MCMR電動ガンは、BCM AIR第1弾の11.5インチ電動ガンだ。ここでは、VFCの背景と電子トリガーを中心に、MCMR電動ガンの特徴を整理する。
MCMR電動ガンの要点まとめ
- 製作は台湾のVFC、BCM正式ライセンスのBCM AIR
- 11.5インチのCQBRレングス、10インチのM-LOKハンドガード
- 電子トリガーを搭載し、プリコックの位置は自動調整
- 射撃モードは、セミ、フル、3点バーストの組み合わせで3種類
- 全長730/810mm、重量2,250g(マガジン含む)
- 販売価格は58,987円(税込、記事の時点)
BCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガン:KAC・SIG SAUERに続き、VFCが実銃メーカーとタッグを組んだ最強エアガン
BCM(Bravo Company USA)が BCM AIR という エアガン 部門を立ち上げ、遂にエアソフト業界に参入を開始した。第1弾の製品としてBCM4 11.5の電動ガンがリリースされ世界中のサバゲープレイヤー、ガンマニアの間で話題となっている。製作は台湾の大手エアガンメーカーVFC(Vega Force Company)が手掛けている。
BCM AIRは、BCMのエアガン部門だ。そのため、第1弾のMCMR電動ガンは、同社が正式にライセンスした製品になる。
VFCの実績とBCM AIRの位置づけ
VFCは以前よりKAC(ナイツ・アーマメント:Knight’s Armament Co)とライセンス契約しSRシリーズやPDWなど製作しているほか、UMAREXやCYBERGUNなどの大手ライセンスホルダーのOEMとしてHKやGLOCK、ColtやFNハースタルなど様々なリアル刻印リアルディテールのエアガンを多数設計・生産してきた。
昨年にはSIG SAUERのエアソフト部門であるSIG AIRの製造も請け負うなどここ最近の活躍は目覚ましく、実銃メーカーとしても自社ブランドでエアガンを作るならばVFCが最も有力な選択肢であることは明白だ。
KACやSIG AIRの製造に加え、UMAREXなどのOEMも手掛けてきた。そのため、複数ブランドの刻印や仕上げを扱う経験が厚い。
VFCがそんな信頼を勝ち得た理由はやはり、各パーツのディテールの良さやアルマイトコーティングの美しさ、リアルで精密な刻印、精度の高い内部パーツなど、今まで築き上げてきた技術の高さが大きいと言えるだろう。
BCM AIR MCMR 11.5インチ 電動ガンの概要
BCM AIR MCMR 11.5″ はその名の通り11.5インチのアウターバレルを持つCQBRカービンレングスの電動ガンだ。ハンドガードはM-LOKプラットフォームで10インチのBCM MCMRハンドガードが組み合わされる。
11.5インチは、サバゲーの屋内や市街地フィールドで扱いやすい長さだ。例えば、CQBでは取り回しが利く。ただし、フィールドの規定は事前に確認したい。
MCMR電動ガンの外装と刻印
外装はほとんどのアウターパーツにBCMの刻印やマーキングが入り、これまで市場にあったエアガン用レプリカとは一線を画す完成度。ライセンス製品というこもありレシーバーの刻印も非常にクオリティが高い。このあたりはさすがVFCといったところだ。
まず、刻印やマーキングは、ほとんどのアウターパーツに入る。そのため、市販のレプリカ用パーツとは雰囲気が違う。
内部構造とホップアップ
ギアボックスは最新のECS、チャンバーはMAPLE LEAF製のGen2ホップアップチャンバーに同じくMAPLE LEAFインナーバレルとホップアップラバーが組み合わされる。このチャンバーは特に0.25g以上の重量弾で効果を発揮し、命中精度や集弾性は箱出しとは思えないカスタム電動ガン並みの性能を誇る。
チャンバーはGen2タイプだ。また、ホップラバーとインナーバレルも、同じMAPLE LEAF製になる。
また、トリガーシステムにはデジタルファイアリングコントロールシステムを搭載した電子トリガーが組み込まれ、標準でプリコック機能と射撃モード切り替え機能を有している。
モードの切り替えは、トリガー操作だけで行える。また、プリコックの調整も、内部の状態に合わせて自動で行われる。
MCMR電動ガンの本体仕様
本体仕様
全長:730/810mm
重量:2,250g(マガジン含む)
インナーバレル長:275mm
使用バッテリー:7.4V LIPOバッテリー推奨(11.1Vにも対応、プリコック調整に対応)
付属品:120連STANAGタイプスプリング式マガジン、5スロットアクセサリーレール×3、変換コネクター
仕様を、元記事の値から表にまとめた。なお、メーカー発表値のため、個体差はある。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長 | 730/810mm |
| 重量 | 2,250g(マガジン含む) |
| インナーバレル長 | 275mm |
| バッテリー | 7.4V LiPo推奨(11.1V対応) |
| ハンドガード | 10インチのBCM MCMR(M-LOK) |
| 付属マガジン | 120連STANAGタイプ(スプリング式) |
| その他の付属品 | 5スロットアクセサリーレール×3、変換コネクター |
優秀な電子トリガーが使いやすくて◎
自己診断機能付きプリコック
BCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガンの電子トリガーには標準でセミオートにプリコック機能が備わっている。ピストンが前進状態である場合、初弾は通常通りの動作となるが撃ち終わり時点でピストンを後退状態でストップさせる。2発目以降はプリコック機能が働きレスポンスの速い射撃が可能だ。
プリコックは、撃ち終わりにピストンを後退位置で止める機能だ。そのため、次の1発のレスポンスが速くなる。
プリコックの使いどころ
プリコックはフルオートで動作時に解除される仕組みとなっているため、サバゲーで使用する場合はセーフティーに戻る際にフルオートで弾抜きを行うという運用が良さそうだ。このことからも分かる通り、フルオートではプリコックは機能しない。
このプリコックはそのレスポンスの良さも優秀だが、モーターやバッテリーのCレートや電圧、スプリングの強さなど内部パーツなどの仕様が変わった時に自己診断機能が働き、プリコックの位置を自動的にコントロールしてくれる機能も持っている。
内部カスタム時にプリコックの調整をしなくても良いのは非常に便利なありがたい機能だ。
電圧が変わると、プリコックの最適な位置も変わる。そのため、LiPoバッテリーを替えるときは、自己診断機能が役立つ。
MCMR電動ガンの射撃モード切り替え
デジタルファイアリングコントロールシステムで3つの射撃モードを楽しめる
この電子トリガーのもう1つのオススメポイントは、簡単な操作で射撃モードの切り替えが可能なこと。セミオートポジションでトリガーを引きっぱなしにすると、約5秒でビープ音が鳴り「デフォルト」→「MODE2」→「MODE3」の切り替えが可能だ。
①デフォルト
SEMI:セミオート
AUTO:フルオート
②MODE2
SEMI:セミオート
AUTO:3点バースト
③MODE3
SEMI:3点バースト
AUTO:フルオート
3つのモードは、3点バーストの置き場所が違う。例えば、MODE2では、フルオート位置が3点バーストになる。
| モード | SEMI | AUTO |
|---|---|---|
| デフォルト | セミオート | フルオート |
| MODE2 | セミオート | 3点バースト |
| MODE3 | 3点バースト | フルオート |
動画で確認する操作感
こういった機能の紹介やトリガーフィーリングなどについてレビューしているので、Youtubeの動画も是非チェックして頂きたい。
動画では、トリガーフィーリングも確認できる。そのため、設定の流れを見てから試すと、手順がつかみやすい。
BCM AIRの今後の展開
BCM AIRに関してはSIG AIRのような実銃メーカー側主導のもとリリースしていくケースと違い、どちらかと言うとKACのようにライセンス供与によるエアガンメーカーありきの企画に近いようだが、がっつりダブルネームでの展開がみられる当たりBCMも全面的に協力し意気込みも相当なもののようだ。
今回のBCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガンの発売に合わせ、様々なBCM正式ライセンスのエアガン用パーツもリリースされている。
BCM正式ライセンスのパーツは、電動ガンと同時にリリースされた。そのため、見た目のカスタムも広げやすい。
また、昨年末のBCM AIR発表時にはMCMRガスブロの射撃の様子が公開されており、今後電動ガンとガスブロの両方の製品を展開予定だ。
MCMRガスブロの射撃動画は、昨年末に公開されている。ただし、発売時期は記事の時点で示されていない。
民間系M4としては日本でも無類の人気を誇るBCMだけに、BCM AIRの今後の展開に注目したい。
購入前の確認ポイント
購入前に確認したい点を、記事の内容から整理した。そのため、迷ったときの目安にしてほしい。
- フィールドの初速規定に合わせて、スプリングを選ぶ
- LiPoバッテリーと、コネクターの形を確認する
- 120連マガジンの装弾数が、プレイに足りるか確かめる
- ホップに合う、0.25g以上のBB弾を用意する
MCMR電動ガンの商品ページと価格
BCM AIR MCMR 11.5インチ 電動ガン
販売価格(税込):58,987 円
商品ページはコチラ!
商品ページでは、在庫や価格を確認できる。そのため、購入前に最新の情報を見てほしい。
MCMR電動ガンに関するよくある質問(Q&A)
Q. MCMR電動ガンとは何ですか?
BCM AIRの第1弾となる、11.5インチの電動ガンだ。また、製作は台湾のVFCが手掛けている。
Q. MCMR電動ガンの特徴は何ですか?
デジタルファイアリングコントロールを備えた電子トリガーだ。そのため、プリコックと射撃モードの切り替えが標準で使える。
Q. モードはどう切り替えますか?
セミオート位置で、トリガーを引きっぱなしにする。すると約5秒でビープ音が鳴り、モードが切り替わる。
Q. MCMR電動ガンの全長と重量は?
全長は730/810mm、重量は2,250g(マガジン含む)だ。ただし、数値はメーカー発表値による。
Q. 使えるバッテリーは?
7.4VのLiPoバッテリーを推奨している。また、11.1Vにも対応し、プリコックの調整も可能だ。
Q. 付属のマガジンは何連ですか?
120連のSTANAGタイプで、スプリング式だ。なお、5スロットのレールも3本付属する。
Q. ホップはどんな構成ですか?
MAPLE LEAF製のGen2チャンバーを使う。そのため、0.25g以上の重量弾で特に効果が出るという。
Q. MCMR電動ガンの価格は?
記事の時点で、税込58,987円だった。ただし、最新の価格は商品ページで確認してほしい。













