トレポン(PTW)今後のバリエーション展開の情報まとめ

トレポン(PTW)今後のバリエーション展開の情報まとめ
トレポン(PTW)今後のバリエーション展開の情報まとめ
 

トレポン(PTW)今後のバリエーション展開とは?
巷に流れる噂やサードパーティーの動きなどのまとめ

トレポン(SYSTEMA PTW)と言えばサバゲーマーの間でもハイエンドなエアガンとして知名度が高く、いまやサバゲー用のメインウェポンとしても定番の選択肢の1つとも言えるポジションを築きつつある。
高価という理由もあるが、他メーカーのエアガンに比べハード面の耐久性が非常に高いということもあり、ユーザーは一度トレポンを手に入れてしまうとその後はずっとトレポンオーナーであり続けるパターンが多い。そのため、東京マルイ製品などのように爆発的に出回ることはないが、少なくともサバゲー界でのトレポンユーザーの母数は徐々に右肩上がりになっていることは間違いない。

そんなトレポンのネックの1つが、バリエーションの少なさ。SYSTEMAから純正のラインナップとしてリリースされているベースモデルはM4A1、MP5の2種のみ。M4があるためAR-15形状のレシーバーであれば基本的に様々なライフルが作成できるので、HK416やSR15などコンバージョンキットや刻印によって様々な派生モデルは作ることは可能だが、AK47やG3系、ブルパップ系ライフルなどは今のところ作成できない。

しかし2018年~2019年になって、サードパーティーのパーツメーカーの努力による今までとは違う新しいタイプのバリエーションモデルや、SYSTEMAによる第3のPTWの登場など、トレポン界隈の動きが活発になりそうな噂が飛び交い始めている。そこで、それらの情報をまとめトレポンの今後の展開について検証してみよう。

 

ARのトレンド、PCC(ピストルキャリバーカービン)タイプのトレポンが登場する

OUTLINEでもお伝えしている流行のPCC(ピストルキャリバーカービン)について、トレポン用パーツメーカーであるFCCからコンバージョンキットがリリース予定だ。開発の情報は2017年から出ていたが、2019年3月になってドイツのアウトドア見本市IWAにて遂に完成品がお目見えした。

製品画像では同じPCCでもパーツの組み合わせが何パターンかあり、ハンドガードやストックなどどこまでがコンバージョンキットに含まれるのかなど詳細が不明だが、近いうちに明らかになるだろう。

 

SCAR-Lも開発中

M4用マガジンが共通であるということを考えるとSCAR-Lは実現しやすそうなモデルである。こちらもFCCが開発を進めていることが2018年末に台湾で開催されたMOA Exhibitionにて発表された。

SCARについて面白いのは、同じくトレポンやガスブロなどのパーツを開発するHAOもコンバージョンキットを開発中であるとの噂があること。しかもSCAR-LだけでなくSCAR-Hもプロジェクトとして進行していることが濃厚だ。こちらはまだ情報がほとんど出回っておらず、公式な発表は何もされていない。一部の内情に詳しい海外ブロガーがその事について報じているのみである。

 

Umarex HK416 PTW!
H&K公認のPTWパーツが登場か?!

先日、Redwolf UKのFacebookに投稿されたのがUMAREXによるHK416 PTWの写真。Umarexはご存知、H&Kのライセンスホルダー。製作そのものをどのメーカーがするのかまではまだ不明だが、その完成度や刻印のリアルさについては従来電動ガンやガスブロについてUmarex/VFCとして既に実績は確かなものだけに、非常に期待のできるものであることは間違いない。
これに関してはまだUmarexから公式な発表はないが、Redwolfがリークしたということは近いうちに詳細な情報が出るだろう。

 

89式のトレポンがSYSTEMA新製品として登場予定

2018年にも速報としてお伝えしていたのが、本家SYSTEMAからの新製品として登場予定の89式のトレポン。
今まで開発中との噂があっただけで、ほとんど追加情報や開発状況などが知らされていなかったが、現在順調に開発が進んでいるとのことらしい。M4シリーズとの互換はなくシリンダー形状も含めて全くの新しい新製品となるようだ。

トレポン生みの親であるSYSTEMAから久々の新バージョンのトレポンの登場は、ハイエンドなエアソフト製品の流れに新風を吹かせられるのだろうか?!89式のファンはサバゲーでも多く、発売されれば今までトレポンユーザーではなかった層の獲得も予想される。

 

今はまだ噂レベルの情報もあるが、まとめてみると今年は何かとトレポンが熱くなりそうな話題が多い。今後も色々なバリエーションのトレポンを作れる可能性が広がっていきそうだ。
従来電動ガンまでとはいかないまでも、アフターパーツを利用して少しずつ製作できる領域を広げつつある。M4系であれば今でも刻印やパーツの組み合わせで様々なバリエーションを作り出すことが可能だ。

ハイエンドなエアガンとして中々手が出しづらいジャンルではあるが、今後の可能性も含めて、気になっている人は至高の1本を手に入れるのも悪くない時期に来ていると言えそうだ。

 
 

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