SR16E3カスタムの実例を紹介します。VFC製電動ガン Knight’s SR16E3 Carbineに、Magnusチューンとハンドガード交換を行いました。ただし、ハンドガードは加工が必要だったため、削った量も詳しく紹介します。
SR16E3カスタムの要点まとめ
- VFC Knight’s SR16E3 Carbineは、FET基盤を搭載した電動ガン
- ハンドガードは、HAO SMR MK16 M-LOK 13.5インチ トレポン用に交換
- アッパーは、幅27.1mmに対しハンドガードが24.0mmのため、左右を1.5mm強削る
- シリンダーはMagnusシリンダーセット従来用、ギアはJ-Armament製18:1
- モーターはサマリウムコバルトモーターで、FET搭載のためSBDは不要
- インナーバレルはMagnusバレルで、長さは192mm
| 部位 | 使用パーツ・内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ハンドガード | HAO SMR MK16 M-LOK 13.5インチ トレポン用 | アッパーを削って組込み |
| ガスブロック | FCC ロープロファイルガスブロック | 無刻印 |
| シリンダー | Magnusシリンダーセット従来用 | 既存はヘッドのみ流用 |
| ピストン | J-Armament製14歯メタルTeethピストン | |
| タペットプレート | GUARDER タペットプレート Ver.2用 | |
| ギア | J-Armament製18:1強化ギア | セクターチップも追加 |
| スプリング | Magnusスプリング従来用 | スプリングガイドを加工 |
| モーター | サマリウムコバルトモーター | ハイレートでもレスポンスを保つ |
| HOPラバー | ORGA DIMENSION フラットHOP | HOPアームに接着 |
VFC Knight’s SR16E3 Carbine Magnusチューン

今回はVFC Knight’s SR16E3 CarbineのMagnusチューンをご紹介します。
今回はハンドガードの交換も行います。
SR16E3カスタムの分解手順:ハンドガード交換

フレームロックピン(F)を抜いてアッパーとロアを分解します。
既存のハイダー、ガスブロック、ハンドガードを取り外します。

今回組込むハンドガードはHAO SMR MK16 M-LOK 13.5インチ ハンドガード トレポン用 BKを使用します。
このシリーズには電動ガン用も存在しますが違いはバレルナットのネジ部だけなので在庫のあったトレポン用を使用しました。
この機種のアッパーにはトレポン用のバレルナットでも無加工で組込みが可能でした。
電動ガン用とトレポン用の違いは、バレルナットのネジ部だけです。そのため、在庫のあったトレポン用を選びました。また、この機種のアッパーには、無加工でバレルナットを組み込めました。
SR16E3カスタムでアッパーを削る

このハンドガードは上部と下部でそれぞれアッパーを挟み込んで固定をする方式です。
ところがVFCのアッパーはその部分の幅が大きい為そのままでは組む事が出来ません。
上側は少し平ヤスリで削る程度で入る様になりましたが下側はかなり削りました。
アッパーの幅が27.1mmに対してハンドガードの幅が24.0でしたので左右それぞれ1.5mm強ほど削りました。
上側は平ヤスリで軽く削る程度で入りました。一方、下側はかなり削る必要がありました。そのため、左右それぞれ1.5mm強ずつ、少しずつ削って確認します。

ガスチューブは流用しガスブロックは無刻印FCC ロープロファイルガスブロックを使用し組上げます。
ハンドガードを交換し既存のURX3ハンドガードの時とはだいぶ印象が変わりました。
SR16E3カスタムのメカボックスを開ける

続いてメカボックスのチューンです。
ロアレシーバーからメカボックスを取り出します。
今回は詳しい説明は省きますのでご覧になりたい方は過去記事のVFC製電動ガン SR16CQB Axisチューンを参考にしてください。

メカボックスを取り出したらセレクターカムギアの位置を確認してから分解します。

メカボックスを開けるとトリガーの下側にFET基盤が見えます。
メカボックス内のパーツを全て外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用し接着します。
組込み方の詳細は過去ブログに電動ガンへの軸受け組込み時の注意点につきましてとして掲載しておりますのご覧下さい。
軸受けは、ギアの回転を支える部品です。そのため、接着剤が固まるまで待ってから、ギアを組み込みます。また、待ち時間にシリンダー周りを組み上げると、作業を効率よく進められます。
SR16E3カスタムのシリンダー周りとグリスアップ

軸受けの接着剤が固まるまでの間にシリンダー周りを組み上げます。
シリンダー周りでは既存パーツはシリンダーヘッドのみを使用します。
その他のパーツ構成は下記の通りです。
・Magnusシリンダーセット従来用
・J-Armament製14歯メタルTeethピストン
・GUARDER タペットプレート Ver.2用
・でんでんむしM4用
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップにはBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
SR16E3カスタムのギアとシム調整

軸受けの接着剤が固まったらJ-Armament製18:1強化ギアを使用し給弾不良対策としてセクターチップを組込みます。
ギアのシム調整を行いギア周りのグリスアップを行います。
グリスはBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
その他のパーツをメカボックスに組込み閉じます。
SR16E3カスタムのスプリングガイド加工

メインスプリングはMagnusスプリング従来用を使用します。
VFC製スプリングガイドはベアリング部が分厚くMagnusスプリングを使うと引きれません。
そこで分解をしてベアリングを外し代わりに自作のリングをはめて使っています。
セレクターカムギアなども組込みます。
VFC製スプリングガイドは、ベアリング部が分厚い構造です。そのため、Magnusスプリングを使うと、引き切れません。そこで、ベアリングを外して、自作のリングをはめています。
SR16E3カスタムのモーターとロア周り

メカボックスをロアレシーバーに組込み諸パーツを組込みます。
モーターはハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なわないサマリウムコバルトモーターを使用します。
FETが入っているのでSBDは不要ですね。
ストックパイプを組んでテストドライブを行ってロアレシーバー周りのチューンは終了です。
FETが入っているため、SBDは付けません。そのため、サマリウムコバルトモーターだけを組み込みます。ただし、テストドライブは、ストックパイプを組んでから行います。
SR16E3カスタムのHOPとインナーバレル

次にフロント周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。

HOPアームにORGA DIMENSION フラットHOPを接着します。

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
先端部にインナーバレルがアウターバレル内で偏らない様にする為にシールテープを巻いてセンター出しを行います。
インナーバレルの先端にシールテープを巻くと、アウターバレル内で偏りません。そのため、センター出しがしやすくなります。さらに、弾道のばらつきを抑える助けになります。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
今回はインナーバレル長192mmで調整しました。
SR16E3カスタムの初速調整と試射
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
国内では、0.989J以上のエアソフトガンは準空気銃として所持が禁止されています。そのため、初速は必ず基準内に収めます。なお、パワーアップだけを目的にした改造は、違法となるおそれがあります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
SR16E3カスタムに関するよくある質問(Q&A)
Q. SR16E3カスタムでは、何を交換しましたか?
ハンドガードをHAO製M-LOKに交換しました。さらに、Magnusシリンダーや強化ギアも組み込んでいます。
Q. トレポン用ハンドガードを使えた理由は?
電動ガン用との違いが、バレルナットのネジ部だけだからです。また、このアッパーはトレポン用のバレルナットを無加工で組み込めました。
Q. ハンドガードの取り付けで、何を加工しましたか?
アッパーの幅を削りました。27.1mmに対しハンドガードは24.0mmなので、左右それぞれ1.5mm強削っています。
Q. スプリングガイドは、なぜ加工しましたか?
VFC製はベアリング部が分厚く、Magnusスプリングが引き切れないためです。そのため、ベアリングを外して自作のリングをはめています。
Q. モーターに、SBDは必要ですか?
必要ありません。FETが入っているためです。
Q. インナーバレルは、何mmで調整しましたか?
192mmで調整しました。ただし、長さは初速を計りながら決めます。
Q. メカボックス内のFET基盤は、どこにありますか?
メカボックスを開けると、トリガーの下側に見えます。
