KWA史上最高の電動ガン?
QRF MOD.1とは?!
台湾に生産拠点を持ちつつ世界的な展開力でグローバルな活躍を見せるエアソフトブランドKWAより、同社曰く最もプレイヤー達を期待させる電動ガンと銘打ったQRFシリーズが遂にリリースされた。
QRF電動ガンはPCC(ピストルキャリバーカービン)やSMG(サブマシンガン)をデザインベースとしたモデルで、現在MP5タイプのバナナマガジンを使用するMOD.1とグロックタイプのマガジンを使用するMOD.2の2モデルが発表されているが、先行してMOD.1がリリースされた。
▼動画によるレビューはこちら
▼KWA USAによるプロモーションムービーはこちら
KWA QRF MOD.1電動ガンの外装やパーツ構成
QRFは実銃のベースモデルは存在せずKWAによるオリジナル設計の電動ガンとなるが、デザインの完成度は実銃として存在してもおかしくないほどリアリティのあるパーツ構成でいわゆるトイガンらしさはない。
グリップを握り構えた時に感じるのは、小振りな割にしっかりとした重量感を伴う塊感。剛性が高く重量バランスもしっかり考えられている証拠だ。M4系PCCをモチーフとしたメタル製のレシーバーにはほぼガタつきはなく、表面の質感もかなり高品質。UMAREXやCYBERGUNなどライセンス系のエアガンに全く引けを取らない仕上がりとなっている。
アンビ仕様の各種操作系や頬付けのしやすいコンパクトなワイヤーストック、M-LOK搭載で拡張性の高いハンドガードなど実用性の面でもかなりのクオリティが見て取れる。グリップやフリップアップサイトにはPTSのEPシリーズを採用し、全体的なパーツ構成に不足はない。
KWA QRF MOD.1電動ガンの特徴的な機能
QRFの最も特徴的な機能として、サイクルや初速を微調整できるVPS(Variable Performance System)がある。これはストック後端からアクセスできるバッテリーケース内の調整ボルトを付属する専用レンチで回すことにより、初速を下げ代わりにサイクルを上げることができる。
サイクルを取るか飛距離を取るか、分解やスプリング交換をすることなく工具一本でフィールドに合わせたセッティングに変更できるのは嬉しい機能だ。
また、付属するマガジンは80連のスプリング式となるが、フォロワーが長く残弾ゼロまで撃ち切れる嬉しい設計。デザインはMAGPUL(マグプル)がリリースしているCZスコーピオンEVO3用PMAGを彷彿とさせるポリマーマガジンで、側面にはPMAGらしくナンバリング用のマス目も刻印されている。
本体仕様
全長:555/675mm
重量:2,520g
アウターバレル長:6.75インチ(171.5mm)
インナーバレル長:184mm
装弾数:80発
対応バッテリー:Lipo 7.4V(ショートスティックorミニSサイズ)
ストレートなグロックロングタイプマガジンを使用するMOD.2も近々登場予定のQRFシリーズ。リアルなモデルのみならずRONINシリーズなどでオリジナル電動ガンの新しい在り方を見せつけてきたKWA。そんなKWAが満を持して送り出す電動ガンシリーズに今後も目が離せない。