますか?
2024年9月9日の追記では、2024年末~2025年前半頃の予定でした。ただし、これは追記時点の案内です。なお、最新の状況は、お問い合わせください。
Q. インナーマガジンASSYは届きますか?
対応は、スプリングの交換に変更されました。また、インナーマガジン自体は、設計上問題がありません。
Q. スプリングは自分で交換できますか?
はい、お客様で交換していただく形です。ただし、難しい場合は、ORGAが交換作業を行います。
Q. 交換用のマガジンスプリングはどう受け取れますか?
お問い合わせ頂いたお客様に、個別にご連絡します。次に、購入本数分のスプリングを発送します。
Q. 届くまでの間、どう対処すればよいですか?
過去記事の簡易対策をお試しください。例えば、軽くシリコンスプレーを使う方法があります。また、リップ部の変形も確認してください。
Q. 対応が遅れている理由は何ですか?
世界情勢の変化で、当初の工場を変更せざるを得なかったことが主な原因です。さらに、2024年には海外工場の不備も重なりました。


