G3A3カスタムの実例を紹介します。LCT製電動ガン G3A3に、飛距離と集弾性を狙うMagnusチューンを行いました。さらに、メカボックスの加工とモーター交換も行っています。
G3A3カスタムの要点まとめ
- LCT製G3A3は、ウッドモデルの電動ガン
- メカボックスはVer.2タイプで、軸受けは9mmベアリング
- シリンダーはMagnusシリンダーセット従来用、ノズルはでんでんむしM4用
- ギアはJ-Armament製18:1強化ギア、セクターチップも追加
- モーターは東京マルイ製サマリウムコバルトモーター、SBDもセット
- インナーバレルはMagnusバレル、HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOP
| 部位 | 使用パーツ・内容 | ポイント |
|---|---|---|
| シリンダー | Magnusシリンダーセット従来用 | ピストン、ヘッド、タペットは純正を流用 |
| ノズル | でんでんむしM4用 | |
| ギア | J-Armament製18:1強化ギア | スチール製で耐久性が高い |
| 給弾対策 | セクターチップ | 給弾不良を防ぐ |
| モーター | 東京マルイ製サマリウムコバルトモーター | ハイレートスプリングでもレスポンスを保つ |
| 接点保護 | SBD | スイッチ接点を守る |
| インナーバレル | Magnusバレル | Magnusチューンの定番 |
| HOPラバー | ORGA DIMENSION フラットHOP | HOPアームに接着 |
電動ガン LCT G3A3 Magnusチューン

今回はLCT製電動ガン G3A3 のMagnusチューンをご紹介します。
A3ですがウッドモデルになっています。
実銃としてのH&K G3はドイツのH&K社によって開発され1964年から1996年までドイツ連邦軍に制式採用されていた自動小銃です。
G3とはドイツ語で「Gewehr 3(drei)」、”3号小銃”の意です。
G3派生型であるA3は固定式ストックとハンドガードをプラスチック化し、銃身をフリーフロート(片持ち式)化したモデルです。
G3A3カスタムの分解手順:ストックとロア

それでは作業を開始します。
ストック基部の固定ピン2本を抜いてストックを後方にスライドさせながら抜きます。

マガジンリリースレバーのところの固定ピンを抜くとロアレシーバーを取り出せます。
G3A3は、固定ピンを順に抜いて分解します。そのため、どのピンがどの部品を止めているかを、先に確認しておくと安心です。また、ピンは向きがあるので、抜いた方向を覚えておきます。

メカボックス固定ピンを抜くのですがセレクターレバーと重なっているので判りにくいです。

レバーをSEFEにすると見えます。
抜く方向は左側から右側に抜きます。
メカボックス固定ピンは、セレクターレバーと重なって見えにくい位置にあります。一方、レバーをセーフにすると、ピンの穴が見えます。そのため、無理に叩かず、まず位置を確認します。
G3A3カスタムでメカボックスを取り出す

グリップエンドを外してモーターを取り出してグリップを外すとメカボックスが取り出せます。
G3A3カスタムの軸受けとメカボックス加工

メカボックスはVer.2タイプです。
メカボックスを開けてます。

今回はメカボックス上部にバッテリーを収納出来る様に不要な突起部を切削します。
G3系は、メカボックス上部にバッテリーを収納するタイプです。そのため、突起部を削って、スペースを確保しました。ただし、削る量を増やしすぎると強度が落ちるので、必要な範囲にとどめます。

純正ピストンでメタルTheethピストンなので洗浄検品しピストンヘッドを外して流用します。
G3A3カスタムのシリンダーとピストン

シリンダー周りを組み上げます。
シリンダーはMagnusシリンダーセット従来用とノズルはでんでんむしM4用を使用します。
ピストン、シリンダーヘッド、タペットプレートは純正を流用です。
Magnusシリンダーは、従来の電動ガン用です。そのため、純正のピストンやタペットプレートと組み合わせられます。また、ノズルは、でんでんむしM4用に交換しています。
G3A3カスタムのギアとシム調整

ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
18:1は、標準的な減速比のギアです。一方、セクターチップを加えると、ピストンの動きに合わせて給弾が安定します。そのため、飛距離を伸ばす構成でも、給弾不良を抑えやすくなります。

続いてシム調整です。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
G3A3カスタムでメカボックスを組み上げる

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材はBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボを閉じてロアレシーバーに組込み各グリップなどを組込みます。
G3A3カスタムのモーターとSBD

最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ますのでお勧めです。
もちろんスイッチ接点保護の為SBDもセットでお勧めです。
モーターを組込んだらテストドライブです。
サマリウムコバルトモーターは、トルクに余裕があるタイプです。そのため、ハイレートスプリングを入れても、トリガーを引いたときの反応が鈍くなりません。さらに、SBDを付けると、スイッチ接点を守れます。
G3A3カスタムのHOPとインナーバレル

チャンバーを分解してインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを、HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
フラットHOPは、HOPアームに接着して使います。接着することで、HOPラバーのずれを防げます。そのため、チャンバー組込み後は、ノズル側から覗いて、水平に降りるかを必ず確認します。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
G3A3カスタムの初速調整と試射
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
国内では、0.989J以上のエアソフトガンは準空気銃として所持が禁止されています。そのため、初速は必ず基準内に収めます。なお、パワーアップだけを目的にした改造は、違法となるおそれがあります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
G3A3カスタムに関するよくある質問(Q&A)
Q. G3A3カスタムとは、どんな内容ですか?
LCT製電動ガン G3A3を、Magnusチューンで仕上げる例です。また、モーターやギアも交換しています。
Q. 実銃のG3とは、どんな銃ですか?
ドイツのH&K社が開発した自動小銃です。また、1964年から1996年まで、ドイツ連邦軍に制式採用されていました。
Q. G3A3は、G3とどこが違いますか?
固定式ストックとハンドガードをプラスチック化した派生型です。さらに、銃身をフリーフロート化しています。
Q. G3A3のメカボックスは、何タイプですか?
Ver.2タイプです。ただし、軸受けは9mmベアリングでした。
Q. ギアは、何に交換しましたか?
J-Armament製18:1強化ギアに交換しました。さらに、給弾不良対策でセクターチップも使っています。
Q. モーターは、何を使いましたか?
東京マルイ製サマリウムコバルトモーターです。そのため、ハイレートスプリングでもレスポンスを保てます。
Q. 初速は、どう調整しますか?
インナーバレルの長さで調整します。基本的に、短いと初速は低く、長いと高くなります。






