アメリカ陸軍が採用する狙撃銃M24とは

アメリカ陸軍が採用する狙撃銃M24とは
アメリカ陸軍が採用する狙撃銃M24とは
 

サバゲーで利用するボルトアクションライフルとしてM24を使っているサバゲーマーも多くいます。M24は東京マルイのVSRと似ていることも利用するサバゲーユーザーが多い理由でもあります。
シンプル且つ洗練された外観は飽きが来ないのも人気の1つで、VSR カスタムパーツも多く販売されています。

M24について

アメリカ陸軍が採用する狙撃銃。正式名はM24 Sniper Weapon System。
M24はレミントンM700を元に様々なカスタムパーツを取り付け完成した狙撃銃である。
既に海兵隊が採用していたM40狙撃銃の前例が有る通り、米陸軍は高性能な狙撃銃を求めてこのように手間のかかることをしたが、採用時評価はよかった。なおSWSとあるようにこのM24は狙撃銃だけでなくケースと皮製スリング等の付属機器がセットが基本となっている。

M24について

M24の特徴

M24は具体的には、M118LR(7.62mm Lake City much)の175グレイン弾頭に合わせた 1-10(10インチで1回転)ないし1-8(8インチで1回転)ツイストの重量弾専用銃身に H-Sプレシジョン製アルミニウムライナー入りアジャスタブルストック、 ダコタ・アームズ製トリガーガード、リューポルド製スコープ、ハリス製バイ・ポッド、 皮製専用スリングに軍用グレード・ドロップコンテナーを組み合わせワンセットとなる。 (7.62x51NATO弾仕様・初期M24)

イラク戦争においてM24などのボルトアクション式ライフルは、待ち伏せへの反撃や対戦車ミサイル射手の排除に効果を発揮したが、連続的な射撃による牽制などが行えない点が市街戦に向かないとされた。

現在アメリカ陸軍はAR-10の機構を踏襲したナイツ・アーマメント社製セミオートマチックスナイパーライフルSR-25の発展型であるM110を制式採用しているが、M24もまだ使われているらしい。陸上自衛隊では64式7.62mm小銃にスコープをつけて狙撃銃としていたが、「対人用狙撃銃」の名称でM24を導入しており、富士総合火力演習にも登場している。2009年度の展示では500m先を走行中と想定した模擬車両の窓にある標的を狙撃した。

M24の特徴

M24の特徴2

M24の5つのバリエーション

M24

アメリカ陸軍の狙撃手が現在も使用している他、日本の陸上自衛隊でも採用されている。銃床はH-SプレシジョンのPST-011。狙撃用としては標準的な.308ウィンチェスター弾が5発装填できるインナーボックスマガジンを備える。

XM24A1

308ウィンチェスターよりも弾道特性に優れた.300ウィンチェスター・マグナムを使用する試作モデル。試験時にミスファイアを連発したことで不採用となった。

M24A2

改良型。アメリカ陸軍でM24と併用されている。M24からの変更点はインナーボックスマガジンから10発装填のデタッチャブルボックスマガジンに変更、ストックもバットプレート近辺の全長とチークピースの全高を調節可能で、バーチカルタイプのグリップを持つH-SプレシジョンPST-026 アジャスタブル・ストックに換装している。前方にナイトビジョン、サーマルビジョン用レールが一箇所、左右にレーザー照準器用レールが一箇所ずつ、合計三ヶ所のレールが増設された。後にバレルも、半ばまでを覆うOPS社のサプレッサーを備えたものに交換されていった。

M24A3

M24A2をベースにA-2と同じH-Sプレシジョン製PST-026 アジャスタブル・ストックまたはイギリスのAW ライフルと同形状ストックを搭載し300ウィンチェスター・マグナムよりも長距離を狙撃可能な338ラプア・マグナム弾を使用。バレルは19インチに短縮化。

M24E1 ESR(XM2010)

特殊作戦軍のプロジェクト向けに開発され、レミントン社のXM2010(MSR)、FNH社のバリスタ、アキュラシーインタナショナル社のAXとの競争が行われ、最終的に勝利し、採用された。

M24のバリエーション

レミントン・アームズ社

アメリカ合衆国の銃器メーカー。小銃、ショットガン、それらの弾薬を製造する。かつては拳銃でも有名だったが、現在は1911と新製品のR51程度に留まっている。

M24について2

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