SIG MCX ガスブロ に装着されるグリップについて
SIG MCX ガスブロ の製品版には、角度の立った減角グリップが付く。この記事では、減角グリップの特徴と、角度が立つ理由を整理する。ただし、予約の締切は2022年10月当時の情報だ。
減角グリップの要点まとめ
- 製品版のピストルグリップは、SIG REDUCED ANGLE タイプの減角グリップ
- プロトタイプの画像にあるMAGPUL MOE-K2は、仮のグリップだった
- 試作品の側面はツルっとしているが、正式版にはテクスチャが入る
- 角度が立つ背景には、コンパクトな射撃フォームへの変化がある
- 予約の締切(2022年10月2日)は、当時の案内なので注意
| 比較項目 | MAGPUL MOE-K2(仮のグリップ) | SIG REDUCED ANGLE(製品版) |
|---|---|---|
| 位置づけ | プロトタイプ画像に装着された仮の部品 | 製品版で採用される仕様 |
| メーカー | MAGPUL | SIG SAUER |
| 角度 | 17度とメーカーが公表 | メーカー公式ページでは数値の記載なし |
| 対応する実銃 | AR-15、M4、AR-10などのAR系 | MCX、MCX-SPEAR、MPX、M400など |
| 表面の加工 | TSPと呼ばれる台形の突起テクスチャ | 試作品は平滑で、正式版はテクスチャ付き |
なお、出典は、MAGPUL公式ページ、Rainier Arms、SIG SAUER公式ページです。
製品版の予約締切について(2022年10月当時)
ご予約受付中の MCX ガスブロ ですが、2022年10月下旬~11月中旬の第1次入荷分でのデリバリーに乗せられるのは10月2日(日)23時59分までのご注文となり、残り時間僅かとなっております!お急ぎ下さ~い!
この締切は、2022年10月2日(日)のものだ。その後、第1次入荷分の順次発送が始まっている。そのため、現在の受付状況は、商品ページでご確認ください。
MCX ガスブロ は SIG REDUCED ANGLE タイプの減角グリップ
そして今回は、 MCX ガスブロ 製品版に装着されるピストルグリップについてのお知らせです。
商品説明に掲載しておりますプロトタイプの画像では仮のグリップとして MAGPUL MOE-K2 が装着されておりますが、こちらは製品版ではバッチリ SIG REDUCED ANGLE タイプのグリップが仕様になります!
下記の写真、側面がツルっとしていますがこちらはフィッティング確認のための試作品で、ここからさらにテクスチャが追加されたものが正式版になります。
MAGPUL MOE-K2 は、AR系向けの樹脂製グリップだ。メーカーは17度の角度と説明している。一方、製品版はSIGの減角グリップを再現する。
まず、1枚目はフィッティング確認用の試作品だ。側面が平滑なので、形状の確認が目的だと分かる。
減角グリップの実物との見比べ
REDUCED ANGLE = 減角 という名称が付けられるくらいですから、近年のアサルトライフルのスタンダードになりつつある、角度の立ったグリップとなっております。
ちなみに実物の写真は下の画像になります。
実物の写真と見比べると、全体の傾きが近いと分かる。なお、SIGは、この減角グリップをMCXやMPXなど複数の自社モデル向けに案内している。
比較すると中々の再現度だと思いませんか?!
ガスブロ なので実グリップに交換してしまうオーナー様も多いだろうな~とは思いつつ、でも手抜きはしません!
例えば、角度や背面のカーブを見比べると、再現の狙いが分かる。また、正式版ではテクスチャが加わるので、握った時の印象も実物に近づく。
グリップの角度が垂直に近いワケ
MCX ガスブロ に装着されるグリップは REDUCED ANGLE を再現しているとお知らせしましたが、実銃の SIG MCX でも現在のラインナップでは初期のグリップはほぼ見当たらず、角度の立った REDUCED ANGLE GRIP または RATTLER GRIP が標準仕様となっています。
MAGPUL といい BCM といい、現在の SIG SAUER もそうですが、現代の M4/AR15 グリップは何故垂直に近いモデルが増えてきているのでしょうか?
その理由は射撃フォームの変革にあります。
実銃でも、標準のグリップは減角タイプに移っている。さらに、RATTLERは、SIG独自の、より垂直に近いグリップを持つ。
減角グリップが増えた射撃フォームの背景
近代的なライフルが登場して以降、グリップ、肩、頬付けなどプライマリーハンド(グリップを握る側の手)はスムーズに動かしやすいよう脇の締め具合や手首の角度などある程度の遊びを持たせるのが一般的でした。
しかし、兵器の進化が進み歩兵が隊列を成してわざわざ前線を行く戦場が少なくなってきた現代、アサルトライフルの活躍の場と言えばもっぱらCQB(近接戦闘)へと変わってきているのです。特殊部隊による急襲作戦など、建物内や狭い市街地・路地を進む際は、脇を締めなるべくコンパクトな射撃フォームとした方が被弾面積を小さくして生存率が高くなります。
Garand Thumb:The US Army’s new Service Rifle – The SIG SPEAR / NGSW XM5 より
減角グリップとLOP(引き尺)の関係
ライフル自体のコンパクトさ(取り回しの良さ)も重要でPDWやSMGが重宝された時期もありましたが、ボディーアーマーが普及した現代では火力の高いライフルをコンパクト化するのが主流となってきています。そのためLOP(Length of pull:ライフルのトリガーからバットパッドまでの距離)が旧来よりも短くなったライフルが増えてきているのです。
例えば、MCX RATTLERのように、握る手を体に近づける設計のライフルがある。そのため、グリップも垂直に近い角度が合う。
LOPが短いということは、グリップも当然身体に近くなる訳で、ピストルグリップの角度が今まで通りだとかなり手首に負担が掛かります。そこで、現代的なコンパクトな射撃フォームに合わせるため、垂直に近い角度のグリップが増えてきているのです。
タクトレやホームディフェンスで角度が立つ理由
シューティングマッチなどではこれに該当しないと思いますが、タクトレに関しては現代戦の技術がそのまま反映されますし、近年のタクトレ動画や画像見るに、日本人よりも大柄なインストラクターが多いにも拘らず(もちろんアーマーを装備している兼ね合いもありますが)ストックをあまり伸ばしていない例が多い様に見えます。ホームディフェンスの点から鑑みても、角度の立ったグリップが一般的となってきたことには納得の理由があるのです。
なお、実際の射撃では、体格や装備によってフォームは変わる。そのため、合うグリップの角度にも個人差がある。
実グリップへ交換する前に使ってほしい理由
まず、純正の減角グリップは、再現度にこだわって作られている。ただし、実グリップへの交換も、好みで選べる楽しみの一つだ。
そんなワケで、グリップ角度が立っているイマドキなスタイルを MCX ガスブロ でもしっかり再現しちゃっていますよ!メーカーでもかなりこだわって頑張っていますので…、実グリップに付け替える前に使ってください。
と、言いながら、 オルガエアソフト でお取り扱い中の実グリップはコチラになります(笑)
SIG MCX ガスブロ の第1次予約締切間近!誰よりも先に MCX ガスブロ を手にしたい方はお早めにご予約ください!
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減角グリップに関するよくある質問(Q&A)
Q. 減角グリップとは何ですか?
REDUCED ANGLE、つまり減角を意味するグリップです。近年のアサルトライフルで標準になりつつある、角度の立った形状をしています。
Q. MCX ガスブロ の製品版には、どのグリップが付きますか?
SIG REDUCED ANGLE タイプの減角グリップです。ただし、プロトタイプ画像の MOE-K2 は、仮のグリップでした。
Q. MAGPUL MOE-K2 とは、どんなグリップですか?
MAGPULの樹脂製グリップです。また、メーカーは17度の角度と、TSPと呼ばれる台形の突起テクスチャを案内しています。
Q. 試作品の側面がツルっとしているのは、なぜですか?
フィッティング確認用の試作品だからです。そのため、正式版には、さらにテクスチャが追加されます。
Q. なぜ、減角グリップの角度は垂直に近いのですか?
射撃フォームが、コンパクトな形に変わったためです。例えば、LOPが短いライフルでは、従来の角度だと手首に負担が掛かります。
Q. 実銃のSIG MCXでは、どのグリップが標準ですか?
現在のラインナップでは、REDUCED ANGLE GRIP または RATTLER GRIP が標準仕様です。一方、初期のグリップは、ほぼ見当たりません。
Q. 減角グリップを実グリップに交換しても、よいですか?
交換を考えるオーナー様も多いと想定しています。ただし、適合や取付けの可否は、商品ページでご確認ください。
Q. 第1次予約の締切は、いつでしたか?
2022年10月2日(日)23時59分でした。ただし、これは当時の案内です。そのため、現在の受付状況は商品ページでご確認ください。





