GHK 80%レシーバー発売|A7075鍛造M4ガスブロレシーバーの仕様と互換性を解説

GHK 80%レシーバー発売|A7075鍛造M4ガスブロレシーバーの仕様と互換性を解説
GHK 80%レシーバー発売|A7075鍛造M4ガスブロレシーバーの仕様と互換性を解説
 

ORGAの80%レシーバーシリーズ第3弾はGHK M4用!

GHK 80%レシーバーは、AR-15用に鍛造されたA7075アルミ合金のインゴットを、GHK M4ガスブロ用の寸法で切削加工したORGAオリジナルのレシーバーです。東京マルイMWS用、VFC用に続くシリーズ第3弾として、2026年秋に発売となります。

先んじて、プロトタイプを仮組みしてXで試射動画を公開していますが、動作は非常に快調。GHKガスブロはCO2で運用されるプレイヤーさんも多いかと思いますが、強烈なリコイルでもビクともしない強度は、さすがA7075鍛造といったところです。

GHK用80%レシーバーは現在ご予約受付中です。ただし2026年10月時点で民間仕様は完売、ミリタリー仕様も残りわずかとなっております。

A7075鍛造 実物80%レシーバー使用 GHK M4ガスブロレシーバー 無垢

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GHK用80%レシーバーのサイズ感と各部の仕様

「80%レシーバーとは何か」はMWS用・VFC用の発売時にも解説してきましたし後ほど簡単に触れるとして、まずはGHKオーナーの皆さんが気になる各部のサイズや規格をご紹介します。ご予約済みのお客様は、組み上げの際の参考にしていただければ幸いです。

仕様・互換性一覧

部位 規格 使用できるパーツ・注意点
バレルナット ユニバーサルピッチ(GHK V3同規格) GHK純正は可、社外品は要確認※
バッファーチューブ インチピッチ(GHKと同規格) 各社ガスブロ用(MWS用を除く)・実物パーツ
ダストカバー GHK規格 可動はGHK純正・適合品のみ
トリガーガード 実物規格 実物・各社ガスブロ用・GHK純正
セレクター GHK規格 GHK純正・適合品のみ
マガジンキャッチ GHK規格 GHK純正・適合品のみ。他社ガスブロ用・実物は要加工
マガジンキャッチスプリング 実物規格 付属品、または実物を使用
グリップ 実物規格、ただしネジはM5規格 純正・他社ガスブロ用・実物とも可※

※レシーバー、またはパーツ側の加工が必要となる場合があります。

バレルナットのネジ山

ハンドガード選びに関わるバレルナットのネジ山は、GHK V3純正とほぼ同規格です。GHKはV3からユニバーサルピッチとなり、それまでのミリピッチと比べて組み込めるハンドガードの種類が増えました。

ただし、ユニバーサルピッチといっても万能ではない点にご注意ください。GHK純正のバレルナットは問題なく取り付けられますが、それ以外の社外品バレルナットは、ネジ山の深さなどメーカーごとの仕様差により、奥まで締め込めない場合があります。

さらに、コーティングを施工するとその分厚みが増します。社外品のバレルナットを組み込む際は、事前に仮組みで相性をご確認ください。奥まで回せない場合は、タップによるネジ山の切り直しが必要です。組み込むバレルナットが決まっている場合は、あらかじめ当店に切り直しをご依頼いただくことも可能です。

GHK80%レシーバーのバレルナット用ネジ山(ユニバーサルピッチ)

バッファーチューブのネジ山

バッファーチューブのネジ山はインチピッチです。GHK純正と同じ仕様なので、MWS用を除く各社ガスブロ用パーツや、実物バッファーチューブも組み込めます。

GHK80%レシーバーのバッファーチューブ用ネジ山(インチピッチ)

ダストカバー

ダストカバーはGHK純正、またはGHK適合品をお使いください。これはレシーバーではなく、GHKのボルトキャリアの仕様によるものです。GHKのボルトキャリアはMWSと同様にダストカバーのラッチの逃げが浅く、ラッチ側も低く作られています。実物のダストカバーはラッチが高いため、ボルトキャリアに当たって閉めることができません。

GHK80%レシーバーに取り付けたダストカバー

トリガーガード

GHK用80%レシーバーのトリガーガード規格は実物準拠です。GHK純正のトリガーガードもピン穴の位置はリアル寸法なので、そのまま取り付けられます。

GHKの純正レシーバーは、トリガーホールとグリップの間が実物よりもわずかに狭くなっています。最近のトリガーガードはグリップとの隙間を埋めて射手の手を保護するデザインが主流ですが、GHK純正レシーバーに取り付けるにはグリップ側に飛び出す部分を削る必要があり、実物パーツの加工に躊躇していたGHKオーナーさんも多いのではないでしょうか。

80%レシーバーならリアルサイズのトリガーガードをそのまま使えるので、選択肢が大きく広がります。

GHK80%レシーバー トリガーガード

セレクター

GHKの純正セレクターは軸の直径が実物よりやや大きく設計されています。内部パーツの制御に大きな影響を与える部分のため、80%レシーバーでも純正、またはGHK適合品のみの対応となります。

また、セレクターのデテントピンはGHK規格と同様にネジ山を切ったイモネジ対応です。実物のようにグリップで押さえる方式にする場合は、ネジ山を削り落としてお使いいただくのがおすすめです。

GHK80%レシーバーのセレクター部

マガジンキャッチ

マガジンキャッチも基本的にはGHK規格です。GHKのマガジンキャッチはシャフトとの連結部が実物や各社ガスブロよりも薄く、レシーバー側もそれに合わせて浅めに加工しています。実物のマガジンキャッチをそのまま取り付けると数ミリ飛び出してしまい、マガジンにキャッチを掛けられません。他社ガスブロ用や実物のマガジンキャッチを使う場合は、レシーバーの穴を掘り下げる加工が必要です。

GHK80%レシーバー マガジンキャッチ

しかしここでややこしい部分があり恐縮ですが、マガジンキャッチスプリングは実物規格のため、GHK純正のスプリングは短くて使えません。長いスプリングを付属品として同梱していますので、そちらをご使用ください。実物のスプリングも使用可能です。

GHK80%レシーバーのマガジンリリースボタンの穴

グリップ

グリップはGHK純正のほか、他社ガスブロ用や実物パーツも取り付け可能です。ただし固定ネジはGHKと同じM5規格のため、ネジも実物を使いたい場合はリタップが必要です。

また、グリップ側の固定ネジの通し穴は、パーツによっては位置合わせが必要な場合もあります。実物パーツでもメーカーによって差がある部分ですので、通し穴の拡張など適宜調整して取り付けてください。

GHK80%レシーバーのグリップ取付部

GHK用80%レシーバーの仕様まとめ

ガスブロはメーカーごとに、各部のサイズ感(トイガン準拠か実物準拠か)、ミリピッチかインチピッチか、パーツの互換性、ユーザーの好みなど、求められるポイントが大きく異なります。そのためORGAの80%レシーバーシリーズは、あえて統一の設計基準を設けていません。MWS・VFC・GHKのすべてをご注文いただいたガスブロフリークのお客様もいらっしゃるなか恐縮ですが、各部の規格はメーカーごとに少しずつ変えています。

GHK用80%レシーバーの仕様を簡単にまとめると、トリガーガードとマガジンキャッチスプリング以外は、基本的にGHK V3準拠です。

GHKはシンプルな構造で実銃らしさにこだわったメーカーですが、欧米の規制を避けるよう各部の規格をあえて実銃から変えている節があります。そのため80%レシーバーでもVFCほど実物に特化した設計にしづらいのが実情です。特に動作に関わる操作系パーツは、GHK準拠のものを選ぶのがおすすめです。

そもそも80%レシーバーとは?

80%レシーバーについてはこれまでにもOUTLINEで解説してきましたので、今回は少し違った観点も交えてお話しします。

AR-15系のレシーバーの製作工程は、大きく分けると
鍛造 → 切削成形 → 刻印 → コーティング → レーザー刻印(白彫)
となります。〇〇%という表記に明確な定義はなく、業界用語に近い通称です。

ORGAでは、言葉の認知度や商品のわかりやすさから80%レシーバーを商品名に採用していますが、一般的には型を使っておおよその外形まで鍛造したインゴットを20%レシーバー、内部機構を除いて外形の切削まで進んだものを80%レシーバーと呼ぶことが多いようです。

20%レシーバーと80%レシーバーの比較

なお近年は、従来のアーマライトとは外形の異なるAR-15系モデルも多く、20%レシーバーすら使わずに直方体のアルミブロックから直接削り出すケースも見られます。この直方体のブロックを0%レシーバーと呼ぶこともあります。

0%レシーバーは「ただのアルミの塊」でしかありませんが、そういった意味では20%レシーバーも80%レシーバーも、それらしい形をしたアルミの塊であることに変わりはありません。

ORGAの80%レシーバーシリーズ

当店で販売するレシーバーは、厳密にいえば20%レシーバーの段階から、各社ガスブロ専用の寸法で切削加工して仕上げたものです。CNC加工のデータはガスブロ寸法で作られており、エアソフトガン専用のパーツとなります。製造は米国外の工場で行い、AR-15用に鍛造されたインゴットの余剰分をエアソフト用に加工したうえで日本へ輸入しています。

「法的に大丈夫なの?」というお問い合わせを稀にいただきますが、国内で販売・所持いただけるエアソフトガン用パーツですので、どうぞご安心ください。

製造工程は実物とほぼ同じで、世界のどこかに同じ鍛造型から生まれたAR-15がある――そんなところに浪漫を感じていただければ幸いです。

もちろん、そうした背景を抜きにしても、素材と設計だけで十分に魅力あるガスブロ用レシーバーです。抜群の耐久性を誇るA7075素材を贅沢に使い、AR-15のために鍛造されたインゴットでガスブロを組める喜びをぜひ味わってください。ご予約枠は残りわずかですが、一生モノの相棒を組み上げる一台として、ご期待いただければと思います。

0%・20%・80%レシーバーの違いの解説図

GHK用80%レシーバーのよくある質問

GHK純正パーツはそのまま使えますか?

トリガーガードとマガジンキャッチスプリング以外は基本的にGHK V3準拠のため、純正パーツをそのまま使えます。マガジンキャッチスプリングは付属の長いスプリングをご使用ください。

実物パーツは使えますか?

バッファーチューブ、トリガーガード、グリップは実物の取り付けが可能です(グリップの固定ネジはM5のため、実物ネジを使う場合はリタップが必要)。ダストカバーとセレクターは実物非対応、マガジンキャッチは実物を使う場合レシーバーの加工が必要です。

社外品のハンドガードは取り付けられますか?

実物や社外品のバレルナットはメーカーの仕様差で奥まで締め込めない場合があるため、事前の仮組みをおすすめします。当店でのネジ山の切り直しも承ります。

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