NOVESKE GEN1 レシーバーとCHAINSAWシリーズ

NOVESKE GEN1 レシーバーとCHAINSAWシリーズ
NOVESKE GEN1 レシーバーとCHAINSAWシリーズ
 

B級品が得た市民権:NOVESKE CHAINSAW とは?

NOVESKEとCHAINSAWの要点まとめ

  • NOVESKE CHAINSAWは、GEN4アッパーとGEN1ロアを組み合わせたリーズナブルなシリーズ
  • 価格は、通常ラインのN4(約3,000ドル以上)より低い1,800~2,900ドル
  • かつてのCHAINSAWは、傷や仕上げ不良のあるB級品を格安で売るラインだった
  • 現在のB級品は、「B-LINE」の白彫を入れてパーツ単品で販売される
  • CHAINSAWロアには、N4表記ではなく、専用の「CHAINSAW」刻印が入る
  • ORGA AIRSOFTでは、MWS用80%レシーバーにNOVESKE N4 GEN1刻印を選べる(記事公開時点の情報)

この記事では、NOVESKE CHAINSAWの誕生までの流れを順に追います。まず、B級品だった時代を確認します。次に、ブランド変更の経緯を整理します。最後に、B-Lineの現在を紹介します。

実銃メーカーNOVESKEとは

サバゲーマーやエアソフト・シューターからの支持も厚い実銃メーカー NOVESKE RIFLEWORKS(ノベスケ、ノベスキー)。電動ガンやガスブロにおいても数多くのレプリカモデルやパーツが流通しており、その人気は不動のものとなっています。

NOVESKEは、アメリカ・オレゴン州のグランツパスに本社を置くメーカーです。また、主力のN4は、削り出し(ビレット)のAR-15として知られます。そのため、高級ライフルというイメージが定着しています。

AR-15のカービンモデルが米軍ではM4として採用されていることになぞらえ、 NOVESKE のAR-15モデルはN4と名付けられていることは周知の事実かと思います。そのN4も現在では第4世代 GEN4 として、独自のディテールへと進化していますが、そんな中、GEN1型ロアレシーバーが見直されているのはご存じでしょうか?

N4の名称は、米軍のM4になぞらえたものです。また、第4世代のGEN4は、独自のディテールへ進化しました。そのため、GEN1とは見た目の差が大きくなっています。

NOVESKE CHAINSAWライフル

NOVESKE CHAINSAWとはどんなシリーズか

実銃におけるNOVESKE CHAINSAWは同社が手掛けるリーズナブルなライフル、及びARピストルのシリーズで、GEN4アッパーとGEN1ロアを組み合わせたデザインが特徴。通常ラインのN4ライフルが約3,000ドル以上するのに対し、チェーンソー・シリーズのライフルは1,800~2,900ドルと低価格に抑えられています。

ここでいうGEN1は、N4の初期世代のロアレシーバーです。一方、GEN4は第4世代で、独自のディテールへ進化しています。つまり、新旧の世代を組み合わせた構成です。

価格の違いを、本記事の記述に沿って表にまとめました。なお、価格は変動するため、あくまで目安です。

モデル 価格の目安 備考
軍用M4(大量納入品) 1本1,000ドル前後 本記事の記述
HK416 1本1,500ドル前後 本記事の記述
NOVESKE N4ライフル(通常ライン) 約3,000ドル以上 高級ライフルとして位置づけ
NOVESKE CHAINSAWライフル 1,800~2,900ドル GEN4アッパー+GEN1ロア

この NOVESKE CHAINSAW とは一体どんな経緯で誕生したのか、その辺りを考察を交えながら解説していきます。

NOVESKE チェーンソーライフル

この画像は、NOVESKE CHAINSAWのライフルです。特に、GEN4アッパーのハンドガード周りに注目してください。

NOVESKE GEN1刻印のMWS用レシーバー

ちなみに NOVESKE GEN1 レシーバーは2025年2月中に発売予定の東京マルイMWS用 7075A鍛造80%レシーバーでも刻印/セラコート施工メニューの1つとして選択可能です!いちいち指定等が面倒な方はつるし製品もありますのでご検討を。ご予約受付中です!

ただし、発売時期や予約の状況は、時間とともに変わります。そのため、最新の情報は、商品ページでご確認ください。

NOVESKE N4 Gen1 完成品 7075MWSレシーバー 東京マルイ MWS用

80%レシーバー NOVESKE刻印 ロア
80%レシーバー NOVESKE刻印 ロアレシーバー
※こちらは実物レシーバーの画像で刻印例となります。

上の2枚は、実物のロアレシーバーの刻印例です。なお、エアソフト用レシーバーの刻印位置は、商品ページで確認できます。

元々B級品だった NOVESKE CHAINSAW

もうタイトルでネタバレしてしまっていますが、 NOVESKE CHAINSAW は元々、傷があったり仕上げが不完全な「B級品」を格安で販売するラインでした。何せ(大量納入品とはいえ)軍用M4で1本1,000ドル前後、高いと言われるHK416でも1,500ドル前後と言われるなか、 NOVESKE N4は1本3,000ドル以上する高級ライフルですからね。使用上は全く問題なくても傷物は気軽に製品には使えません。そんなB級品を格安販売したのが NOVESKE CHAINSAW と呼ばれるものでした。

B級品は、英語でブレム(Blem)と呼ばれます。また、傷があっても、性能には影響しないものが中心です。そのため、価格を抑えて流通させる手法として、多くのメーカーが採用しています。

Blem CHAINSAW GEN1
Blem CHAINSAW N6
出典:Guns International

B級品の証だったチェーンソーマーク

NOVESKE CHAINSAW にはB級品の証としてチェーンソーのマークが白彫りされていました。刻印箇所はレシーバー側面やトリガー周りなど場合によって様々ですが、ハンドガードなども含めて通常ラインナップのB級品を販売する場合は全てチェーンソーマークを入れていたようです。

B級品のため価格が安いというのは勿論なのですが、このチェーンソーマークがコアなファンにウケ、中にはわざわざB級品を選ぶ人も居たようで…。ちなみにエアソフトでもこのチェーンソーマークを刻印希望される方がおられるそうな。

チェーンソーマークは、単なる傷隠しではありませんでした。実際、コレクターの間では、一種のブランドとして受け入れられたようです。そのため、現在もマークを求める声があります。

Blem CHAINSAW Lower

この画像は、B級品のロアレシーバーです。レシーバー側面の刻印位置を確認できます。

出典:MY GUN LAB

NOVESKE NHR CHAINSAW

この画像は、NHRレールを備えたCHAINSAWです。外観からは、通常のN4との違いを探すのが難しいほどです。

出典:NOVESKE RIFLEWORKS

CHAINSAWのブランド変更

しかし、B級品なのであれば世代は関係なくGEN2もGEN3もGEN4もありそうなものなんですが、何で主な販売個体がGEN1なんでしょ?時には数百挺に及ぶ限定カラーのGEN1コンプリートライフルも販売していたことがあります。どうやらこのCHAINSAW、大量に余っている「やらかした」GEN1ロアレシーバーを捌くためでもあったとの噂。そのため(過去のCHAINSAWコンプリートと同じロットかは不明ですが)最終的な手法としてB級GEN1レシーバーに最新のGEN4アッパーを載せる組み合わせでライフルとして販売したところ、予想外の人気となったようです。

この経緯は、あくまで噂です。そのため、断定はできません。ただし、GEN1が中心だった点は、事実として確認できます。

GEN4アッパーとGEN1ロアの新シリーズ化

Blem CHAINSAW ライフル

この画像は、GEN4アッパーとGEN1ロアを組み合わせたライフルです。上下で世代が違う点が見どころです。

出典:NOVESKE RIFLEWORKS

DEVGRU向けの組み合わせが与えた影響

近年ではDEVGRU向けにGEN3アッパーとGEN1ロアを組み合わせた米軍納入モデルがミリフォトで露見し、同様の組み合わせのエアガンも各社から登場するほど話題でしたね。実銃界でもこういったハイブリッドなモデルがウケるようで「いっそ製品化してしまえ」となったのか、かくしてGEN4+GEN1のライフルを「NOVESKE CHAINSAW」として新シリーズ化し、今までのB級品は「B-Line」としてパーツ単品販売に切り替えたのが現在の姿になります。

2021年の報道で、米海軍特殊部隊のライフルが話題になりました。NOVESKE製の10.5インチGEN IIIアッパーが使われていました。また、ロアは鍛造に見えると伝えられています。そのため、世代違いの組み合わせは、実銃界でも注目されました。

一方、CHAINSAWは、2022年末に発表されたと報じられています。なお、同じ頃に、B級品の呼び名はB-Lineに変わりました。

ノベスケ チェーンソー
CHAINSAWバナー
出典:NOVESKE RIFLEWORKS

CHAINSAWロアの刻印と位置づけ

B級N4 GEN1ロアから派生して誕生したこともあり、価格はやはりお安め。ただし、シリーズ化にあたりGEN1ロアにはN4の表記はなく専用の「CHAINSAW」刻印が深彫されます。引き続きB級品のN4 GEN1ロアを使用している訳ではなさそうで「B級品だから文句は言うな」的な文言は明記されておらず「GEN4+GEN1の組み合わせが最高だから CHAINSAW の名前もコイツ専用にしたよ!」というのがNOVESKEのアナウンスになります。

CHAINSAWロアは、N4とは別のラインです。そのため、N4の表記は入らず、専用の刻印が入ります。また、NOVESKEは、組み合わせの魅力を前面に出しています。

GEN1ロアが安く作れる理由

GEN1とはいえ形状的には依然として広く出回っているスタンダードなロアレシーバーと共通であるため、 NOVESKE 専用設計となったGEN2以降のロアよりもはるかにお安く製作できるのだろうと思われます。その証拠に、CHAINSAWロアにはGEN2以降のロア同様にマグウェルにはロゴマーク(斧)が入るのみで、かつてのGEN1の製造表記の位置が異なります。また、最近ではロゴの上にチェーンソー・シルエットを重ねた刻印としており、専用ロアを新たに製造しているようです。

スタンダードな形状のロアは、部品の入手性が高い傾向があります。そのため、専用設計のロアより、製造コストを抑えやすくなります。ただし、本記事の見立ては、あくまで考察です。

NOVESKE CHAINSAWの現在の評価

B級品からワンポイントのカワイイ「チェーンソー」白彫がなくなったのは残念ですが、やはりGEN4+GEN1のスタイルと価格の安さが広く受け入れられているようで、NOVESKE CHAINSAW自体はN4とも異なる新たなラインナップとしてその地位を確立しています。

CHAINSAWは、価格の安さとスタイルの両方で支持されています。また、N4とは異なるラインとして、独自の地位を築きました。そのため、B級品のイメージだけで語るのは、もう適切ではありません。

CHAINSAW NIGHT CAP

この画像は、CHAINSAW NIGHT CAPです。限定色や特別仕様の展開例として、参考になります。

イレギュラーディフェンス

この画像は、IRREGULAR DEFENSEとのコラボモデルです。コラボ品は、ブランドの広がりを示します。

出典:NOVESKE RIFLEWORKS

中にはジプシーロゴでお馴染みのWRMFZYや、独自のアクセサリーパーツ製造を行うIRREGULAR DEFENSEとのコラボモデルもあります。

コラボモデルは、限定色や特別仕様が多い傾向です。そのため、入手の機会は限られます。また、詳細は各ブランドの発表で確認してください。

B-Lineの現在

NOVESKE のB級品は現在、製造過程で傷物が出た時のみ「B-LINE」の白彫を小さく刻印して販売されています。逆に、現行CHAINSAWのロアのB-Lineがラインナップされており、経緯を知ると何とも言えない逆転現象が起きておりちょっと面白い。

つまり、B-Lineは、本来の意味でのB級品です。一方、CHAINSAWは、正規の新シリーズとして扱われます。そのため、両者の立ち位置は、以前から入れ替わりました。

噂のGEN1ロアは捌き切れたのか、在庫がなくなったタイミングでCHAINSAWのブランド変更を行ったのか、B級GEN1ロアが大量に余っていたのはただの噂だったのか…想像の域を出ませんが、現在ではチェーンソー以外のGEN1型ロアは販売されておらず、レアな存在に。

GEN1ロアの在庫が尽きたかどうかは、本記事でも推測にとどまります。そのため、メーカーの発表がない限り、事実とは言えません。また、現在のラインナップから、状況を読み取る形です。

NOVESKE B-LINE
出典:NOVESKE RIFLEWORKS

GEN3+GEN1ライフルとの関係

ちなみにDEVGRUに納入されたとされるGEN3+GEN1のN4ライフルはGEN1刻印のフルオート仕様。B級GEN1ロアはセミ仕様ですしそれとは関連性はないと思いますが…色々と勘ぐってしまう(笑)いや、多分関係ないと思います。

でもB-LineとCHAINSAWをあっさりと分けたり、B-Lineのラインナップを見る限り、噂のGEN1ロアはもう捌けてしまったんでしょうね。ただの噂ですけど。

ここまでの内容を、表にまとめました。なお、表の内容は本記事の記述と、メーカー報道の範囲です。

項目 B-Line CHAINSAW(現行)
位置づけ 製造過程の傷物(B級品) GEN4+GEN1の新シリーズ
刻印 小さな「B-LINE」の白彫 専用の「CHAINSAW」刻印(深彫)
販売形態 パーツ単品が中心 ライフル、ARピストルなど
現行ロアとの関係 現行CHAINSAWロアのB-Lineも存在 ロアは専用に製造されている模様

NOVESKE GEN1 刻印、承ります!

さて、冒頭でも宣伝させていただきましたが、2025年2月現在、予約受付中の東京マルイMWS用の7075A鍛造80%レシーバーにて、NOVESKE N4 GEN1刻印が選択可能です!アッパーもGEN1形状となりますが、別途GEN4アッパーなどお持ちでしたら、セッティングによってアッパーグループを交換してご使用いただくのも乙なものかと。

アッパーは、GEN1形状になります。そのため、GEN4アッパーを持っている場合は、アッパーグループの交換も選択肢です。また、これは実銃のCHAINSAWと同じ、世代を組み合わせる楽しみ方です。

刻印/セラコート施工メニューには含まれませんが、個別にご要望いただければCHAINSAW刻印も可能です!(メニューより少々お高くなります)

7075A鍛造 実物80%レシーバー使用 東京マルイMWS用レシーバーのご予約はコチラから!

NOVESKE N4 GEN1の刻印とセラコートがあらかじめ指定されたつるし販売品(こちらも予約品ですが)はこちらになります。
NOVESKE N4 Gen1 完成品 7075MWSレシーバー 東京マルイ MWS用 商品ページ

ご予約とお問い合わせ

今回ご紹介したNOVESKE以外も含め、アナタだけの1挺を本格的なレシーバーで組める滅多にないチャンス!是非ともご検討ください!

予約の状況や納期は、変わる場合があります。そのため、最新の情報は、各商品ページでご確認ください。また、刻印の相談は、お問い合わせから受け付けています。

刻印を選ぶときのポイント

刻印を選ぶときは、まずアッパーの形状を確認します。また、実銃の資料と見比べて、刻印の位置を確かめましょう。さらに、セラコートの色との組み合わせも、決めておくと安心です。

NOVESKEに関するよくある質問(Q&A)

Q. NOVESKE CHAINSAWとは何ですか?

GEN4アッパーとGEN1ロアを組み合わせた、リーズナブルなシリーズです。ライフルとARピストルがあります。また、実銃の価格は1,800~2,900ドルとされています。

Q. N4とCHAINSAWの価格差はどれくらいですか?

通常ラインのN4ライフルは、約3,000ドル以上です。一方、CHAINSAWのライフルは、1,800~2,900ドルです。そのため、より手に取りやすい価格帯になっています。

Q. CHAINSAWはなぜB級品として始まったのですか?

傷があったり仕上げが不完全なB級品を、格安で販売するラインだったためです。また、チェーンソーマークの白彫が、B級品の証でした。ただし、GEN1が中心だった理由は、噂の域を出ません。

Q. B-Lineとは何ですか?

現在のNOVESKEのB級品の呼び名です。製造過程で傷物が出たときだけ、「B-LINE」の白彫を入れて販売します。また、パーツ単品での販売が中心です。

Q. 現行のCHAINSAWロアに、チェーンソーの白彫はありますか?

ありません。現行のCHAINSAWロアには、専用の「CHAINSAW」刻印が深彫されます。また、最近は、ロゴの上にチェーンソーのシルエットを重ねた刻印です。

Q. GEN1ロアは今も買えますか?

本記事の時点では、チェーンソー以外のGEN1型ロアは販売されていません。そのため、レアな存在になっています。ただし、在庫は変わるため、最新の状況は公式情報で確認してください。

Q. DEVGRUのGEN3+GEN1ライフルとCHAINSAWは関係がありますか?

関連性はないと考えられています。DEVGRU向けとされるライフルは、GEN1刻印のフルオート仕様です。一方、B級GEN1ロアはセミ仕様でした。

Q. エアガンで、NOVESKE N4 GEN1刻印を入れられますか?

ORGA AIRSOFTの東京マルイMWS用80%レシーバーで、選択可能です。また、CHAINSAW刻印は、個別の相談になります。ただし、予約状況は、商品ページでご確認ください。

Q. CHAINSAWにはコラボモデルがありますか?

あります。WRMFZYやIRREGULAR DEFENSEとのコラボモデルです。WRMFZYは、ジプシーロゴで知られます。また、限定色のモデルも展開されています。

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