電動ガンカスタム こそがオルガエアソフトの原点
なぜ 電動ガンカスタム を始めたのか?
ORGA AIRSOFT (オルガエアソフト)は、2010年4月から ORGAカスタムワーク
として営業を開始依頼、東京マルイの従来型電動ガンはもちろん、当時品質が悪かった「中華製電動ガン」をサバゲーユースで使えるように耐久面などを考慮した電動ガンカスタムサービスを提供していました。当時のエアガン品質をご存じのユーザーさんであれば解ると思いますが「それは本当に酷い品質」でした。
当時のメーカーは現在でも多くの製品を提供していますが、今となっては技術や経験の進歩も相まって俗にいう「箱出し」状態で十分使える品質になったことで、サバゲーユーザーはエアガン購入後に追加費用を掛けてカスタムしなくとも利用できる環境となっています。
当時の製品ですと CYMAやJING GONGなどの低価格中華から始まり、中堅クラスで King
Arms、G&P、後発となる高級中華であるVFCなどが主流でした。特に、A&K 電動LMG (M249やMK43)が日本に入ってきた時は
この価格でこれが買えるの?という激震が業界に走ったのも懐かしく思います。当時、為替の影響もあり A&K M249電動ガンが店頭価格で¥21,800 などで販売されていました。
ですが、高級中華以下の中華電動ガンについては「組込みの甘さ」や「切削精度・金型品質の悪さ」などで、箱出しで使えるレベルでない製品が殆どでした。例えば、
箱出しでバッテリー(当時はニッケル水素)を繋いで1発撃ったらギアロック
バッテリー端子の+と-の設置が逆
そもそも動かない
一発撃ったら弾詰まり、フルオートは弾砕き 若しくは 空撃ち状態
耳を劈くような異常なギア音
メカボックス内に使われている緑色のグリスの成分が不透明
標準でレシーバーにキズが入っている
ストックパイプやレールなどが曲って着いている
初速は基本超えている
付属のBBローダーっぽい物の使い方が判らない
などなど、挙げたらキリがないほど問題だらけ製品でした、しかも販売元の海外ショップの保証はなし。
今では考えられない話ですね。
それらの理由から
「せっかく買ったエアガンをサバゲーで使える銃にしなくてはならない」という気持ちから
カスタムサービスを開始しました。
当時は、旧ホビージャパンが運営していた
ミリタリーブログ 程度しかサバゲー業界に専用サービス的なコンテンツはなく、私共オルガを含めた
当時のエアガンカスタマーは挙ってミリブロに記事を公開し自身・自社のサービスのプロモーションに精を出していた時代でした。
当時、まだ 流速という概念はなく(後に ORGA Magnusチューンで流速が業界代名詞のカスタムに)、
普通に使えるようにするチューン(リチューン)
と
ハイサイクルカスタムの2種類程度が主流となっており、特にハイサイクルについては、まだ13:1
スーパーハイスピードギアが世の中に無かった為、16:1ギアのセクターを4枚カットし、当時最速と言われていた G&P サタンモーター +
ニッケル水素13.2vキラー (1セル足した物)を用い、MAX 秒間45発というレーザービームのようなハイサイカスタムを構築していました。他では、当時の 大阪 First
が提供していた ジェノサイドやタキオンなどが有名でしたね。それ以外にも個人チューナー的な方々が「突如として出て来ては、称賛され、叩かれ、消えて行く」
そんな時代でした。
その中で、我々ORGA AIRSOFT
が現在でも営業をし全国のユーザーさんとお付き合いさせて頂けているのは根底に「ユーザーさんに喜んで欲しい」という信念を持ち続けて運営しているからだと考えています。良い製品や技術サービスを提供することで、
ユーザーさんは
また直ぐにサバゲーに行きたくなる
ことで、業界自体も賑わうことにも繋がりますし、何よりも末永く「この趣味」を楽しんで頂けることは、サービスを提供する私共としても心から嬉しい限りなのです。
オルガカスタムと他店との違いは何?
他店様にカスタムを依頼した経験が殆どなく、一概には言えませんので「我々の考え方」の話になってしまいますが、オルガエアソフトのモットーは
「One to One」
であることです。サバゲーをやる!という中には、電動ガン、ボルトアクション、ガスハンドガン、ガスライフル、トレポンなどが御座います。ORGA
AIRSOFTには、各カテゴリーに関して
「それを好きでやっている」選任の担当者が対応しております。そのことで
どのような問題があり連絡が来たのか
どのように仕上げたいのか
仕上げについて当店として推奨したことや薦めしなかったことの内容と経緯
結果と経緯を踏まえた見積もり内容
作業を行った上で発覚した問題点や対策した内容
今後、利用していく中で起こりうる問題点の説明と対策案
作業やご利用製品に関連する新着情報のいち早い提供
などを数千名に上るユーザーさんとのやり取りを把握、保管させて頂いております。それによりユーザーさんは 「次に何かあった時」 はもちろん、1年後に再度連絡を頂戴したとしても 当時の対応内容を明確に確認できますので、スムーズな対応と適格な判断が可能となります。
もちろん、お話の中で 「実はもう1本これがあるんだけど」 や「もう1本も同じようにできる?」
などの相談もあり、解りやすく明確にセパレートした対応を行っております。
オルガに頼めるカスタムは何があるの?
結論を先に言いますと 「全て対応可能です」
ただ、古いモデルで代替パーツの入手が出来ない物や、メーカーや代理店がパーツの供給をしてくれない製品、ごくまれにしか見ることのできない特殊なエアガンなどについては対応ができない場合があります。一番多いオーソドックスな依頼は、ここ10年くらいで販売展開されている
電動ガン、ボルトアクション、ガスブロ各種、トレポンなど 「現在のサバゲーで利用されている主流製品」への作業が殆どです。
最近の電動ガンものであれば、
東京マルイ
次世代電動ガン や
アークタウラス電動ガン、高級中華とされる VFCやG&G、ARESなどのメーカーがそれに当たります。もちろん、CYMAやICS、JING
GONG、クラシックアーミーやKING ARMSなども対応しています。
電動ガンカスタム について
現在もっとも多い電動ガンカスタムの依頼は、『修理 若しくは メンテナンスと併用した耐久性向上カスタム』 となります。
その次に多いのは、オルガエアソフトの代名詞でもある『Magnusチューン と Axisチューン』となります。
個人的に ハイサイクルチューンも好きではあるのですが、昨今あまり需要が無いのが寂しく思います。
ご存じの通り、電動ガンというものは、バッテリーエネルギーをモーターに伝え、メカボックス内のギアを回転させることでピストンを動かし、エアコンプレッションを発生させます。そのコンプレッションをノズルから放出することで、BB弾を発射できる仕組みとなります。この「駆動させる」という一連の動作の中で、傷みが発生するパーツや破損するパーツが出てきます。サバゲー場に着いたのに1ゲーム目で機器トラブルが起こってしまうと
「折角お気に入りの愛銃を持って行ったのにゲームで使えない」なんてことが無いように、事前に耐久性を向上させることや、同じトラブルが起きないように対策をするなどが主な目的となります。
MagnusチューンとAxisチューンは、従来電動ガン、次世代電動ガン、一部ボルトアクション に対応した
オルガ独自のカスタムサービスとなり、上記の耐久性向上に加え、命中精度と飛距離性能を向上させるカスタムとなります。
サバゲーで 「敵の弾は届いているのに自分の弾は全然届かない」なんてことありませんか?
その相手は、オルガカスタムのユーザーかもしれません (笑
オルガカスタムをすることで、精密にヒットを取っていけるようになりますので、光学機器(スコープやドットサイト)の品質も影響します。そのことで愛銃全体の外装を踏まえたカスタムなどへの意欲も向上し、更に楽しいサバゲーライフに踏み込むことが可能となります。
『修理 若しくは メンテナンスと併用した耐久性向上カスタム』 及び 『Magnusチューン と Axisチューン』に関しましては別ページにて解説させて頂きます。
ボルトアクションライフルのカスタムについて
ボルトアクションライフル(一般的にはスナイパーライフル)のカスタムについても同様に、修理と命中精度向上カスタムの何れかが多いです。
ボルトアクションは、その設計精度と射撃時の駆動による発射角度のバラツキなどがありませんので、箱出しを使い続けて行くユーザーさんも多くいらっしゃいますが、やはり
ピストンやシア―回り(トリガー機構の基幹部分)、チャンバーパッキンなどに経年劣化や摩耗が生じます。その部分のリフレッシュ
又は耐久面を向上させるパーツへ換装することで、より長く使い続けていける銃を創ります。
ただ、各メーカーのボルトアクションの難点は
「純正だと飛距離性能に乏しい」ということです。折角スナイパーを模してボルトアクションを持ってきたのに、その辺の吊るしの電動ガンと同程度の飛距離じゃ何やってんだかわからない!なんて声も多くあります。
そこで、オルガが提供しているのが 『ボルトアクションMagnus』です。
ボルトアクションMagnusを施すことで、電動ガンやガスブロ部隊の後方からや、障害物の間を縫って敵を精密に射撃できます。
敵が届かない 若しくは 気が付かれないところから支援が可能となりますので
「スナイパーらしくガッツリ 芋れる」ようになるのが醍醐味です。
ただ1発1発の精密射撃となりますので、使うバイオBB弾についても最高品質の弾を使って頂く必要があります。
なぜ 銃長が長いのに飛距離性能が低いの?と思うユーザーさんも多いと思いますので 「そのこと」については、上記のカスタムのページで解説させて頂きます。
ガスブロ(ライフル・ハンドガン)のカスタムについて
ガスブローバックライフル
先に結論を言いますと、ガスブロには 「飛距離を伸ばすカスタム」はありません。もちろん、命中精度を大幅に向上させるカスタムもありません。
理由としては、 ガスブロは ブローバックを醍醐味としたエアガンだからです。しかも昨今のガスブロは
CO2マガジンを利用できるモデルもあり、よりハードなリコイルを楽しめる部分が売りになっていますし、殆どユーザーが「そこにしか注目していません」!
というのが
殆どのショップの定説となっていますが、オルガにはもう少しあるんです!
確かに ブローバックを最大限に楽しむのは大正解で醍醐味です。しかし 純正に使われているパーツや設置寸法に関して
「もっとこうすれば良くなるのにな~」という部分が各モデル共にあります。そこで思い出して頂きたいのは、オルガエアソフトは
インナーバレルやパッキンなど含めた基幹パーツを自社で設計し生産している会社です。だからこそ、ガスブロに純正で使われているパーツに問題定義をしてトライ&エラーを繰り返してユーザーさんが喜ぶパーツを提供することが出来ています。
ライフルについては、
東京マルイ
MWS系、
GHKガスブロ
と
VFCガスブロ、EMG/T8、Salvo Precision
などのガスブローバックライフルが主流になっています。VFCやWE-TECHを除く大部分は、内部構造がMWS準拠 や GHK準拠
になっている製品が殆どですので、内部パーツ、外装パーツに至るまで互換性のあるものが沢山御座います。
特にMWS系とGHK系に関しては、日本国内でもトップクラスの作業実績と、自社パーツの保有量があり、全国のユーザーさんへ相当数のカスタムを提供しております。ブローバックが快調なのは当たり前!更に命中精度を上げる為に「何をしなければならないのか?」を提供できるのが
オルガエアソフトの強みであり信頼されている実績です。
また、ガスブロで多い依頼ないようとして、
CERAKOTE(セラコート)とリアル刻印を施したコンプリートカスタム化です。
通常、純正で多く見受けられる COLTやDD刻印を消して
更にリアルな同刻印、又は、他のブランド(NoveskeやTROY、ガイズリー等)の刻印に入替え、そのモデルに合わせた外装パーツを組込み完璧な型に仕上げる作業も年間を通じ多く対応しております。
外装パーツに関してが、オルガの方でご用意する場合、ユーザー様で持ち込む場合のどちらにも対応しております。
ガスハンドガン
ガスハンドガンについては、オルガとしても「何かしら性能を向上させる為のカスタム」は設けていないのが実情です。依頼ないようで多いのはスライドにオプティクス乗せる際のネジ加工や、動きが渋い場合の擦り合わせなどです。サードパーティ製のパーツの組込み作業等も行っております。
トレポンカスタムについて
トレポン(PTW : プロフェッショナル トレーニングウェポン)に関しても、古くより数多くの実績を有しSYSTEMA製はもちろん、DTW、ATWなどにも精通しております。また、
香港のトレポンパーツメーカー
FCC (Fight Club Custom)の日本総代理店も長年務めさせて頂いており、日本国内に多くのトレポンパーツを流通させて頂いております。
主なトレポン作業依頼は以下の通り
コンプリート製作
SYSTEMA
チャレンジキットやバリューキットを用いたゼロから構築するトレポンとなります。殆どのキットの場合、レシーバーは無刻印の状態となりますので、お打合せの段階で、刻印の仕様と外装の仕様、塗装についてなどもご相談頂きながら進める型となります。
内部パーツの基幹部分(ギアボックス回りや電子パーツ系)は、キットに含まれるものを利用し、それ以外のトリガー、チャンバー関係、バレル回り、外装について、選択した刻印やモデルとなった銃に合わせてパーツ構成を構築し唯一無二のトレポンを提供致します。
オルガエアソフトは、唯一 日本国内では自社ブランド製品としてトレポン用のパーツを生産・提供しております。特に重要な要素でもある
HOP(ORGA FLAT
HOP)やインナーバレル(
PTW
Magnusバレル /
MagnusHDバレル)、
ORGAワイドボアシリンダー
に関しては数多くのトレポンユーザーにご利用頂いており、もちろん コンプリート製作時にもご提案可能です。
メンテナンス
トレポンは、電動ガンと同様に経年劣化するパーツも御座います。シリンダー内については高い気密性も相まって内部に塗布されているグリスが飛んでしまっていたり、汚れが吸着してしまうケースも御座います。また、電動ガンよりもモーターの駆動パワーが大きい為、ギアやピストン自体の摩耗やモーターブラシ劣化による通電エラーなど電動ガンよりもチェック項目が多岐に渡ります。
また社内にトレポンのエキスパートが数名おりますので、ユーザーさんの様々なトラブルに対しての問題を迅速に判断し速やかに解決案を提示~施工することが可能となり、対応スピードは国内トップクラスの速さを誇ります。
もちろん、メンテナンスと一緒に HOP回りのカスタムや トレポンの命中精度を大幅に向上させる トレポンMagnusチューンを施すことも可能です。