ARCTURUS E3 ARライフル Magnusチューン
ARCTURUS E3 AR電動ガンにMagnusチューンを施す手順を、写真付きで紹介します。分解からメカボックス、チャンバー、外装の交換まで、42枚の写真で追える記録です。
ARCTURUS E3 ARの要点まとめ
- 対象: ARCTURUS製電動ガンのE3 ARライフル
- メカボックス: Ver.2タイプのパーツが基本、スイッチ周りは専用品
- シリンダー周り: ボアアップタイプのシリンダーセットと、集弾性を高めるノズル
- 電装: オーナー様の希望でFETを組込み
- 外装: ハンドガード、グリップ、ハイダー、チャージングハンドルを交換
ARCTURUSの分解手順(ストックパイプまで)

今回は大人気のARCTURUS製電動ガンのE3 ARライフルにMagnusチューンを施します。

それでは分解をしていきます。
フレームロックピン(F)を外しアッパーを前にスライドさせて外します。
アッパーは、フレームロックピン(F)を外してから前にスライドさせます。そのため、ARCTURUSの分解は、ピンの位置を確認することから始めます。

アークタウラスのストックパイプは電動ガンで多い内部でネジ止めではなくガスブロや次世代M4系と同じバッファーリングで固定されているのでレンチを使って緩めます。
その際に使用するレンチはORGA 鋼鉄バッファーリング レンチを使用します。
しっかりと厚みがありハンマーで叩いても曲がらず強度は十分です。
また手に馴染む形状で使いやすさを追求したレンチです。
また、ストックパイプはネジ止めではなく、バッファーリングで固定されています。そのため、先にレンチで緩めてから外します。
ARCTURUSのメカボックスを取り出す手順

ARCTURUS M4系の特徴の一つであるレシーバーからメカボックスを外さなくてもスプリング交換が可能なところです!
これは非常に便利ですね。
スプリングガイド固定パーツを外してスプリングガイドを少し押し込みながら回すと外せます。
ARCTURUSのM4系は、メカボックスを外さずにスプリングを交換できます。そのため、スプリングだけの変更なら作業が短く済みます。

グリップエンドを外したら配線の通し方を覚えておきましょう。
グリップにより配線の通し方が違う場合があります。
このグリップはプラスもマイナスもモーター前側から立ち上げています。
配線の確認を行ったらモーターとグリップを外します。
なお、配線の通し方は、グリップによって違う場合があります。そのため、外す前に配線の位置を記録しておくと安心です。
ARCTURUSのセレクターとボルトキャッチの取り外し

そして左側のセレクターレバーやボルトストップ、マガジンキャッチ、トリガーロックピン、フレームロックピンを外します。

通常はこれでメカボックスが取り出せるのですが何かが引っ掛かり取り出せません。
よくよく見てみると右面(アンビ)のボルトキャッチパーツが引っ掛かっておりました。
イモネジを抜いてこのパーツも外します。
ボルトキャッチのパーツが引っ掛かると、メカボックスは抜けません。ただし、イモネジを抜いて外せば取り出せます。
E3 ARのメカボックス構造とVer.2の違い

これでメカボックスが取り出せました。
パッと見はVFCのVer.2メカボックス(アンビ対応)に似ています。

メカボックスを開けます。
内部は基本的にはVer.2タイプのパーツで構成されています。
内部は、基本的にVer.2タイプのパーツで構成されています。一方でスイッチ周りは専用です。そのため、交換するパーツは互換性を確認してから選びます。

Ver.2共通パーツではない部分はスイッチがマイクロスイッチで、それに連動するトリガーやカットオフレバーは専用品となり互換性はございません。

この様にカットオフレバーも専用品で特殊な形状です。
メカボックス内パーツをすべて外して洗浄します。
特に、カットオフレバーなどの専用部品は、形状が特殊です。また、洗浄は内部のパーツをすべて外してから行います。
ARCTURUSのシリンダーとノズル

軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!をご覧ください。

軸受けの接着剤が固まるのを待つ間にシリンダー周りを組み上げます。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
ボアアップタイプのシリンダーは、飛距離アップ効果があります。また、軸受けの接着剤が固まるまでの間に、シリンダー周りを組み上げられます。

ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
ノズルの先端は特殊な形状です。そのため、BB弾が毎回同じ位置にセットされ、回転数が安定します。

ノズルを交換した際はチャンバーとの相性を確認しましょう。
チャンバー内でノズルが抵抗なく動くかチェックします。
ノズルが太いとチャンバー内での動きが悪くなり不具合が発生します。
その場合はノズルの外周を少しだけ削ればOK!
チャンバーとの当たりをみながら慎重に行って下さい。
ARCTURUSのグリスアップ

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップは、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
まず、グリスは薄く塗り延ばすのが基本です。また、ピストンを前後させて、気密漏れがないかを確認します。

ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
一方で、ギアはスチール製で、耐久性があります。さらに、給弾不良の対策として、セクターチップを組み合わせます。
シム調整とギアのグリスアップ

軸受けの接着剤が固まったらシム調整です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
シム調整は、ギアの噛み合わせを整える作業です。そのため、軸受けの接着剤が固まってから行います。
FETの組込みと潤滑

オーナー様のご希望でFETを組込みます。
使用するのは定番のFETです。

FETの組込みの際に注意するのは基盤の位置です。
メカボックスに近すぎるとロアレシーバーと干渉しますし遠すぎるとストックパイプ内にバッテリーを収納する際に邪魔になります。
丁度良い所を探しながら位置を決めます。
なお、基盤の位置は、実際に当てながら決めます。そのため、ロアレシーバーとの干渉も確認できます。

FETの組込みが終わったらメカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材はガンオイルを使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
摩擦が発生する部分には、必ず潤滑材を塗ります。例えば、ピストンレールやタペットプレート周りです。

メカボックスを閉じたらORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用を入れます。
これでメカボックスのチューンは完成です。
ARCTURUS E3 ARで使用した主なパーツ
| 工程 | パーツ | 目的 |
|---|---|---|
| 分解 | ORGA 鋼鉄バッファーリング レンチ | ストックパイプのバッファーリングを緩める |
| 軸受け | ORGA SUS420 8mm軸受け | ギアの軸を支える |
| シリンダー | MagnusシリンダーセットVer2~Ver6 | ボアアップで飛距離アップ |
| ノズル | でんでんむしM4用 | 集弾性の向上 |
| ギア | J-Armament製18:1強化ギア、セクターチップ | 耐久性と給弾不良の対策 |
| スプリング | ORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用 | メカボックスのチューン |
| モーター | 東京マルイ サマリウムコバルトモーター | トリガーレスポンスの維持 |
| バレル | Magnusバレル | 弾道の安定 |
| HOPラバー | ORGA DIMENSION フラットHOP | 面HOP仕様 |
グリップとモーターの交換

こちらもオーナー様のご希望でグリップをDEFACTOR MOE タイプ M4 グリップ BK 電動ガン用に変更します。

最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターの組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
FETを組込んだのでSBDは必要ないですね。
サマリウムコバルトモーターを使うと、ハイレートスプリングでもトリガーレスポンスを保てます。また、FETを組込んでいるため、SBDは不要です。

ロアレシーバーにメカボックスや各パーツを組込んでテストドライブです。
この時点でモーター位置調整を行いセミ、フル等の動きに問題が無ければ完成です。
テストドライブでは、モーターの位置を調整します。そして、セミとフルの動きに問題がなければ完成です。
ハンドガードとハイダーの交換

次にフロント周りのチューンです。
今回はハンドガードの交換もご希望でしたのでハンドガードを外します。
下部の2本のネジを外すとこのハンドガードは外せます。
ハンドガードを外すと、バレルナット周りの作業ができます。また、ハンドガードの交換は、オーナー様の希望で行いました。

バレルナットを取り外します。
このバレルナットは特殊なレンチは必要はなくスパナやモンキーで回せます。
バレルナットは特殊なレンチがなくても回せます。そのため、スパナやモンキーで作業できます。

組込んだのはオーナー様ご提供品のGeisseleタイプハンドガードです。

ハイダーはANGRY GUN SOCOM556 タイプA マズルブレイク 14mm 逆ネジ(CCW)に変更します。
フロント部の外装は、ARCTURUSの見た目を大きく変えます。ただし、内部のチューンとは別の作業として進めます。
ARCTURUSのバレルと面HOP

次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーはドラム式HOPダイヤルですので操作性はGOOD!
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
実際に、チャンバーはドラム式のHOPダイヤルです。そのため、操作性に優れています。

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
ワイドボアのバレルは、BB弾が内壁に当たる影響を抑えます。その結果、弾道が安定します。

面HopのHOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
面HOPのラバーは、必ずHOPアームに接着します。さもないと、使用中にずれてしまう場合があります。
初速の調整と試射

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
また、初速は、インナーバレル長で調整します。一般に、短いと低く、長いと高くなります。

ストックもオーナー様ご提供品に交換してとりあえずは完成です。
チャージングハンドルとストックも交換して、外装も仕上がりました。
屋外でのロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
ARCTURUS E3 ARのMagnusチューンに関するよくある質問(Q&A)
Q. ARCTURUS E3 ARのMagnusチューンの流れは?
分解、メカボックスの洗浄、シリンダー周り、ギア、FET、外装、バレルの順です。そのため、ARCTURUSの作業は工程ごとに分けると整理しやすいです。
Q. Magnusチューンとは何ですか?
ORGAのMagnus系パーツで組み上げる電動ガンのチューンです。この記事では、シリンダー、ノズル、バレルなどを交換しています。
Q. ARCTURUS E3 ARのメカボックスはどのタイプですか?
Ver.2タイプのパーツが基本です。ただし、スイッチ周りは専用品で、互換性がない部分があります。
Q. スプリング交換は分解せずにできますか?
ARCTURUSのM4系は、メカボックスを外さずに交換できます。スプリングガイド固定パーツを外して、ガイドを回します。
Q. ノズルは何のために交換しますか?
集弾性を高めるためです。BB弾が毎回同じ位置にセットされ、回転数が安定します。
Q. 初速はどう調整しますか?
インナーバレル長で調整します。バレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
Q. FETを組込むときの注意点は?
基盤の位置です。近すぎるとロアレシーバーと干渉し、遠すぎるとバッテリー収納の邪魔になります。
Q. 面HOPのラバーは接着が必要ですか?
必要です。接着しないと、使用中にずれてしまう場合があります。
Q. ハンドガードの外し方は?
下部の2本のネジを外すと外せます。バレルナットは、スパナやモンキーで回せます。













