電動ガン KWA Ronin TK.45C 2.5 チューン
KWA-Ronin TK.45C 2.5 の電動ガンを、分解からチューン、初速調整まで、39枚の写真で追えます。
KWA-Ronin TK.45C 2.5 チューンの要点まとめ
- 対象: KWA Ronin TK.45C 2.5(電動ガン)
- 特徴: 純正モーターにSBDが標準装備
- メカボックス: 専用のスプリングガイドとノズル周りのパーツを採用
- 内部パーツ: 強化ギア、FET、Magnusシリンダーセット、メタルピストン
- モーター: 東京マルイ サマリウムコバルトモーター
- 外部の仕上げ: MagnusHDバレルと面HOPラバーで、230mmに調整

今回はKWA Ronin TK.45C 2.5 電動ガンのチューンをご紹介します。
分解過程で内部構造もご紹介致しますのでご参考になるかと思います。
KWA-Ronin の分解とストックの外し方

分解方法は通常のM4系電動ガンと同じでフレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを前後にスライドさせて分解します。
つまり、分解の手順は、通常のM4系電動ガンと同じです。そのため、M4系の経験があれば、迷わず進められます。

チャージングハンドルはアッパーレシーバーではなくメカボックスに組み込まれています。
そのため、ハンドルを外すときは、メカボックス側の固定部を確認します。

スライドストックは下部のボタンを押しながらストックを後方にスライドさせれば外せます。
ストックパイプ後方のフタを外すとバッテリーコネクターが現れます。
なお、バッテリーコネクターは、ストックパイプの後方にあります。そのため、ストックを外す前に、バッテリーを外しておくと安心です。

ストックパイプ奥に固定用ネジがあるのでこれを外すとストックパイプが取り外せます。
KWA-Ronin のスプリングガイドとチャージングハンドル

ロアレシーバーにメカボックスが組まれたままでもスプリングが外せる大変に便利な機構です。
スプリングガイドを押し込みながら少し回転させると外せます。
つまり、メカボックスを取り出さなくても、メインスプリングを交換できます。そのため、スプリング選びの試行錯誤が、しやすくなります。

専用スプリングガイド(後方が長い)となりますので通常のVer.2用のスプリングガイドは使用できません。
そのため、スプリングガイドを交換するときは、Ronin用を選びます。

チャージングハンドル右側にあるネジを外してスプリングを外すとチャージングハンドルが取り外せます。
なお、外す前に、各パーツの向きを写真に残しておくと、組み付けが楽になります。そのため、作業の前に、写真を撮っておきます。
KWA-Ronin のグリップエンドとモーターの取り外し

次にグリップエンドを外していきます。
固定ヶ所は4ヶ所でグリップエンド下側とグリップ後側、マグウェル部は両側の合計4ヶ所です。
つまり、グリップエンドは、合計4ヶ所のネジで固定されています。そのため、1ヶ所でも残っていると、外れません。

どの機種でも同じですが配線がモーターのどっち側を通っているのか外す前に確認をしましょう。
この機種はモーターの前側から2本共立ち上がってます。
配線の通し方を間違えるとグリップエンドが上手くはまらない事があるので注意をしましょう。
また、ここで配線の通し方を、写真に残しておくと安心です。そのため、組み付けのときに、迷わず戻せます。

純正モーターですがSBDが標準装備!
こういうメーカーの気遣いは嬉しいですね。
グリップ奥のネジを外してグリップ自体も外します。
なお、モーターには、SBDが標準で付いています。そのため、純正モーターのままでも、スイッチ接点を保護できます。
KWA-Ronin のメカボックスの取り出し

マガジンキャッチボタンのネジを外しマガジンキャッチ自体を外します。

ロアレシーバー後部のスリングプレートにあるネジもメカボックスを固定してるので外します。
そのため、スリングプレートのネジを外し忘れると、メカボックスは取り出せません。

これでメカボックスが取り出せると思ったら今度はコネクターやヒューズが引っ掛かります。
また、コネクターやヒューズが、ロアレシーバーの内側で引っ掛かります。そのため、無理に引かず、配線の向きを確認しながら取り出します。

ストックパイプを被せる部分がネジ式になっているので配線を傷つけない様に回して取り外して下さい。
これで漸くメカボックスが取り出せます。
なお、メカボックスを取り出すまでに、ネジとピンが多くあります。そのため、外したパーツは、順番に並べておきます。
KWA-Ronin のメカボックス左面とダミーボルト

メカボックスの左面です。
軸受けは9mmベアリング軸受けを採用しています。
軸受けはそのまま使用します。
セレクタープレートも専用品となります。
組込む際はメカボックス側にセレクタープレートの位置が判る様になっているのでセレクターレバーと合わせるのが楽です。
また、軸受けは、9mmのベアリング軸受けです。そのため、今回は交換せずに、そのまま使用します。

メカボックス右面です。
ダミーボルトがメカボックスに組込まれていますのでダミーボルトを固定しているネジを緩めます。
そのため、ダミーボルトは、メカボックスを開ける前に外します。

ダミーボルトのシャフトを前方向にずらしてメカボックスから取外します。
KWA-Ronin のメカボックス内部と専用パーツ

これでメカボックスを開ける事が出来ます。
メカボックスのネジはトルクスのT10サイズの工具を用意します。
なお、T10のトルクスは、一般的な六角レンチでは回せません。そのため、先に専用の工具を用意します。

メカボックスを開けました!
内部パーツのパッと見は通常のVer.2系ですが・・・。
つまり、見た目は、一般的なVer.2系のメカボックスと同じです。ただし、ノズルやカットオフレバーは、専用の形状です。

ノズルとタペットプレート&タペットスプリングは専用品となります。
そのため、メカボックスの内部パーツは、他機種と混ぜずに、専用品として扱います。
ギアの交換とシム調整
つまり、ギアは18:1で、セクターチップ付きです。そのため、交換するときは、セクターチップの移植が前提です。

オーナー様のご希望により強化ギアを使用します。
セクターチップは移植して再利用します。
シム調整やギアのグリスアップはいつもの要領で行います。
また、セクターチップは、そのまま再利用します。そのため、強化ギアに替えても、新品のチップを用意する必要はありません。
KWA-Ronin のFET組込みと配線の加工

こちらもオーナー様のご希望によりFETの組込みも行います。
FETを使用します。

基盤の位置を確認しながら配線の長さを決めてスイッチと信号線をハンダ付けをしてセットします。
つまり、FETの基盤は、置き場所を決めてから、配線の長さを決めます。そのため、先にメカボックス内の空きを確認します。
KWA-Ronin のシリンダーとピストンの組込み

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
なお、ボアアップタイプは、シリンダーの容量が増えます。そのため、飛距離のアップが期待できます。

ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
また、メタルTeethピストンは、耐久性の向上のために使います。そのため、スプリングを強くしたときも、歯の欠けを抑えられます。
シリンダー周りのグリスアップと潤滑

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップは、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
なお、潤滑材を塗る場所は、ピストンレールとタペットプレート周りです。そのため、塗り忘れがないように、順に確認します。
潤滑材はガンオイルを使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です
KWA-Ronin のメカボックスの組込みとスプリング

メカボックスをロアレシーバーに組込みロアパーツも組込みます。
今回のスプリングはSHS製M110を使用しました。
つまり、スプリングは、SHS製のM110を選びました。そのため、初速は、このスプリングを基準に調整します。
サマリウムコバルトモーターとテストドライブ

最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用します。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来、燃費も良いのでバッテリー交換の頻度も抑えられます。
スイッチ接点保護のSBDですがFETを組込んだので今回は必要ございません。
つまり、FETがスイッチの負担を減らすため、SBDは不要になります。

モーターを組込んだらテストドライブです。
FET&サマリウムコバルトモーターの併用でトリガーレスポンスは抜群です!
なお、テストドライブでは、セレクターの切り替えも確認します。そのため、動作に不安がある箇所を、組み上げ前に見つけられます。
KWA-Ronin のフロント周りのチューン

次にフロント周りのチューンです。
チャンバーは樹脂製のドラム式HOPダイヤルです。
ドラム式HOPダイヤルは調整のしやすさと振動でずれにくいので現在は主流の方式となっています。
このチャンバーも専用形状で通常のVer.2用チャンバーは使用出来ませんのでご注意下さい。
つまり、チャンバーは専用形状です。そのため、チャンバーを交換するときは、Ronin用を選びます。
インナーバレルとHOPラバー

インナーバレルはMagnusHDバレルを使用します。
ORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
集弾性に拘るなら面HOP化は欠かせません。
またHOPラバーは位置がずれない様にHOPアームに接着して使用しましょう。
そのため、HOPラバーは、接着してから、チャンバーに組込みます。
KWA-Ronin の初速の調整と試射
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は230mmにて調整を致しました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となりロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
また、室内で初速を合わせたあとに、ロングレンジで試射をします。そのため、弾道と飛距離は、実際に撃って確認できます。
KWA-Ronin TK.45C 2.5 チューンで使用した主なパーツ
| 工程 | パーツ | 目的 |
|---|---|---|
| 軸受け | 9mmベアリング軸受け(標準品) | ギアの軸を支える |
| ギア | 強化ギア(18:1、セクターチップ移植) | 耐久性の向上 |
| FET | FET | トリガーレスポンスの向上 |
| シリンダー | MagnusシリンダーセットVer2~Ver6 | ボアアップで飛距離アップ |
| ピストン | J-Armament製14歯メタルTeethピストン | 耐久性の向上 |
| スプリング | SHS製M110 | 初速の基準 |
| モーター | 東京マルイサマリウムコバルトモーター | ハイレートスプリングでも、レスポンスを維持 |
| バレル | MagnusHDバレル(230mm) | 弾道の安定 |
| HOPラバー | ORGA DIMENSION フラットHOP | 面HOP仕様 |
KWA-Ronin TK.45C 2.5 チューンに関するよくある質問(Q&A)
Q. Ronin TK.45Cの分解方法は、通常のM4系と同じですか?
基本は同じです。フレームロックピン(F)を外し、アッパーとロアを前後にスライドさせて分解します。
Q. チャージングハンドルは、どこに組み込まれていますか?
アッパーレシーバーではなく、メカボックスに組み込まれています。右側のネジとスプリングを外すと、取り外せます。
Q. メインスプリングは、分解せずに交換できますか?
できます。スプリングガイドを押し込みながら、少し回転させると外せます。ただし、専用品のため、通常のVer.2用は使えません。
Q. メカボックスを開けるには、何の工具が必要ですか?
トルクスのT10サイズの工具を用意します。
Q. 純正モーターのSBDは、必要ですか?
純正モーターには、SBDが標準で付いています。ただし、今回はFETを組込んだため、必要ありません。
Q. 通常のVer.2用パーツは、そのまま使えますか?
使えないパーツがあります。スプリングガイド、ノズル、タペットプレート、カットオフレバー、セレクタープレート、チャンバーは専用品です。
Q. 初速は、どのように調整しますか?
インナーバレルの長さで調整します。短いと初速は低く、長いと高くなります。今回は、230mmで調整しました。
Q. 面HOPのラバーは、接着が必要ですか?
必要です。位置がずれないように、HOPアームに接着します。











