RONI ピストルカービンに波乱？！
CAA Industriesが元独占販売代理店を提訴
グロックやM9、P226などのハンドガンをカービン化するコンバージョンキット「RONI ピストルカービン」で有名なCAA Industriesが、元独占販売代理店であるME Technologyを提訴したことが明らかになった。
CAA Industriesは独占販売代理店をME TechnologyからJay Technologyへと切り替えたが、ME TechnologyはRONI ピストルカービンに取って代わる製品としてMCKピストルカービンなるコンバージョンキットを販売し続けているが、これがCAA Industriesへの商標及び特許侵害にあたるとして裁判沙汰へと発展している。
またCAA Industriesは、ME Technologyの作るMCKピストルカービンはRONIには実装されているトリガーガードがなく、安全性にも問題があるとしてユーザーに注意喚起しており、その重要性を動画などを通じて広く訴え続けている。その他、コッキングハンドルのデザイン等も特許侵害として主張しており、オリジナルの製造側であるCAA IndustriesはME Technologyを強く非難している状況となっている。
RONI ピストルカービンとは？
ハンドガンをカービンライフル化できるポリマー製コンバージョンキットで、グロック・M9・P226など広く普及するハンドガンを利用できるキットとして、最も有名なピストルカービンの1つ。
ハンドガンを安定した射撃姿勢で構えられるようになるだけでなく、20mmレールによる各種アクセサリの追加やアンビコッキングレバーによる操作性の確保、先にも触れたトリガーガードによる安定性の確保などハンドガンをワンランク上のコンパクトカービンへとグレードアップさせることができる。
CAA Industriesはエアソフトガン部門であるCAA Airsoft Divisionも有しており、このRONI ピストルカービン コンバージョンキットをエアガン用としてもリリース。ガスブローバック専用設計によりトレーニングやゲームユースとして人気の高いキットとなっている。
RONIキットは、その画期的な発想からエアソフトでも多くのコピー品が作られたが、CAA Airsoftから販売される製品はれっきとした本家本元が設計した唯一の正規品で、そのクオリティも実物同様非常に高いものとなっている。
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