BAD556 軽量化を追求した新進気鋭カスタムメーカーのM4
コンプリートガスブローバックとしてORGAに入荷が決定したBAD 556であるが、実銃においてもBAD(Battle Arms Development)は現在、非常に勢いのある民間系ARのカスタムメーカーである。
BAD556(BAD556-LW)は軽量なパーツで組み合わされるライトウェイトライフルをコンセプトとしていて、一番の特徴となるレシーバーは高強度アルミ合金製。さらにエングレービングによって強度を保ちつつ軽量化を図った独自のデザインで、BADの象徴とも言える重要パーツだ。
また、組み合わされるストックもやはり独特で、リトラクタブルなワイヤーストックはさらにチークパッドにカーボン素材を使用するなどかなり攻めた仕様。他にも調整機構を廃したストックパイプにパッドがついただけのものなど、シンプルさと大胆さを合わせ持つプロダクトがウリの1つだ。
ハンドガードは現在ではBADオリジナルのRIGIDRAILを装着した仕様が一般的だが、Fortisハンドガードを採用したSwitch556仕様も存在。今回ガスブロで再現されるのは後者のモデルになる予定である。
フロント周りの軽量化に繋がっているのはハンドガードだけではなく、アウターバレルも見どころの1つ。コーティングによるカラーリングと切削によって入った溝がうまくバレルの外観をカッコイイものにしているのは、中々他メーカーでは見られないクールなものだ。(TOP画像参照)
全体的にコンパクトかつ軽量に、しかしコンセプトを追求した結果それらが見事にデザインとして昇華されたのがBAD556というライフルなのだ。
構成例
レシーバー
BAD556-LW Lightweight Billet 7075-T6
ハンドガード
Fortis Switch556
Fortis × BAD Switch556 M-LOK
RIGIDRAIL M-LOK
バレル
LIGHTRIGID
グリップ
BAD-ATG Adjustable Tactical Grip
ストック
BAD-CSS VERT Stock System – Blemished
SABERTUBE QD Lightweight Stock
BAD(Battle Arms Development)とは?
独自デザインのAR用パーツやアクセサリ、コンプリートガンをラインナップしているカスタムメーカー。 2009年に設立され、AR系の設計に焦点を当てた研究、開発をメインとして行っている。
100%アメリカ製造をモットーとしており、クールなデザインが示す通りその生産基準においては一切の妥協を許さない姿勢から、エンドユーザーからの支持も非常に高まってきている新進気鋭の民間メーカーだ。
設立以来業績も順調なようで、SHOT Showなどの見本市でのブースも年々大きくなり、その存在感を大きくアピールすることに成功している。特許を取得した独自のアイディアの数も多く、今後もその成長が期待されている評価の高いメーカーの1つと言える。