光学機器がプレイヤーの射撃能力を底上げてしてくれる
自分の愛銃となるエアガンを購入し、サバゲーにもある程度慣れてきたサバゲーマーならば、ドットサイトやスコープなどをエアガンに載せたいと思えてくるはずだろう。
少なからずアイアンサイトにこだわる人もいるが、基本的には光学機器は覗いたときに見える照準点に向かってBB弾が飛ぶようにできているので、リアサイトとフロントサイトの2点で照準を合わせるアイアンサイトよりも楽に狙えるようにしてくれるのが光学機器の利点だ。
広義では光学機器というとフラッシュライトなどの照明器具も含まれるが、ここでは照準器に絞って解説していこう。
ドットサイト(ダットサイト)
倍率は無く、覗くと視点の先に点や円形の光る照準(サイト、レティクル)が見え、その照準に向かってBB弾が飛ぶように照準の調整を行っておくことでエアガンを構えた時のサイティングを助けてくれる装置。
形状は大きく分けてチューブ型とオープン型の2種類がある。チューブ型は光源やガラス部分が金属製の筒に覆われた頑丈な作りになっており、近年では軽い小型の物もあるが重さは数百グラムある。オープン型は光源とガラスがその名の通り外に出ているため、軽量な反面物理的な影響で壊れやすい。
ドットサイトのみをメインの光学機器として使用する場合はチューブ型、スコープの補助やハンドガンに載せる時はオープン型と使い分ける場合が多い。
スコープ
倍率があり、望遠鏡のように遠くの目標を大きく見えるにするもの。肉眼では見えない遠距離に精密な射撃を行うためのもので、実銃ではスナイパーライフルなどに使われる。
覗くと十字のラインが切ってあり、縦のラインと横のラインが重なる部分にBB弾が飛ぶように調整をする。物によっては照準がラインではなく円形のものもある。
比較的小型で固定倍率のものや、長いチューブ型で倍率を変更できるものなどがある
サイズによって倍率が異なるが、サバゲーでの交戦距離は50m以下が基本のため、実用性を考えると初心者のプレイヤーにはショートタイプの1倍~4倍程度のものがおすすめ。大型の高倍率のスコープは、実銃のスナイパーライフルを再現したいなどの欲求が生まれた時にチョイスするといいだろう。
倍率が1倍にできるスコープはそのままドットサイト代わりにもできるが、大型のものや固定倍率のスコープは近距離での射撃に備え、オープン型のドットサイトを補助として付ける場合もある。
おおまかに光学機器について話してきたが、自分のプレイスタイルがはっきりと定まらないうちはドットサイトを用意することがおススメだ。スコープは接眼レンズと自身の目の位置などを一定に保ちながら射撃姿勢をとる必要があり、なかなか扱いが難しい。対してドットサイトは、どんな体勢であれ覗いて光る照準さえ見えれば狙った所にBB弾を撃ち込むことができる。
勝ち負けは別にして、自分の思ったようにエアガンを扱えるようになるのが脱初心者への近道。自分に合った光学機器を愛銃に載せて射撃精度を上げれば、さらにサバゲーが楽しくなることだろう。
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