GHKガスブロカスタム プロの技術!
なぜGHKガスブロが最終到達地点と言われるのか?のページにて
GHKガスブロの魅力について触れさせて頂きました。
これまで1000本以上のGHKカスタムやコンプリート製作を提供してきたオルガエアソフトがプロショップとして『どのような部分に着目し対策をしているのか?』という部分に触れていきたいと思います。
トラブル要因を潰すことが最優先
ご存じの通り『ガスブローバック』と言われる機構をもつエアガンは、マガジンから上がってくるガス圧をノズル内の弁を用い『発射側とブローバック側』に振り分けることで、実射とブローバックギミックを実現しています。中には『固定式=ブローバックしない』ガスガンも御座いますが、昨今では殆どのモデルがブローバック対応の製品になっております。
M4ガスブロは、殆どのメーカーの製品が発射後に『ボルトキャリアが後退しボルトが前進する際に次弾をチャンバーへ給弾する』という、実銃さながらのギミックを再現しています。
質量のあるボルトキャリアが勢いを持って後退しそこで生まれる
リコイルショックはガスブロの醍醐味です。
しかしボルトキャリアが
早い速度でBB弾をチャンバーに送り込む際に、いくつかの問題が生じます。
1.ガスブロには付き物の給弾不良
M4ガスブロのトラブルで一番多く散見されるのが給弾不良です。良く見られる症状としてはボルトキャリアが前進しローディングノズルがBB弾をチャンバーに押し込む際に発生する『弾砕き』・『弾噛み』・『2発給弾』・『無装填』などが多く、殆どの場合が以下により発生しています。
BB弾をチャンバーに送り込むバレルエクステンションのフィーディングランプ(溝)の不良
マガジンの保持位置
HOPチャンバーの位置
ローディングアシストの破損
1.バレルエクステンションの不良
バレルエクステンションとは、ボルトキャリアとBB弾が前進してきた際に『BB弾はチャンバー内へ』・『ボルトキャリアは閉鎖状態で停止させる』役割を持つ機構となります。その形状は、以下の通りローディングノズル先端のギザギザ(オス)に併せてエクステンション側(メス)になっています。
以下の動画のように、ボルトキャリアが前進する中でBB弾を拾いバレルエクステンションの中へローディングする仕組みとなっています。
バレルエクステンション側の『BB弾を受ける部分』が傾斜になっていることで、ローディングノズルのローディングアシストにより押し込まれたBB弾が中央のチャンバー入口へと押し込まれる仕組みとなります。
ギミックとしては非常に単純な流れとなっているのですが、この『バレルエクステンション自体の精度』と『設置精度』が非常に重要なポイントとなってきます。