東京マルイ P320 フルサイズ ガスブローバックが新発売!

東京マルイ P320 フルサイズ ガスブローバックが新発売!
東京マルイ P320 フルサイズ ガスブローバックが新発売!
 

待望の 東京マルイ P320 が2025年10月9日より販売開始

数年前より開発について言及されつつも、なかなか発売時期について明らかにされていなかった 東京マルイ P320 ガスブロハンドガン。それが急遽、2025年5月に開催された静岡ホビーショーにて新製品として発表され大きな話題を呼びました。

そして遂に、2025年10月9日が発売日として確定し、世界中のエアソフトプレーヤーも各取扱ショップも、その入荷を心待ちにしていることでしょう!

東京マルイ P320

P320には、これまでの東京マルイ製ガスブロハンドガンにはない新たな内部機構が随所に見られます。G17 Gen5 MOS のハンマーやブローバックエンジンの設計にも随分と驚かされましたが、P320にはそれをも超える仕組みが詰まっている予感!

まだ入荷前のため実機による製品レビューとはいきませんが、東京マルイから公開された設計情報について見ていきたいと思います!

目次

東京マルイ P320 外装デザイン
モジュラーピストルの心臓部 FCU を再現!
ガスブロハンドガンのゲームチェンジャーになる予感 アンダーハンマー
えげつなくティルトするアウターバレル
東京マルイ P320 はモールドなし?!
ORGA AIRSOFTでの販売について

東京マルイ P320 外装デザイン

東京マルイが発表した正式な製品名は「P320 フルサイズ」となっています。これは一体どのようなモデルなのでしょうか。

実銃において、SIG SAUERからP320が発表されたのは2014年で、もう10年以上前に遡ります。それからアメリカ軍での制式採用などを経て爆発的な人気を得たことにより、現在では数多くのラインナップを持つピストルシリーズに成長しています。

2025年現在でも20種類以上のP320が存在し、常時モデルの入れ替えやマイナーチェンジも頻繁に行われておりますが、東京マルイがモデルアップしたのは最初期に登場したデザインを残す「P320 FULL-SIZE」を再現しています。

P320 フルサイズ

実銃の現行「P320 FULL-SIZE」はオプティクスレディー(ドットサイト搭載マウント)を備えたスライドとなりますが、残念ながら東京マルイP320では最初期のノーマルスライドの再現となります。

その代わりと言っては何ですが、軍納入モデルやその民間バージョンのM17、M18、ハンティングでの猛獣からの護身用に開発されたXTENにしかないマニュアルセーフティーを搭載。エアソフトガンとして安全性を高める配慮がなされています。

P320 マニュアルセーフティ

残念ながら、SIG SAUERは自社のSIG AIRやPROFORCE以外にはライセンス供与しない方針で、東京マルイP320についてはメーカーロゴや使用テキストに至るまで「SIG」が使用できません。少々寂しくはありますがディテールはしっかりと作り込まれており、ホビーショーで公開されたプロトタイプや事前に公開された写真からも、再現性の高さが伺えます。

モジュラーピストルの心臓部 FCU を再現!

刻印など仕方のない部分はありますが、そのぶん構造面や内部の作り込みは半端ないことになっています!これまでの東京マルイガスブロハンドガンの歴史を塗り替えるモデルと言っても過言ではありません。

実銃のP320はモジュラーピストルとしてFCU(ファイア・コントロール・ユニット=トリガーやストライカーを1つにユニット化したもの)を簡単に脱着できる仕様でフレーム内に収めています。東京マルイではそれと全く同じ構造を再現。

東京マルイ P320 FCU

ガスブローバックであるためストライカーではなくハンマーユニットにはなりますが、トリガーやハンマー、スライドストップやマニュアルセーフティーなど、多くの主要機能を1つのユニットに納め、実銃と同じ手順でフレームから取り外せる様になっています。非常にメンテナンスがやりやすそうです。

FCUには1本ずつ固有のシリアルナンバーが刻まれ、フレームのホールから確認できるようになっているのも本物同様のリアルさです。

ガスブロハンドガンのゲームチェンジャーになる予感!アンダーハンマー方式

ハンマーのほとんどをフレームの下側に納めるアンダーハンマー方式は東京マルイ初の試み。と言いますか、これはエアソフトガン史上初なのでは?!スライド側とフレーム側で受け持つ機構がハッキリと分かれる現在のガスブロが主流となって以降、この様なハンマーは見たことがありません。

東京マルイ P320 フレーム

このアンダーハンマー式の何が素晴らしいかって?ハンマーがフレームから飛び出ないということは、スライド側にハンマー逃げるスペースを用意しなくて良いということです。これまでのガスブロハンドガンでハンマーの逃げ場所はどこにあったかというと、ノズルシリンダーの後ろですよね?つまり、その部分までシリンダーを伸ばせる様になったことで、シリンダー容量が大幅にアップしたことになります。

東京マルイ P320 アンダーハンマー方式

シリンダー直径はこれまでのモデルの最大値15mmと同等ですが、ピストンストローク量は大幅に伸びている訳です。このアンダーハンマー方式により、P320は東京マルイ史上最も安定したガスブロハンドガンになっていることが予想されます!うおおおお!早く試射したい!

えげつなくティルトするアウターバレル

発売前の資料を見て筆者が個人的にヤベー!と感じた部分がもう1点。スライドオープンしたときのアウターバレルの角度です!これ凄くないですか?!

東京マルイ P320 ティルトバレル

ショートリコイル(自動装填の動作方式)を採用する現代のオートマチックピストルのうち、最も多いのがティルトバレル式となります。エアソフトガンでは機構上必須ではないものの、スライドが物理的に後退するにはチャンバーカバー(アウターバレルの後端)を下げる必要はあるため、これまでお気持ち程度の再現に留まるのが普通でした。また、チャンバーカバーをスライドの裏側で押し下げていたので、経年で傷が増えていくという代物でした。

P320では、アウターバレルの外からは見えない部分にティルトアップ用のアームを設け、スライドの内側の段差に這わせてティルトさせる新方式となっています。このアウターバレル・ティルトアシスト機構により実銃並みのティルトアップを再現しているほか、チャンバーカバーへの傷を防ぎつつこれまで以上にスムーズなブローバックを実現しています。

またショートリコイルは、実際にはスライドとバレルの両方が途中まで一緒に後退するわけですが、この同時後退距離も正確に再現しているそうです。

東京マルイ P320 アウターバレルティルトアシスト機構

東京マルイ P320 はモールドなし?!

一昔前の東京マルイ製品を知っている人からすると、スライド上のガスブロに直接関係のない部品はモールド成型だったりと残念だった思い出もあるかもしれません。しかし、P320は一味違いますよ!フロント/リアサイト、エキストラクター、エキストラクタープランジャー、エキストラクターSPガイド、スライドリアキャップを、スライドとは別パーツで再現。最近のマルイさんは凝ってますね!

マルイ P320 スライドストップ
東京マルイ P320 エキストラクター

フレーム側にはFCU後端のシアハウジングが収まりますが、スライドのリアキャップと併せ実銃と同じ分割ラインになる様に設計。刻印等で制限がある分、性能面だけでなくや見た目のリアルさにも拘った徹底した作り込みが東京マルイP320の特長となっています。

Tokyo Marui P320 GBB

ORGA AIRSOFTでの販売について

さて、性能面でも細かな作り込みでも期待大!な東京マルイP320ですが、当店オルガエアソフトでの販売はというと……まだ何とも言えません💦

もちろん発注はしておりますが、実際に何本入荷できるのか、場合によっては1本も入荷できないのか?!問屋さんもショップも、商品の流通が始まるまで「何とも言えない」状況です。そのため当店ではP320の予約販売は行わず、実際に入荷できた場合にのみ在庫数分の販売を行います。(将来的な販売に備え、初回ロットの在庫がなくても商品ページのみ公開する場合がございます。)

新製品のご紹介をしておきながら申し訳ございませんが、2025年10月現在、お問い合わせを頂きましても商品確保や販売についての明確なお答えはできませんので、予めご了承ください。

 
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