MAXIM DEFENSE PDX がMWSコンプリートとして登場!

MAXIM DEFENSE PDX がMWSコンプリートとして登場!
MAXIM DEFENSE PDX がMWSコンプリートとして登場!
 

MAXIM DEFENSE PDX が FALCON TOYSより
東京マルイMWSコンプリートとして登場!

インパクトあるデザインのPDW(Personal Defense Weapon)メーカーとして実績と知名度を上げているMAXIM DEFENSE。USSOCOM PDWソリューションにてアメリカ軍の特殊部隊へ配備するPDWの選定が注目を集めるなか、Tier1コミュニティの要求に対応するモデルとして MAXIM DEFENSE が発表したPDXが、FALCON TOYSによってマルイMWSガスブロに準拠したコンプリートモデルとして登場することとなった。

MAXIM DEFENSE のワイヤーストックレプリカは早い段階でエアガンパーツとして人気を博していたが、レシーバーやハンドガードなどを含めた全体的なプロダクトは、エアソフト業界では初の製品化となる。

MAXIM DEFENSE PDXの生まれた背景や誰が見ても心惹かれるそのデザイン、東京マルイMWSという敷居の低いカテゴリでの登場ということもあり、人気が出ることは必至と言えるだろう。

PDX ガスブロ

 

FALCON TOYS PDXコンプリートの概要

FALCON TOYSといえば、直近でTTI TR-1 MWSガスブロ コンプリートMWS用のPMAGを引っ提げて登場した新規ブランドとして記憶に新しい。

今回新登場となる MAXIM DEFENSE PDX もTR-1同様、東京マルイMWSに準拠しており、同社のMAGPUL PMAGタイプマガジンやマルイ純正M4マガジン等で運用が可能だ。そして注目ポイントはやはり、PDXを忠実に再現した短いバッファーチューブと、それを実現するための内部構造だろう。

FALCON TOYS PDXでは短いバッファーチューブであってもボルトキャリアの充分な後退量を確保するため、バッファーを個別のパーツとせずボルトキャリアのエンドパーツをバッファーに置き換えている。言ってみればボルトキャリアが直接バッファースプリングで押されているような形だ。

PDXストック

PDXワイヤーストック

ボルトキャリアはアルミ製となるほか、一体型バッファーのためパーツが1点少なくなることもあり、リコイルは非常にマイルドで、フルオート時のサイクルも早い。この辺りはユーザーによって好みの分かれそうなところである。ただし、ボルトキャリアをスチール製に変更するなどすれば、リコイルを増やしたりサイクルを落とすことも可能だろう。

デメリットとしてはテイクダウンや組む際にバッファースプリングが煩わしことだ。こればかりは構造上仕方のない事ではあるが、バッファースプリングが数cmボルトキャリア側に入り込むためテイクダウン時はスプリングが飛び出し、組む際はバッファーチューブ側にスプリングを押し込みながらレシーバーを閉じる必要があるため、通常のMWSの様にサクサクと作業はできない。

PDX ボルトキャリア

PDX MWSコンプリート トリガーボックス

外装のディテールに関してはもはや文句のつけようがない完成度と言える。レシーバーやハンドガード、ストックなど MAXIM DEFENSE 独特の形状をほぼ完璧にトレースしているほか、刻印もばっちり再現されている。チャージングハンドルのRADIAN RAPTORの白彫りやCOLT CANADAタイプのマガジンキャッチなど、細かいところも抜かりない。グリップは残念ながらREPTILIA CQGではないがMAGPUL MOE-K2タイプが装着され、現代銃らしい角度の立った扱いやすいものがチョイスされている。

MAXIM DEFENSE PDX MWSコンプリート

FALCON TOYS PDXレシーバー

MAXIM DEFENSE PDX MWSコンプリート レシーバー

RADIAN チャージングハンドル

MAXIM DEFENSE PDX 及び MDX はAR15ベースとなるPDWだが、HK416をモチーフとした設計が特徴の1つでもある。通常より1段上がったトップレールや、HK416と同規格のバレルナット及び固定機構を持つハンドガードなど、HK416Cの現代化バージョンとも言える装いだ。

MAXIM DEFENSE MDXハンドガード

アウターバレルは5.5インチと超短小だがその先端にはHATEBRAKEマズルブースターが装着され、コンパクトながらもド迫力のフロントフェイスを見せる。マズル口の形まで実物同様の形状を再現している。

ヘイトブレイク マズルブレーキ

 

MAXIM DEFENSE PDXとは?

MAXIM DEFENSE は軍や法執行機関への納品を目指したPDWとしてMDXシリーズを開発・販売している。MDXは、バレルレングスの違いや民間向けのアームブレースを取り付けるなど、用途別や販売対象者別に様々なバリエーションを展開している。

2017年にUSSOCOMが発表したPDW計画は、特殊部隊向けのPDWを採用すべくM4A1を改造するキットを求める要件がガンメーカーに対し発表されたが、そののち銃を丸ごと調達する要件へと変更された際に MAXIM DEFENSE がMDXをベースに作り上げたモデルがPDXである。

結局のところ、採用が決まったSIG MCX RATTLER以外の候補は要件を満たしていないとのSOCOMの判断により、PDXのミリタリーライフルとしての道は閉ざされた。しかし、M4プラットフォームを持ちながら超コンパクトなディテールが印象的なPDXはガンマニアからの支持もあり、アームブレースを装備したりストックレス化したARピストルや、軍以外の公的機関採用も目指したプロフェッショナル用PDWとしてラインナップの1つに残ったのである。

MAXIM DEFENSE PDX .300BLK

MAXIM DEFENSE はエアソフト製品としての登場を心待ちにしているプレイヤーが非常に多いメーカーである。正直なところ、近しい形の製品でもできればなぁくらいに思っていたが、まさかここまで完璧に再現されたPDXを作り上げるとはFALCON TOYSには脱帽である。

今まで、東京マルイMWSベースのコンプリートは数多くの製品が登場してきたが、MAXIM DEFENSE PDXモデルはゲームチェンジャーとしての可能性を秘めた大きな期待が持てるモデルだ。

販売開始時期は2022年7月以降の予定。価格は15万円台となる見込み。

※本記事でご紹介した情報はプロトタイプを元にしたものとなり、製品版では仕様が変更となる場合がございます。
※価格は2022年6月現在の参考値であり、販売までに為替レートに大幅な変動があった場合は変更となる可能性がございます。

 
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