KG ガンコート(KG GUN-KOTE)について

KG ガンコート(KG GUN-KOTE)について
KG ガンコート(KG GUN-KOTE)について
 

KG ガンコート(KG GUN-KOTE)について

アメリカ軍の指定塗料でもあるKGガンコート(KG GUN-KOTE)とは、アメリカ特殊部隊Navy Seals用に作られ使用されている。

KGガンコート

ガンコート アメリカ軍

軍用向けに作られている為、硬質な塗膜は高強度を誇り、9H(鉛筆のHが1H)という圧倒的な表面硬度に、驚異の耐薬品性と高放熱効果を兼ね備えた次世代のコーティング。その抜群の性能は2輪4輪を問わず多くのモータースポーツ界から支持を受けている。KMTでも2009年からこの塗装の取り扱いを開始。パウダーコートと比較しての長所は耐熱温度が350℃と高いこと・塗装した物の放熱性が上がる為、エンジン・ラジエターなどに最適で、シンナーやガソリンに強いなどが挙げられる。

KGガンコートは熱処理して始めて効果が現る塗料である。本来は、それ程厚塗りをする塗料ではないが、塗料色により多少性質が違う為、場合によっては密着安定剤の下塗りを要する事もある。工程の焼き付け時間は、170°で1時間程キープをして、余熱を含め1時間半以上、窯へ入れる。

ガンコート さぎょう

 

KG GUN-KOTEの効果

従来、ラジエーターの放熱をするコア部分には、 腐食防止の耐熱塗料が一般的であったが、最も放熱が高いとされていた地金の状態で、放熱塗料を塗る事により、銅フィン・アルミフィンよりも高い放熱性能が発揮される。サーキット全開走行で冷却水温-5℃のデータが確認済み。

耐衝撃性も高く、飛び石などのフィンの潰れ対策などにも最適である。硬度は高いが、塗装膜は非常に薄い塗料なので、クリアランスが必要な場所などにも塗装可能。

海外では、拳銃、サバイバルナイフなどの塗装などにも使用されている。ラジエーター・コンデンサー・インタークーラーの等の熱交換器はもちろん、ブレーキキャリパー・エンジンブロック・シリンダーミッションカバーなど、放熱効果や塗装強度の必要な部品にも使用可能となっている。

ガンコート メタル

ガンコート 銃

ガンコート ナイフ

カラーバリエーションも充実しており、バイクのエンジン塗装にはうってつけの塗装である。

ガンコート カラー