ガイズリー(GEISSELE)は、トリガーとハンドガードで知られるアメリカの銃器パーツメーカーです。この記事は、2019年末の情報を基にしています。そのため、その後の動きは、ORGAの関連記事も合わせて紹介します。
ガイズリーの要点まとめ
- ガイズリーは、アメリカ ペンシルバニア州ノースウェールズに拠点を置く銃器・パーツメーカー
- 2004年に設立され、最初はライフルのトリガーメカニズムを開発
- SSFトリガーが特殊作戦コミュニティに採用され、知名度が上がった
- HK416のSMRハンドガードで、サバゲーマーにも広く知られる
- GEISSELEは「ガイズリー」と読む
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | GEISSELE AUTOMATICS |
| 拠点 | アメリカ ペンシルバニア州ノースウェールズ |
| 設立 | 2004年 |
| 出世作 | スーパーセレクトファイヤー(SSF)トリガー |
| 代表的なハンドガード | SMR(スーパーモジュラーレール)、SMR MK16 M-LOK、SMR MK4 M-LOK |
| 主な採用例 | デルタフォース、USASOC、FBI |
GEISSELE AUTOMATICS( ガイズリー )
高性能・高品質なライフルパーツを生み出す銃器メーカー
GEISSELE AUTOMATICS( ガイズリー )社とはアメリカ ペンシルバニア州ノースウェールズに拠点を置く銃器及びパーツメーカー。日本においてもサバゲープレイヤーやミリタリーファンの間ではその知名度は高いが、それはやはり GEISSELE の製品が民間のみならずアメリカ軍の特殊部隊や法執行機関などでの使用例が多い事に他ならない。
特に、ハンドガードではデルタフォースが導入する HK416 のレールシステムとして GEISSELE SMR(スーパーモジュラーレール)が採用されたり、近年ではUSASOC(アメリカ陸軍特殊作戦コマンド)によって13.5インチのSMR MK16 M-LOKがURG-I(Upper Receiver Group Improvement)プログラムに採用。他にも分隊選抜射手ライフル(SDMR)候補としてテストされたM110A1にもHK417用ハンドガードが採用されているなど、ミリタリーユースでの話題には事欠かない。
その他にも、FBIに10インチのSMR MK4 M-LOKが使用されるなど、プロフェッショナルによる採用が相次ぐなかで、エアソフトにおいても地位が自然と上がっていったメーカーである。
トリガーの設計をきっかけに成長した GEISSELE
GEISSELE が一流の銃器パーツメーカーとして大成したのには、創業者であるビル・ ガイズリー による競技用トリガーがアメリカ軍の目に留まったことが一因としてある。2004年に設立したGEISSELEは当初、ライフルのトリガーメカニズムを開発するメーカーとして立ち上げられた。
ガイズリーの創業とHi-Speedトリガー
ターゲットシューティング用に開発されたHi-Speedトリガーは当初、軍での使用を想定したものではなかったが、セミオートスナイパーライフルに有効なパーツであるとアメリカ軍の目に留まり、2005年には国防総省によってHi-Speedトリガーと同じくらい高性能なセレクトファイアトリガーを設計できないかと打診されるに至った。
ガイズリーのトリガーは、最初は競技用として生まれました。そのため、最初から軍の用途を想定した製品ではありませんでした。ただし、セミオートスナイパーライフルに有効だと評価され、軍から声がかかりました。
ガイズリーのSSFトリガーが採用された理由
アメリカ軍が求めていたセレクトファイアトリガーとは、2ステージトリガー(引きはじめと射撃直前でトリガーの重さが2段階で変化するもの)のことで、失敗の許されない環境下でより正確性の高いトリガーをビル・ ガイズリー の設計力の高さによって製作できないか求めたものだった。これに応えたGEISSELEはスーパーセレクトファイヤー(SSF)トリガーを設計した。軍によるテストの結果、SSFトリガーは特殊作戦コミュニティによって採用されることとなり、その後のアメリカ軍のM4カービンのトリガーとして普及した。
ガイズリーのトリガーが民間市場にも広がる
それまで小さなトリガーパーツメーカーに過ぎなかった GEISSELE は、この実績をきっかけに知名度を上げSSFトリガーの派生型も製作。軍だけでなく法執行機関や民間市場でのニーズを満たすトリガーを開発し成長を遂げていった。
SSFトリガーは、2ステージトリガーの設計力が評価された製品です。そのため、ガイズリーは軍用トリガーの実績を持つメーカーとして知られるようになりました。さらに、その派生型が法執行機関や民間市場にも広がり、ガイズリーの成長を支えました。
デルタフォースによってさらに注目を集めるメーカーに
トリガーの開発によって知名度を高めていった GEISSELE であるが、2010年代に入るとアメリカ軍によってさらなる注目を集める事になる。それが、ミリタリーファンなら誰しもが知るHK416のSMRハンドガードである。
ガイズリーのSMRとHK416の組み合わせ
当時DEVGRUをはじめとした海軍特殊部隊SEALsや、陸軍の特殊部隊であるデルタフォースが使用することによってHK416が多くのミリタリーファンから一目置かれる存在となったが、デルタフォースが使用していた GEISSELE SMRハンドガードも特殊部隊仕様のHK416の選択肢の1つとして実銃界ではかなり話題となる出来事であった。
SMRは、HK416のハンドガードとして注目されました。つまり、特殊部隊が選んだ組み合わせだったことが、サバゲーマーにも響いた人気の理由です。また、その人気がエアソフトの世界にも広がり、各社がSMR風のハンドガードを製品化しました。
この GEISSELE 仕様のHK416はエアガンでもデルタカスタムとして登場したほか、ハンドガードも各社エアソフトパーツメーカーがこぞって製作していた。 GEISSELE の名をガンマニアのみならずサバゲーマーの間でも有名なパーツメーカーに押し上げたのはデルタの存在が大きい。
SMRハンドガードは、エアソフトでも各社が製品化しました。そのため、デルタカスタムを再現したい人にとって、定番のパーツになりました。
特殊部隊での採用実績を重ね続け、サバゲーでも無視できない存在となった ガイズリー
ガイズリーのM-LOK対応モデル
ハンドガードで大きな実績を作り上げた GEISSELE は、その後レールシステムの新しい規格であるKeymodやM-LOKなどをSMRに取り入れ、近年ではM-LOKを採用したMK16を使用するURG-Iアッパーや、FBI SWATに採用されているMK4などがサバゲープレイヤーの間でも非常に大きな話題を集めている。
民間仕様のAR-15でも人気の高いパーツメーカーであるGEISSELEであるが、やはり日本のエアソフトでは本職によって使われるパーツの存在は大きなものがある。ハンドガードやチャージングハンドルなど、比較的容易に特殊部隊の再現ができるGEISSELEパーツは、いまやサバゲーにおいても無視はできないM4パーツの1つと言えるだろう。
その後のガイズリーについては、ORGAの別記事で紹介しています。たとえば、AR-15のコンプリートライフル「Super Duty」は、ガイズリー初の完成銃です。また、SOPMOD Block3のURG-Iでは、SMR MK16 M-LOKが使われています。
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ガイズリーに関するよくある質問(Q&A)
Q. ガイズリーとは、どんなメーカーですか?
アメリカ ペンシルバニア州ノースウェールズに拠点を置く銃器及びパーツメーカーです。また、軍や法執行機関での使用例が多いことで知られます。
Q. GEISSELEは、どう読みますか?
「ガイズリー」と読みます。そのため、日本ではカタカナでも検索されています。
Q. ガイズリーは、いつ設立されましたか?
2004年です。また、当初はライフルのトリガーメカニズムを開発するメーカーとして立ち上げられました。
Q. SSFトリガーとは、何ですか?
ガイズリーが設計した、2ステージのセレクトファイアトリガーです。そのため、軍の求める正確性に応えて採用されました。
Q. SMRとは、何の略ですか?
スーパーモジュラーレールの略です。また、HK416のハンドガードとして、デルタフォースが導入しました。
Q. MK16 M-LOKは、どこで採用されましたか?
USASOCのURG-Iプログラムで採用されました。さらに、FBIには10インチのSMR MK4 M-LOKが使われています。
Q. ガイズリーのパーツは、エアソフトでも人気ですか?
人気です。ハンドガードやチャージングハンドルなど、比較的容易に特殊部隊の再現ができるためです。
Q. ガイズリー初のAR-15コンプリートライフルは?
Super Dutyです。ただし、完成品エアガンとしての製品化は、ORGAの記事では確認されていません。














