ゲットーブラスターの要点まとめ
ゲットーブラスターは、NOVESKEが展開したコンパクトなSBRです。また、この記事では、実銃の歴史と背景を整理します。さらに、エアソフト製品もご紹介します。
- ゲットーブラスターの原型は、2017年の限定モデルです。
- 2019年のN4 Gen4発表後に、名前が復活しました。
- 背景には、SOCOMのLVAW計画があります。
- Q LLCのパーツを使い、ハニーバジャーの設計思想を受け継ぎます。
- 実銃は、2025年末から2026年にかけて通常ラインから姿を消しました。
- エアガンは、DE Airsoft製ガスブロとコンバージョンキットがあります。
LVAWブームに対するノベスケの答え?
NOVESKE GHETTO BLASTER
NOVESKE LLCの正式ライセンスを得て販売されているDE Airsoft製 GHETTO BLASTER(ゲットーブラスター)ガスブローバック・ライフル。発売直後は注文殺到でしたし、それからもうすぐ1年経とうとしている現在では常時ご注文を頂く定番モデルとして定着しています。
ゲットーブラスターは、発売から現在まで定番モデルとして支持されています。そのため、その魅力を、実銃とエアソフトの両面から深掘りします。
ゲットーブラスターに注目が集まる理由
実銃のGHETTO BLASTERが登場した時も、これをエアガンで再現できないものかとお問合せを頂いたこともありました。自力でパーツを揃え、近い形にしようと四苦八苦された方も多かったのではないでしょうか。それほどにサバゲープレイヤーが魅了されてしまうのは何故なのでしょうか。
実銃が登場した頃から、エアガンでの再現を望むお問合せがありました。ただし、当時はパーツを集めて近づける方法が中心でした。そのため、コンプリート品の登場は朗報でした。
ド派手で皮肉や煽りも込めた様なプロモーションを好むノベスケですから、各モデルの設計意図や経緯はあまり説明されていません。当時のトレンドを踏まえた筆者なりの考察も含めて「GHETTO BLASTER」というモデルについて深掘りしていきたいと思います。
ただし、モデルの設計意図は、公式にあまり語られていません。そのため、そこで、筆者なりの考察も交えて解説します。まず、実銃の歴史から振り返ります。
ゲットーブラスターの見分け方
見分けるポイントは、4つあります。まず、全長を抑えた7.94インチの短銃身です。次に、Q製の3ポジションPDWストックです。
さらに、NHRハンドガードと、チェリーボムタイプのハイダーも目印です。また、トリガーには、GEISSELE製が使われています。ただし、年式やモデルにより、細部は異なります。
ゲットーブラスターの全体像です。ただし、短い全長とPDWストックが特徴で、コンパクトな外観が目を引きます。
目次
初代GHETTO BLASTERの登場
ハニーバジャーとの関連性
二代目GHETTO BLASTER
GHETTO BLASTER成功の裏で…
GHETTO BLASTERのバリエーション
エアソフト製品
初代GHETTO BLASTERの登場
相当なガンマニアやNOVESKEフリークを除けば、「初代GHETTO BLASTER」と聞いてもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
実は、ゲットーブラスターの名は、2019年より前から存在します。そのため、初代を知らない方も多いはずです。
NOVESKEが大々的なプロモーションを展開し、N4ラインナップの1モデルとして登場させた2019年より以前にも、GHETTO BLASTERはGen4レシーバープロトタイプ的な形で開発が進められ、限定モデルとして少数が販売されました。2017年のことです。
初代の2017年から、N4 Gen4発表の2019年初頭までは、約2年です。なお、その間に、Gen4の仕様が固まっていきました。
出典:NOVESKE公式Facebook
NOVESKEというメーカー
ゲットーブラスターを展開するNOVESKEは、ARメーカーです。さらに、ジョン・ノベスケ氏が創業しました。創業は2001年とされます。ジョン氏は、2013年に亡くなりました。
また、KeyModは2012年に登場した規格です。一方、当時のNOVESKEの製品にも、採用されました。そのため、初代の頃のハンドガードは、KeyModなのです。
一方、2019年には、Gen4のARライフルを発表しています。また、同じ年に、NOVESKE9やSPACE INVADERも登場しました。さらに、米陸軍のサブコンパクト武器の評価対象に選ばれたとされます。
Gen3とGen4の中間のデザイン
初代GHETTO BLASTERはGen4プラットフォームという触れ込みでは発表されましたが、デザインはまだGen3とGen4の中間といった具合。
2019年初頭に発表されるGen4の仕様が固まる前ということもあり、ハンドガードは引き続きGen3形状を継承するつもりだったのでしょう。ハンドガードと連なるアッパー前方の断面はRが付いた形状で、GHETTO BLASTERの特徴の1つであるNHRハンドガード(NSRの下面がピカティニーレールになったもの)もGen3 NSRに準拠した仕様。サイド面のスロットは当時まだ主流のKeymodでした。
当時のサイド面のスロットは、Keymodでした。一方、現行のゲットーブラスターは、M-LOKを採用しています。そのため、初代と現行では、ハンドガードの規格が異なります。ただし、細部は年式により違います。
初代から使われたQ LLCのパーツ
ちなみにこのGen3とGen4が混ざったようなハイブリッドなデザインは、2019年以降のGHETTO BLASTERでも継承しています。そして、この初代GHETTO BLASTERの時点から既にストックやハイダーにはQ LLCのパーツが使われ、レシーバーの外形もそれに準拠していました。
出典:NOVESKE公式Facebook
SNSの反応と名前の由来
しかし初代が発表された時、SNSの反応は「ハニー・バジャーのパクリ」「酷いモデル名」「ジョン(2013年に亡くなったNOVESKEの創設者)がいたら許可しながっただろう」と散々。
ちなみに「GHETTO BLASTER」という名前の由来は、1980年代にアメリカで流行した肩に担いで爆音の音楽をタレ流していたバカでかいラジカセ。BoomBoxという一般的な呼び名がある一方で、アフリカ系アメリカ人からは自身の住む地域になぞらえGHETTO BLASTERとも呼ばれていました。
これをモデル名として選択した真意は不明ですし、えらく評判も悪かったことから(当時のプレスリリースが確認できず詳細は不明ですが)デリバリー時には名称をN4 PDWと改めた模様です。
ハニーバジャーとの関連性
この様なコンパクトかつQ LLCのパーツを流用したモデルが登場した背景には、当時U.S.SOCOMが進めていたLVAW計画が深く関係しています。亜音速弾とサプレッサーの組み合わせによるSBR(ショートバレルライフル)で近距離でのストッピングパワーを念頭に消音性と携行性を高め、低視認性(敵からの発見を抑制する)を実現するライフルの開発です。
LVAWは、Low Visibility Assault Weaponの略です。ただし、計画の経緯は、一次情報が少ないとされます。そのため、細部は断定できません。
このプロジェクトでは最終的にSIG MCXが選ばれましたが、その大元となったライフルがAACハニーバジャーです。
その結果、ハニーバジャーはMCXの源流にあたると言われます。ただし、細かな経緯は、確認が難しい話です。
SIG MCXとLVAWの関係
SIG MCXは、2015年のSHOT Showで発表されました。そのため、口径は、5.56mm、.300BLK、7.62×39mmがあります。また、.300BLKとサプレッサーの組み合わせを重視した設計です。
一方、MCXのガスピストン機構は、SIG MPXが由来とされます。そのため、ハニーバジャーとMCXの関係は、資料により説明が異なります。ここでは、断定を避けます。
Q LLCのパーツを使う理由
後にAACハニーバジャー開発のキーパーソンであるケビン・ブリティンガム氏が親会社であるRemington(レミントン)に解雇され、自ら創設したQ LLC(LIVE Q OR DIE)で独自に開発を進めたハニーバジャー2.0をリリースしますが、NOVESKEはこのQ社のパーツを流用しています。
この頃から銃器メーカー各社が.300BLK標準化の兆しを感じLVAWの様なSBRを開発しはじめたことを考えると、NOVESKEもまたこのカテゴリへの参画を試みていた様です。
弾薬.300BLKの特徴
ここで、.300BLKの特徴を確認します。ただし、この弾薬は、5.56mm NATOのケースを広げたものです。そのため、AR-15は、バレル交換だけで対応できます。
また、標準的なAR-15のマガジンが、そのまま使えます。さらに、亜音速弾と超音速弾の両方を撃てます。特に、亜音速弾は、サプレッサーとの相性が良いとされます。
亜音速弾の弾速は、毎秒約1,000フィートです。なお、これは、秒速約300mにあたります。そのため、音速を超えず、衝撃波による音が出ません。
一方、短銃身との相性も良いとされる弾薬です。そのため、LVAWのようなSBRに向いています。ゲットーブラスターも、この流れの中で生まれました。
AAC製ハニーバジャーは、6インチ銃身の.300BLK仕様でした。さらに、AR-15の扱いやすさと、MP5の携行性を目指したとされます。また、Q LLCは、2017年にブリティンガム氏が創業した会社とされます。
出典:Q LLC公式Facebook
Q LLCとの協力関係と構成
GHETTO BLASTERの開発についてはQ LLCとの協力関係を公表しており、ストック以外にボルトキャリアグループの組み込みについても言及しています。
次の表は、実銃ゲットーブラスターの主な構成です。販売店の記載で一致した内容のみを載せています。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| バレル(7.94インチ仕様) | .300BLK、1:7ツイスト | 販売店の記載で一致 |
| ハンドガード | NHR-7(M-LOK) | NSRの下面がレールの形状 |
| ストック | Q製の3ポジションPDWストック | Q LLCのパーツ |
| マズルデバイス | Q製のチェリーボム | Q社のサプレッサーも装着可能 |
| トリガー | GEISSELE製(SD-Eタイプ) | 販売店の記載で一致 |
なお、仕様は年式やモデルにより異なります。そのため、表は7.94インチの.300BLK仕様の例です。
表の中で、1:7ツイストは、重い亜音速弾の安定に向くとされます。一方、7.94インチの短銃身は、サプレッサーを付けても全長を抑えやすいです。ゲットーブラスターは、短さを重視した構成です。
二代目GHETTO BLASTER
初代GHETTO BLASTERにてGen4プラットフォームの基盤を築いたNOVESKEは、その設計を更にブラッシュアップし2019年初頭には正式にN4 Gen4を発表します。Gen4ではハンドガード断面にハニカムを採用するなど、Gen3よりも構造的なアップグレードが見られます。
Gen4のハンドガードは、断面のハニカムが特徴です。一方、初代ゲットーブラスターのNHRは、Gen3準拠の断面でした。そのため、ハンドガードの形状で、世代を見分けられます。
NOVESKE9とSPACE INVADER
また2019年はライフルで拳銃弾を使用するPCC(ピストルキャリバーカービン)が流行しはじめていました。N4 Gen4が登場したばかりのNOVESKEもそのデザインに準拠した9×19mm弾仕様のPCCシリーズのNOVESKE9(現行ではN9に改称)を矢継ぎ早に発表。
その際、通常のGen4 NSRハンドガード+バッファーチューブ仕様に加え、NHRハンドガード+PDWストック仕様のSPACE INVADERも同時にお披露目となりました。NHRの断面形状がGen3仕様であったことを踏まえ、SPACE INVADERはアッパー形状を初代GHETTO BLASTERから流用したデザインとなっています。
出典:NOVESKE公式Facebook
悪ノリを強めたプロモーション
NOVESKEは元の硬派なイメージから徐々に悪ノリの目立つプロモーションに方針転換していましたが、SPACE INVADERのリリース時には羽目を外したド派手な宣伝を展開。この頃から、実力もありながら表向きはフザけまくる銃業界でも異端な存在へと突き進み始めます笑
ゲットーブラスターの復活
この年、実は密かに初代GHETTO BLASTERをNHR M-LOK+アームブレース仕様にして、N4-PDWとして先行して再販していたNOVESKEでしたが、SPACE INVADERのリリース後には悪ノリの勢いのままGHETTO BLASTERの名を復活。
初代の頃から、名前の酷評とは裏腹に「欲しいけど高い」「ピストルバリエーションも作ってくれ」「セクシーだ…」と良い反応もあったため、改めて発売されたGHETTO BLASTERは初代を手に出来なかった人々から歓喜をもって受け入れられることになります。やっぱり皆、カッコイイと思ってたんじゃん…。
NOVESKEを象徴する1挺へ
かくして、GHETTO BLASTERはモデル名にケチつけていた輩を一蹴し、NOVESKEを象徴する1挺として返り咲きに成功しました。
ここで、初代と現行の違いを整理します。初代は、Gen3とGen4の中間のデザインでした。一方、現行は、Gen4の仕様が固まった後のモデルです。
また、初代の名前は、一度N4 PDWに改められました。しかし、2019年に、ゲットーブラスターの名が復活します。そのため、名前の歴史は、一度途切れています。
出典:NOVESKE公式Facebook
GHETTO BLASTER成功の裏で…
ブリティンガム氏の立場
しかし、このGHETTO BLASTERの人気に少々虫の居所が悪そうな人物がいます。それがハニーバジャー生みの親であるケビン・ブリティンガム。
AACハニーバジャー開発の中心人物だったにも拘らず親会社から解雇されるも(後に裁判で和解)、競合のSIGに移りMCXを勝利に導いた同氏。後に自身で会社を立ち上げ改めてハニーバジャーを製品化するなど、LVAWへのこだわりは並々ならぬものがあります。その設計思想を基にしているGHETTO BLASTERに何か言わずにはいられなかったのでしょうか。
Q LLCのパーツとハイダー
GHETTO BLASTERはハニーバジャーの設計思想以外にも、PDWストックやチェリーボムハイダーにもQ LLCのパーツが装着され同社のサプレッサーも装着可能。当然、パーツそのものはQ LLCから供給されてはいるのでしょうが、Q LLCとしては自社のハニーバジャーと安易に比較されるのが面白くなかったのかもしれません。
この動画では、ブリティンガム氏がゲットーブラスターとの違いを語っています。次の項目で、その内容を整理します。
ハニーバジャーとの違い
ケビン・ブリティンガムはGHETTO BLASTERを「コンパクトなNOVESKEを求めるなら素晴らしい製品だ」と評価しつつも、軽さ、.300BLKに適したツイストバレル、調整式ガスブロック、テーパードマズルなど、ハニーバジャーとは大きな差があると説明する動画を投稿。「ハニーバジャーが高価であるには理由がある」と言葉を付け加え、何となく隔たりを感じてしまいます。
動画で挙げられた差は、次の4点です。軽さに加えて、バレルや銃口まわりの設計が中心になっています。
- 軽さ
- .300BLKに適したツイストバレル
- 調整式ガスブロック
- テーパードマズル
ブリティンガム氏は、製品を評価しつつ、差を説明しました。そのため、否定ではなく、個性の違いと読めます。
とはいえ、初代GHETTO BLASTERの頃から両社の協力関係は続きます。また、ブリティンガムは自由な経営スタイルにより親会社のRemingtonから追い出されたとの見解もあり、フリーダムなスタンスという意味ではNOVESKEと馬が合うのでしょう。
テーパードマズルへの言及
ブリティンガム氏のエンジニアとしての熱意は利益とは一線をおいた所もある様で、動画内では特にテーパードマズルについて「GHETTO BLASTERにも使うべきだ」と言及。サイレンサーの装着を前提とするライフルにはユーザーフレンドリーであるとして、もっと広まることを望んでいる様です。
BOOMBOXという名前
ちなみにQ LLCは2025年、同社が開発した8.6 Blackout弾用のAR10モデルにBOOMBOXという、GHETTO BLASTERを想起させる名前のライフルをリリースします。これが友好的なオマージュなのか個人的な当てつけなのか分かりませんが笑。NOVESKEを意識はしている様です。
出典:Q LLC公式Facebook
GHETTO BLASTERのバリエーション
N4 Gen4の一員としてラインナップされたGHETTO BLASTERはその後、仕様違いや限定モデルで様々なバリエーション展開を見せます。
ゲットーブラスターの主なモデルの動きを、年表にまとめました。ただし、時期が不明な項目は、確認できていません。
| 時期 | モデル | 内容 |
|---|---|---|
| 2017年 | 初代GHETTO BLASTER | Gen4プロトタイプ的な限定モデル |
| 2019年 | N4 Gen4 / GHETTO BLASTER | ラインナップ入り |
| 2019年 | SPACE INVADER / NOVESKE9 | 9mm弾のPCCシリーズ |
| 2020年 | HOBGOBLIN | WRMFZYとのハロウィン限定 |
| 2021年頃 | 5.56mm仕様 | .300BLKに加えて選択可能 |
| 時期不明 | 10.5インチ仕様 | M-LOKが1スロット長い |
| 2025年 | ブラッククローム | 限定カラー |
| 2025年 | ラストモデル3種 | ブラックフライデーで展開 |
バリエーションは、通常ラインと限定モデルに分かれます。通常ラインの口径は、.300BLKと5.56mmです。また、バレルは7.94インチと10.5インチがあります。
一方、限定モデルは、色や仕様が個性的です。例えば、マルチカム、金メッキ、クアッドレール仕様があります。そのため、同じものを後から探すのは、難しいでしょう。
マルチカム限定カラー
これはN4 Gen4やSPACE INVADERと共に展開された限定コーティングカラーで、マルチカムトロピックとマルチカムブラックがあった様です。(モデルによりカラーの縛りがあった可能性あり)
出典:NOVESKE公式Facebook
HOBGOBLIN
2020年のハロウィンでWRMFZYとコラボした際の限定モデルHOBGOBLIN。恐らく5.56mm仕様?微塵もGHETTO BLASTERとは謳ってないため載せるか迷いましたが、外装の基本形が近いためピックアップしてみました。
GHETTO BLASTERからの違いはバレルレングスを延長しA2フロントサイトポストを追加、ホブゴブリンの刻印を入れたデザインとなっています。エアガンで再現しても面白そう。
出典:NOVESKE公式Facebook
5.56mm仕様の追加
タイミングは謎ですが、2021年頃には.300BLKだけでなく5.56mm仕様も選択できる様になっていた様です。
そのため、5.56mmの弾薬を使いたい方にも、選択肢が広がりました。ただし、追加の正確な時期は不明です。
出典:NOVESKE公式Facebook
10.5インチ仕様の追加
こちらも時期不明ですが、M-LOKが1スロット分長くなった10.5インチ仕様も追加されます。カラーはNOVESKE定番のARMOR BLACK、BAZOOKA GREEN、TIGER EYE、SNIPER GREYの4色から選択できました。実質的に、これらが通常モデルのフルラインナップですね。
10.5インチ仕様では、M-LOKのスロットが1つ分長くなります。選べた色は、次の4色です。
- ARMOR BLACK
- BAZOOKA GREEN
- TIGER EYE
- SNIPER GREY
出典:NOVESKE公式Facebook
クロームメッキ限定モデル
NOVESKEらしいといえばらしいモデルで、2025年にはブラッククロームの限定カラーも販売。また、販売はされず懸賞で1本のみ製作された、24金メッキのWonk-A-Donkモデルも同時に発表されました。
懸賞モデルはセレクターやマガジンキャッチ、ボルトリリース、ダストカバー、ピボット/テイクダウンピン、ハンドガード固定用のボルトまで金メッキな徹底ぶり。
出典:NOVESKE公式Facebook
SBR Quad Rail Back Door Brown限定モデル
かつてNOVESKEの代名詞的なハンドガードだったSWS(Superior Weapons Systems)クアッドレールを装着し、Backdoor Brownなるカスタムセラコートで染められた限定モデル。
SWSは金属加工を専門とし、ハンドガードやマズルデバイスを核とする製造所。ジョンによって見出されたクアッドレールをはじめ、現在ではNOVESKEのレシーバー製造も担う存在です。
グリップにはCHAINSAWでコラボモデルを展開するIrregular Defenseのグリップを採用するなど、新旧組み合わせた雰囲気がNOVESKEフリークにはかなり刺さるセットアップですね~。
ラストモデル
2025年のブラックフライデーで「最後のGHETTO BLASTER」として展開されたのは3つの限定モデル。これまでのスタンダードなセットアップのものはなく、全て限定モデルオリジナルの仕様となっています。
1つは10.5インチでハンドガード、アッパー、ロアを3色で塗り分けた5.56mm仕様。2つ目は12.5インチにクアッドレールを組み合わせ、GROUN TOWNというカスタムセラコートの5.56mm仕様。3つ目はNHRをNSRハンドガードに置き換えた.300BLK仕様。BAZOOKA GREENではなくOD GREENで仕上げているところが渋い!
ゲットーブラスター最後の3仕様の違いを、表にまとめました。バレル長や口径、仕上げを見比べられます。また、見た目の違いも大きいです。
| モデル | バレル長 | 口径 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1つ目 | 10.5インチ | 5.56mm | ハンドガード、アッパー、ロアを3色で塗り分け |
| 2つ目 | 12.5インチ | 5.56mm | クアッドレールとGROUN TOWNのセラコート |
| 3つ目 | ― | .300BLK | NSRハンドガードとOD GREEN仕上げ |
つまり、どれも通常仕様ではありません。そのため、同じ仕様を後から探すのは、難しいと考えられます。なお、詳細は、NOVESKE公式の発表をご確認ください。
出典:NOVESKE公式Facebook
通常ラインからの退場
GHETTO BLASTERは2025年末から2026年にかけて、NOVESKEのラインナップ更新に伴い通常ラインから姿を消しました。ただでさえ一般市場には出回りにくいNOVESKEが、SBRということで購入できる層もかなり限定的なモデルにも拘らず、業界に残したインパクトは中々のもの。
LVAWというカテゴリーの浸透に合わせてもあって、GHETTO BLASTERは実銃界のみならずサバゲー業界や米国以外のガンマニアからも注目を浴びたモデルでした。
気まぐれが多いフリーダムなNOVESKEのことですので、また限定モデルなどでGHETTO BLASTERが登場することに期待しましょう。
エアソフト製品
さて、ここからはNOVESKE GHETTO BLASTERのエアソフト製品についてご紹介していきましょう。NOVESKEはエアソフトへのライセンス展開について積極的(寛容的?)な面があり、昔から正式ライセンスのエアガンやパーツは数多く存在します。過去、MADBULLがクアッドレールのレプリカを製造販売していましたが、現在はEMGがライセンス管理を行っています。
DE Airsoft製ガスブロの概要
GHETTO BLASTERについては2025年より、DE Airsoft製で東京マルイMWS準拠のガスブローバックライフルが人気を集めています。
DE Airsoft製ガスブロの主な仕様を、表にまとめました。販売店の記載が一致した項目のみを載せています。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| ライセンス | NOVESKE正式ライセンス | 販売店の記載で一致 |
| 互換性 | 東京マルイMWS準拠 | 複数店舗で一致 |
| 装弾数 | 最大35発 | 複数店舗で一致 |
| ガス | 134Aフロンガス | 国内2店舗で一致 |
| 作動 | セーフティ/セミ/フルオート | 複数店舗で一致 |
| 出力 | 0.989J以下の基準に適合 | 国内2店舗で一致 |
なお、全長や重量は、販売店で表記が異なります。そのため、ここでは数値を載せていません。最新の仕様は、商品ページでご確認ください。
DE Airsoft製の推しポイント
独自のレシーバー形状がカスタムでの再現に限界があるところ、コンプリートで丸々このディテールを手に出来るのは嬉しい。発売当時、「待ってました!」と声を上げてしまった方も多いはず。
この製品の推しポイントとしては、MWS準拠や正式ライセンス取得という点は勿論なのですが、5万円台とお手頃な割に非常にこだわりが見られる点。セレクターがしっかり45度で機能することには少々驚きました。刻印やPDWストックのクオリティも素晴らしい。
カラーリングの再現度
カラーリングはちゃんとBAZOOKA GREENやSNIPER GREYを再現!外装で1つ注文を付けるならば、ブラウン系もダークアースではなくタイガーアイにして欲しかったかな~と。しかし、実銃のラストモデルでODグリーンを持ってくるなど、落ち着いたカラーリングも似合うのがNOVESKE。これはこれでカッコイイんですよね…。
DE Airsoft製は、BAZOOKA GREENを再現しています。SNIPER GREYも同様です。ブラウン系は、ダークアースです。一方、コンバージョンキットは、タイガーアイブラウンです。そのため、ブラウン系を重視するなら、キットが近い仕上がりです。
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EMG/DE Airsoft NOVESKE N4 GHETTO BLASTER 7.94/10.5 inch ガスブローバックライフル
マガジンの互換性とサポート
DE Airsoftのセールスポイントのもう1つは、MWS用マガジンが使えるということ。一番良いのは当然DE Airsoft製のマガジンなんですが、東京マルイ純正やGuns Modify製との相性も良さげ。お手持ちのマガジンが流用できます。
ある程度の個体差は見られるので稀に調整が必要な場合もありますが、もしうまくいかない様でしたらご相談ください!当店でサポート致します。
内部コンプリートカスタム
また、ORGA AIRSOFTでは海外製MWSプラットフォームのガスブロを数多く取り扱ってきた経験から、モデル毎にコンプリートカスタムのご用意がございます!
モデルの違いだけでなく、個体差に合わせたチューニングを行うため、弾道も動作性も最高の状態にカスタムして納品いたします。こちらも是非ご検討ください!
EMG/DE Airsoft NOVESKE ガスブロシリーズ 内部コンプリートカスタムのオーダーはこちらから!
MWS用コンバージョンキット
そしてもう1点のオススメが、こちらも正式ライセンスのMWS用コンバージョンキット。こっちはちゃんとタイガーアイブラウンしてます!
ハイダー以外の外装パーツが全部揃い、MWS内部パーツを移植するキットになっています。チェリーボムタイプのハイダーはサイレンサーとの相性もあるので、別途メーカーを揃えてご用意するのがオススメ。
| 項目 | DE Airsoft製 | コンバージョンキット |
|---|---|---|
| 形態 | 完成品のガスブロ | MWS内部パーツを移植するキット |
| 含まれる外装 | 完成品なので一式 | ハイダー以外の外装パーツが全て揃う |
| ブラウン系の色 | ダークアース | タイガーアイブラウン |
| 価格帯 | 5万円台 | 少々張る |
| 外装クオリティ | こだわりが見られる | 全体的により高め |
つまり、内部はMWSのパーツを活かします。そのため、すでにMWSをお持ちなら、移植で外装だけを刷新できます。
コンバージョンキットの外装クオリティ
お値段は少々張りますが、その分DE Airsoft製より全体的な外装クオリティがより高めとなっています。特にアウターバレルがクリアアルマイトでステンレスっぽさを出すことに成功しており、ハンドガードと組み合わせた時の雰囲気が堪りません。
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EMG/Dytac NOVESKE N4 GHETTO BLASTER コンバージョンキット 東京マルイMWS用 セラコート Tiger Eye
こちらは組み込み依頼も承りますので、ご自身では難しいという方はお問合せください。
エアソフト製品の選び方
まず、完成品か、キットかを考えましょう。選び方の目安は、次のとおりです。
- 完成品の手軽さを重視するなら、DE Airsoft製です。
- 外装のクオリティを重視するなら、コンバージョンキットです。
- すでにMWSをお持ちなら、内部パーツを移植できます。
- どちらも、ORGAにご相談いただけます。
ゲットーブラスターのエアガンは、完成品とキットで楽しみ方が変わります。DE Airsoft製は、価格が5万円台で、完成品として手軽です。一方、コンバージョンキットは、価格が少々張りますが、外装の質感が高めです。
さらに、キットはMWSの内部パーツを活かせます。そのため、手持ちのMWSがあるかどうかが、判断の分かれ目です。迷ったときは、お問い合わせください。
購入前のチェックポイント
購入前に確認したい点は、次の4つです。まず、MWSのマガジンを持っているかです。DE Airsoft製は、MWS用マガジンが使えます。
次に、ハイダーとサプレッサーの組み合わせです。チェリーボムタイプは、サプレッサーとの相性があります。そのため、メーカーを揃えて用意するのがおすすめです。
さらに、組み込みを自分で行うかです。コンバージョンキットは、組み込み依頼も承っています。また、個体差による調整が必要な場合は、ご相談ください。
最後に、内部のチューニングです。ORGAでは、モデル毎のコンプリートカスタムを用意しています。そのため、弾道と動作性を整えて納品できます。
実銃とエアガンの違い
エアガンでは、.300BLKの特徴は再現されません。代わりに、ガスブロの反動で、実射の雰囲気を楽しみます。さらに、実銃のディテールを、手元で味わえます。
サバゲーで使う場合は、短い全長が取り回しに有利です。また、PDWストックを縮めれば、さらにコンパクトになります。
一方、フィールドのルールは、事前に確認してください。ガスブロの初速やフルオートの可否は、フィールドごとに異なります。
実銃は、.300BLKの実包を使います。一方、エアガンは、6mmBB弾を使います。そのため、威力や射程は、まったく別物です。
また、動力の仕組みも違います。実銃は、火薬のガス圧でボルトを動かします。一方、ガスブロは、ガスの圧力でボルトを動かします。
外観は、メーカーにより再現度が異なります。DE Airsoft製は、刻印やPDWストックにこだわりが見られます。さらに、コンバージョンキットは、外装の質感が高めです。
なお、実銃のゲットーブラスターは、国内では入手できません。そのため、エアガンが身近な選択肢です。
ゲットーブラスターの用語メモ
銃の用語
SBRは、ショートバレルライフルの略です。銃身が短く、全長を抑えたライフルを指します。ゲットーブラスターは、この仲間です。
PDWは、パーソナルディフェンスウェポンの略です。携行性を重視した、コンパクトな銃の総称です。また、ゲットーブラスターのストックは、PDWストックと呼ばれます。
PCCは、ピストルキャリバーカービンの略です。拳銃弾を使うカービンを指します。例えば、NOVESKE9は9×19mm弾を使います。
LVAWは、低視認性のアサルトウェポン計画です。亜音速弾とサプレッサーが前提です。そのため、短銃身のSBRが注目されました。
メーカーとモデルの用語
ハニーバジャーは、ゲットーブラスターと比べられる.300BLK仕様のライフルです。サプレッサーの使用を前提とします。Q LLCは、その改良版を展開しています。
Gen4は、NOVESKEのARプラットフォームの第4世代です。2019年に発表されました。ハンドガード断面のハニカムが特徴です。
セラコートは、塗膜処理の一種です。ラストモデルには、GROUN TOWNというカスタムセラコートが使われました。
パーツの用語
NSRは、NOVESKEのハンドガードです。NHRは、その下面をピカティニーレールにしたものです。ゲットーブラスターは、NHRを使います。
M-LOKとKeyModは、ハンドガードの取り付け規格です。どちらも、スロットにアクセサリーを固定します。現行のゲットーブラスターは、M-LOKです。
クアッドレールは、四方にレールを備えたハンドガードです。かつてのNOVESKEは、SWS製のものを採用しました。
アームブレースは、腕に添えて拳銃のように構える部品です。N4-PDWは、NHR M-LOKとアームブレースの仕様でした。
チェリーボムは、ハイダーの形状の名称です。サプレッサーを使う場合は、メーカーを揃えると安心です。
エアガンの用語
MWSは、東京マルイのM4ガスブロのシリーズ名です。海外メーカーにも、MWS準拠の製品が多数あります。そのため、マガジンや内部パーツの互換性が広がります。
134Aは、ガスブロで使うフロンガスの種類です。ガスの量や気温で、作動の強さが変わります。ただし、使い方は、各メーカーの案内に従ってください。
コンバージョンキットは、外装パーツを交換して、別モデルに変えるキットです。今回のキットは、MWSの内部パーツを移植します。そのため、元のMWSは、外装が入れ替わります。
ゲットーブラスターに関するよくある質問(Q&A)
Q. ゲットーブラスターとは何ですか?
ゲットーブラスターは、NOVESKEが展開した、コンパクトなSBRです。N4 Gen4の一員として、2019年にラインナップされました。また、2017年の限定モデルが原型です。短い全長とPDWストックが特徴です。
Q. ゲットーブラスターの名前の由来は?
名前は、1980年代に流行した、肩に担ぐ大型のラジカセが由来です。BoomBoxの別名として知られます。ただし、初代の発表時は、名前に批判もありました。それでも、人気は定着しました。
Q. 初代ゲットーブラスターはいつ登場しましたか?
2017年の限定モデルです。ただし、デリバリー時にN4 PDWへ改称されたようです。そのため、現在の名前は、2019年以降の復活にあたります。初代の頃は、Gen3とGen4の中間のデザインでした。
Q. ゲットーブラスターとハニーバジャーの関係は?
設計思想が近く、Q LLCのパーツも使われています。ストックやハイダーが、その例です。ただし、ブリティンガム氏は、軽さやバレルなどに大きな差があると説明しています。一方、両社の協力関係は続いています。そのため、対立というより、路線の違いと言えます。
Q. LVAWとは何ですか?
SOCOMが進めた、低視認性のコンパクトなライフルの計画です。LVAWは、Low Visibility Assault Weaponの略です。亜音速弾とサプレッサーの組み合わせが核です。ただし、経緯は検証が難しく、最終的にSIG MCXが選ばれたと言われます。ハニーバジャーとの関係は、資料により説明が異なります。
Q. 実銃のゲットーブラスターは今も買えますか?
2025年末から2026年にかけて、通常ラインから姿を消しました。ただし、限定モデルでの再登場に期待できます。なお、2025年のブラックフライデーには、最後の限定モデルが展開されました。いずれも、通常仕様ではありません。
Q. ゲットーブラスターのエアガンはありますか?
ゲットーブラスターのエアガンには、DE Airsoft製のガスブロがあります。また、MWS用のコンバージョンキットもあります。完成品が良い方には、前者が向きます。どちらも、NOVESKEの正式ライセンス品です。ライセンスは、EMGが管理しています。
Q. ゲットーブラスターのガスブロの仕様は?
東京マルイMWS準拠で、装弾数は最大35発です。134Aガスを使い、セーフティ、セミ、フルオートを切り替えられます。なお、全長や重量は、販売店で表記が異なります。そのため、商品ページで最新の仕様をご確認ください。
Q. ゲットーブラスターのガスブロはMWSのマガジンが使えますか?
使えます。ゲットーブラスターのガスブロは、お手持ちのマガジンを流用できます。DE Airsoft製が最適です。ただし、東京マルイ純正やGuns Modify製も、相性が良さげです。また、個体差で調整が必要な場合は、ご相談ください。また、当店で調整のサポートも行います。
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