Aimpoint:エイムポイントがCompM5bを発表

Aimpoint:エイムポイントがCompM5bを発表
Aimpoint:エイムポイントがCompM5bを発表
 

Aimpoint:エイムポイントが新型ドットサイト「CompM5b」を発表

パリで開催されているミリタリーや法執行機関、セキュリティ関連の装備の展示会「Milipol Paris 2019」にて、スウェーデンの老舗光学機器メーカーであるAimpoint(エイムポイント)が新型のドットサイト「CompM5b」を発表した。

2017年に登場したAimpointの主力商品であるCompシリーズの第5世代は、Tシリーズ並みに小型化されたことで大いに話題となり既にM5、M5sと2タイプのラインナップが存在しているが、いままでのCompにはない機能を持ったM5bが新たなモデルとして追加されることとなった。

CompM5b

Compシリーズ

Aimpoint CompM5bでは、TシリーズやCompシリーズではお馴染みだったドット調整ダイヤルを保護するキャップがなく、弾道のドロップや風の影響を補正するためのダイヤルとして使用できるよう進化している。ターゲットの距離に合わせた上下の調整、風の強弱に合わせた左右の調整がキャップの取り外しなくスコープの様に瞬時に行える。

また、この弾道調整量は使用弾薬によって異なるため、ドットの上下調整ダイヤルを弾薬に合わせて交換可能にしているとのこと。詳細な仕様が不明なため、キャップに弾道調整機能を持たせて内部にゼロイン調整ダイヤルがあるのか、キャップ自体が無くダイヤル中央のボルトでゼロインを行うのか、ゼロイン調整方法は現時点ではわからない。

ドットサイト

エイムポイント

上下の弾道補正ダイヤルについては弾薬口径にあわせたものが用意されるほか、顧客のリクエストに応じてカスタムをすることも可能にするとのこと。風速に合わせて横方向を補正するダイヤルは中央を0とし、それぞれ左右に3段階ずつ調整可能。

この新しい調整ダイヤル機能に合わせダイヤルをロックする機構が追加されたため、デザインもこれまでのCompM5から変わって少々ごついイメージとなっている。バッテリー位置はM5sのように本体の下側になるが、M5sとは左右位置が変更されている。

光学機器

近距離を捕捉するための光学機器は長らくAimpointとEOTechの2大メーカーが主役の座を得ていたが、ドットサイトについては近年では徐々に他メーカーの進出も進み選択肢も増えてきた。品質や堅実さではトップクラスのAimpointではあるが、他社との差別化を図るため新たなアイデアを形にしたドットサイトで攻勢をかけるようだ。

 

Aimpoint CompM5bの仕様

・無制限アイレリーフ
・3XMag-1 及び 6XMag-1マグニファイアと互換あり
・ナイトビジョンデバイス対応
・ドットサイズ:2 MOA
・バッテリー:単4 1.5V ×1 アルカリまたはリチウムに対応
・バッテリー寿命:設定7で5年、設定8で1年、NVモードで10年
・電源スイッチ:ロータリースイッチ
・重量:180g(サイトのみ)
     254g(マウントなど標準装備)

 
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