ナイツM110K1 6.5CMアッパーをNSWCクレーンが導入検討

ナイツM110K1 6.5CMアッパーをNSWCクレーンが導入検討
ナイツM110K1 6.5CMアッパーをNSWCクレーンが導入検討
 

ナイツアーマメントM110K1 6.5CMアッパーをNSWC(海軍特殊戦センター)クレーンが導入検討中

KAC(Knight’s Armament Co.:ナイツアーマメント)が開発したセミオートスナイパーライフルSR-25(Mk11)とその派生型M110 SASS。スナイパーライフルやDMRとしてアメリカ海軍や海兵隊ではSR25がMk.11として、陸軍ではM110が採用されたためミリタリーファンの間でも人気の高いライフルであるが、アメリカ軍での配備開始から十数年が経過した現在、現代戦により適した使用弾薬の変更やオーバーホールの必要性などが示唆され、海軍と陸軍でそれぞれ対応を迫られている。

アメリカ陸軍ではM110について耐久性の問題や市街戦での取り回しの悪さについて改善点として要求が上がっており、H&Kが開発したG28が新たにM110Aとして導入されることが決定している。

アメリカ海軍では、USSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)が採用を決定した弾薬6.5CM(6.5mmクリードモア)に合わせたライフルの改修を検討しており、M110K1 SASSの6.5CM仕様のアッパーをKACから購入することを検討中であるという。もともと7.62mmNATO弾を使用するSR-25及びM110であるがUSSOCOMでは7.62mmNATO弾の長距離での能力不足を懸念しており、精度や信頼性で勝る6.5CMを新たな中間弾薬として採用。M110は6.5CMを使用できる改修が進むことが予想されていたが、まずは海軍での導入がスタートすることになりそうだ。

M110セミオートスナイパーライフル

6.5mmクリードモア

 

M110K1 SASSアッパーとは?

KACはSR-25及びM110を、パーツ変更によりミッションに合わせたパフォーマンスを出せるモジュール式ライフルとして開発しており、アメリカ軍からの要求に合わせたバージョンアップが容易かつ低コストで実現可能であるとしている。今回海軍が導入を検討しているM110K1 SASSアッパーは耐久性の改善や市街戦闘時の高い汎用性を持ちつつ、USSOCOMの進める6.5CMの使用が可能なコンバージョンキットとして提供する準備が出来ているという。

M110K1 SASSアッパーのバレルは6.5CMの高い能力を引き出しつつも今までM110で使用されてきたサイレンサーなどを再利用できるためコスト削減にも役立ち、アッパーレシーバーアッセンブリーを交換するだけでM110を新たな仕様に変更することができる。レールシステムについては今後の拡張性も考慮しKACの提案するM-LOK搭載のハンドガードがそのまま導入されるのではないかと見られている。

他にも、M110ではダークアースカラーが標準仕様となっているためM110K1 SASSアッパーでもカラーリングはダークアースを継承。バレル長については正確な明記はないものの、KACは16インチや20インチバレルのビジュアルを公開している。NSWCクレーンの要求によってはそれ以上の長さのバレルも準備があるものと思われる。

M110K1 SASS

分隊火器DMRの更新を進めるアメリカ陸軍に続き、アメリカ海軍でもはじまった小火器類の更新。M110K1 SASSアッパーについては現在アメリカ海軍が使用しているMk11 Mod1(アッパーのみM110仕様のもの)やMk11 Mod2(M110と同一仕様のもの)の改修が進むのではと予想される。今後、アメリカ軍ではこういった新弾薬の採用に伴う火器類の変更や並行してM-LOKなどのレールシステムへの変更が行われ、長く続いた既存の規格からの脱却がますます進みそうだ。

 
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