東京マルイ 次世代SCAR-H Magnusチューン
SCAR-H Magnusチューンの手順を紹介します。東京マルイ次世代SCAR-Hの分解から試射までを、37枚の写真で追えます。
SCAR-H Magnusチューンの要点まとめ
- 対象: 東京マルイ 次世代電動ガンのSCAR-H
- 分解: ネジ7ヶ所を外してアッパーとストックを取り外す
- メカボックス: SCAR-LとSCAR-Hで共通
- 内部パーツ: 軸受け、ギア、Magnusシリンダーセット、ハードピストン、ノズル
- 外部の仕上げ: Magnusバレルと面HOPラバー
- 初速の調整: インナーバレル長で行う

今回は東京マルイSCAR-HのMagnusチューンをご紹介致します。
次世代SCAR-Hの分解手順(ネジ7ヶ所)

それでは作業を開始します。
次世代SCARの分解は合計7ヶ所のネジを外します。
まずはコッキングハンドルの下側にある三つ並んだネジ(スクリューホルダー)の一番後ろ側のネジ(両側)を外します。
なお、SCAR-Hのネジは左右の両側にあります。そのため、片側だけで終えず、外し忘れがないか確認します。

次にアッパーレシーバーの後方にあるネジを2本(両側)を外します。

リアサイトの下にあるネジを外します。
リアサイトが邪魔な場合はリアサイトを外してから作業します。
ただし、リアサイトが邪魔になる場合は、先にリアサイトを外します。そのため、無理に外さず、作業しやすい状態を作ります。

ストックを折りたたむと内側に2本の固定ネジがあるのでこれも外します。
また、この2本のネジを外さないと、ストックは外れません。そして、次の配線の作業に進めます。
SCAR-Hのストックとグリップの取り外し

これでストックは外れるのですが配線が繋がっているのでジョイント端子を外します。
ストックを外すと、配線のジョイント端子が見えます。ただし、配線は引っ張らず、端子を持って外します。

グリップエンドを外しモーターを取り出してグリップも外します。
SCAR-Hのメカボックスの取り出し方

メカボックスを固定しているロックピンを外しメカボックスを取り出します。
この時にセレクタープレートがレシーバーに引っ掛かる事があるので注意して下さい。
特に、セレクタープレートの引っ掛かりには注意します。そのため、メカボックスは無理に引かず、少しずつ動かして取り出します。

メカボックスを外すと後部にスペーサーがあるので注意して下さい。
組み込む時は忘れずに!
なお、このスペーサーは、SCAR-Hを組み上げるときに必要です。そのため、外した位置を覚えておきます。
そのため、SCAR-Lのメカボックスにも、同じ手順が使えます。また、内部のパーツも共通で考えられます。
SCAR-Hのウエイトとリコイルプレートの分解

まずはウエイトを外します。
疑似ブローバック用ステーのネジを取外してステーを外します。

リコイルプレートのネジを3ヶ所外しリコイルプレートを取り外します。

リコイルプレートを開けるとロックピン用のフリクションリングがあるので紛失注意です。
なお、フリクションリングは小さな部品です。そのため、作業台の上で紛失しないようにします。
SCAR-Hのウエイトシャフトの取り外し

ウエイトを一旦後方に下げてから前側を持ち上げる様にして外します。

ウエイトスプリングには中にもう一つ小さいスプリングが入っているので注意して下さい。
一方で、小さいスプリングは外れやすいパーツです。そのため、ウエイトスプリングとは分けて保管します。

ウエイトを外すとメカボックスだけとなりますので、配線カバーを外しメカボックスネジも外します。
SCAR-Hのメカボックスの内部パーツ

メカボックスの内部パーツです。
シリンダーは加速シリンダーです。
この加速シリンダーは、後でMagnusシリンダーセットに交換します。そのため、内部の状態を見ながら外す順番を決めます。

メカボックスの左側にタペットプレートスプリングの挿入口にプレートがあるのでこれも外しておきましょう。
組み込み時にスプリングを入れてから取り付けます。
そのため、外したプレートは、組込みまで保管します。また、スプリングを入れてから取り付けます。
SCAR-Hの軸受けの交換と接着

純正軸受けは割れやすいのでORGA 6mm軸受け 次世代用を使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
接着剤カスが硬い場合は小さなマイナスドライバー等でガリガリ削り落としましょう。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み耐衝撃性あるの接着剤で接着します。
瞬間接着剤は取れやすいのでお勧めできません。
また、接着剤は、メカボの穴に入れすぎないようにします。そのため、軸受けを押し込む前に量を確認します。
SCAR-Hのギアの交換とシム調整

ギアも耐久性向上の為、J-ARMAMENT 次世代電動ガン用 強化ギアセットを使用します。

JA製次世代用ベベルギア(ブラック)より純正品の方が音が静かなので純正品(シルバー)を使用します。
ただし、ベベルギアは交換せず、純正のまま使います。そのため、JA製のギアセットのうち、ベベルギアは使いません。

軸受けの接着剤が乾いたらシム調査です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
SCAR-HへのMagnusシリンダーセットの組込み

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセット次世代用を組込ます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。
シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
さらに、シールテープの巻き数が少ないと、気密が漏れやすくなります。そのため、4~5巻きを目安に巻きます。
SCAR-Hのハードピストンとノズルの交換

ピストンも耐久性向上の為PROMETHEUS ハードピストン 次世代シリーズ SCAR用を使用します。

ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4系用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
その結果、SCAR-Hの集弾性の向上につながります。そのため、ノズルは交換の効果を感じやすいパーツです。
SCAR-Hのシリンダー周りのグリスアップ

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップは、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
SCAR-Hのメカボックスの組み上げとスプリング

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材はガンオイルを使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
一方で、このガンオイルは、プラスチックパーツにも使えます。そのため、メカボ内の部品にまとめて使えます。
メインスプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
SCAR-HのモーターとSBDの組込み

メカボックスをロアに組込みます。
最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
ハイレートスプリング使用時には東京マルイサマリウムコバルトモーターがお勧めです!
もちろんスイッチ接点保護の為SBDもセットでお勧めです。
そのため、SBDもセットで組込みます。また、ハイレートスプリングを使うときは、モーターの選び方が大切です。

ストックを取り付けるとテストドライブが可能となり、ロア周りのチューンは終了となります。
なお、ロア周りのチューンは、ここで一区切りです。そのため、次はフロント周りの作業に進みます。
SCAR-Hのチャンバーの取り出し方

次にフロント周りのチューンです。
アッパーから チャンバー周りを取り出します。
チャンバーを前方向に押しながら反時計回りにまわすと取り出せます。

チャンバーを抜いた後にアッパー側にスリーブが残る事が多いので取り出しておいてください。
続いてチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解してインナーバレルとHOPアームを取り出します。
その後、チャンバーの中身をひとつずつ確認します。そのため、インナーバレルとHOPアームの状態も見ておきます。
SCAR-HのMagnusバレルの組込み

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
そのため、面HOPの仕様にも対応できます。また、チャンバーパッキンを回して装着できます。
SCAR-Hの面HOPラバーの組込み

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です
つまり、接着が面HOPの安定につながります。そのため、SCAR-Hでもこの手順は省かずに行います。
SCAR-Hの初速の調整と試射

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
例えば、バレルを長くすると、初速は上がります。そのため、SCAR-Hの初速は、バレルを選んで合わせます。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
SCAR-H Magnusチューンで使用した主なパーツ
| 工程 | パーツ | 目的 |
|---|---|---|
| 軸受け | ORGA 6mm軸受け 次世代用 | 割れやすい純正軸受けの代わり |
| ギア | J-ARMAMENT 次世代電動ガン用 強化ギアセット | 耐久性の向上 |
| シリンダー | Magnusシリンダーセット次世代用 | ボアアップで飛距離アップ |
| ピストン | PROMETHEUS ハードピストン 次世代SCAR用 | 耐久性の向上 |
| ノズル | でんでんむし次世代M4系用 | 集弾性の向上 |
| スプリング | Magnusスプリング次世代用 | メカボックスのチューン |
| モーター | 東京マルイ サマリウムコバルトモーター | トリガーレスポンスの維持 |
| 接点保護 | SBD | スイッチ接点の保護 |
| バレル | Magnusバレル | 弾道の安定 |
| HOPラバー | ORGA DIMENSION フラットHOP | 面HOP仕様 |
SCAR-H Magnusチューンに関するよくある質問(Q&A)
Q. 次世代SCAR-Hの分解で外すネジは何本ですか?
合計7ヶ所のネジを外します。そのため、外す位置を先に確認しておくと安心です。
Q. SCAR-LとSCAR-Hでメカボックスは違いますか?
メカボックス自体は共通です。ただし、外装の部品は違うので、注意が必要です。
Q. メカボックスを外すときの注意点は?
セレクタープレートがレシーバーに引っ掛かることがあります。また、後部のスペーサーは、組込みで忘れないようにします。
Q. 軸受けの接着は瞬間接着剤でも良いですか?
お勧めできません。瞬間接着剤は取れやすいので、耐衝撃性のある接着剤を使います。
Q. Magnusシリンダーセットの長さが合わないときは?
メカボの種類によっては、少し長い場合があります。その場合は、リューターなどで削って調整します。
Q. ノズルは何のために交換しますか?
集弾性を高めるためです。BB弾が毎回同じ位置にセットされ、回転数が安定します。
Q. 面HOPのラバーは接着が必要ですか?
必要です。接着しないと、使用中にずれてしまうことがあります。
Q. ハイレートスプリングにはどのモーターが合いますか?
東京マルイ サマリウムコバルトモーターがお勧めです。トリガーレスポンスを損なわずに使えます。
Q. 初速はどう調整しますか?
インナーバレル長で調整します。バレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。









