EBR-Mk14EBR DMR

EBR-Mk14EBR DMR
EBR-Mk14EBR DMR
 

EBRはM14 DMRのど定番?

サバゲーは基より、FPSの世界では殆どのユーザーがEBRという名前を知っていると思います(EBRの基がM14である事を知らない人の方が多いかも知れません)EBRはDMRとして用いられる事が多く、M14よりも外装アクセサリの拡張性が高く人気があるのもその理由からである。
サバゲーでのEBRというと、昔は東京マルイM14電動ガンをベースに海外製のコンバージョンキットを何とかして組み込み、価格も10万円超えなんてザラでしたが、最近では各社高級中華メーカーが同様のモデルを発表していて、価格も4万円前後で完成品が手に入る時代になっていますね。
更にはリアル派の好むEBRガスブロなんかも登場しています。

EBRについて

EBRはM14バトルライフル(Enhanced Battle Rifle)のひとつの形状で、当初は、SEALs、デルタフォース、ODA向けに造られました。EBRはM4カービンよりロングレンジ向けのマークスマンライフルの役割と近接戦闘の役割を遂行するよう造られたモデルとなり、2010年以降 アメリカ陸軍は、アフガニスタンに展開している歩兵小隊につき2丁の M14EBR-RIライフルを配備しています。
EBRの機関部はアルミシャーシ設計の為、軽量となり、実装できるアタッチメントやストックのバリエーションも豊富なことから様々な現場や状況に合わせた展開が可能。
セミオートマチックのライフルでありながら、ボルトロック機構を搭載したモデルも存在している。一発撃つごとにコッキングする必要はあるが、サプレッサーやサブソニック弾との組み合わせによって高い静粛性を発揮できる

DMRについて

DMR(Designated Marksman Rifle)
狙撃銃のうち、突撃銃としての使用も想定して設計されたもの。バトルライフルなど高精度の自動小銃にスコープや二脚を装着している場合が多い。最初からこの目的で設計された銃としてはSVD(ドラグノフ)が有名。マークスマンとは射撃の名手を意味し、特にDesignated Marksmanは歩兵の中でも狙撃技能を選抜訓練された「選抜射手」を指す。

EBRの歴史

Mk14EBR Mod.0は、2000年にネイビーシールズがよりコンパクトなM14バトルライフルを要請したところから開発が始まった。Mark14EBRの開発を依頼されたマイク・ロックライフルバレル社は、アメリカ軍のSOPMOD conference(特殊作戦用装備会議)に参加するよう依頼されていた唯一のバレルメーカーであった。
Mark14EBRへの要求は軽量 且つ折りたたみストックを持ち、光学機器を搭載するレイルシステムを持つという物で、マイク・ロックライフルバレル社はこのニューライフルを作り出すために、エンジニアのJim Ribordyの協力を得て開発を進め、2003年にはロン・スミスと彼のスミス・エンタープライズ社が独自のM14EBR(Mark14Mod 0 type SEI)を開発。その後、スミス・エンタープライズ社のMk.14は、海軍のクレーン研究所とスプリングフィールド・アーモリー社が共同でMk.14EBR Mod.0を製造するための基準となった。
2004年に、ネイビーシールズにMk.14EBRが最初に配備され、アメリカ沿岸警備隊がそれに続いた。米陸軍では現在M14EBR-RIが配備されている。M14EBR-RIは、ベーシックなEBRにイリノイ州ロックアイランド・アーセナルの”TACOM Life Cycle Management Command(TACOMライフサイクル管理部)”がアップデートしたモデルで2010年の中頃までに5000挺が配備されている。