VFC電動ガン 本体・内部パーツ レビュー
XCR-L
VFC電動ガン XCR-Lについて
VFC電動ガンのラインナップの中でも、かなり特殊な1丁となるXCR-L。基本的な操作方法や構成はM4に準拠しているものの、アッパーと一体型のハンドガードやスケルトンタイプのフォールディングストックの採用、M4よりも少し高めのトップレールなど特徴的な形状を持つ電動ガンである。実銃はロビンソンアーマメント社による開発で、他のVFC電動ガン同様正式ライセンスを取得し、現行型ではなく初期型のモデルを電動ガン化している。
MINIとMICROの2ラインナップを用意している。バレルも適度に短く取り回しがよく、インドアフィールドでの使用や初心者にもお勧めの電動ガンである。
特殊部隊に使われることを想定して開発された特別なモデル
XCR-Lは、ロビンソン・アーマメント社によって2003年にUSSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)が行ったトライアルへの提出用に開発されたが、FN SCARに破れてしまった。しかしその後も開発は続行され現在でも民間市場で販売が続けられている銃である。USSOCOMの要求に応えるべく開発されたせいか、形状や拡張性などにおいてFN SCARと似たような特徴が見られ、劣った点なども見当たらない。
軍では採用されなかったXCR-Lであるが、特殊部隊に使われることを想定した開発がなされているため使い勝手の良さなどは考え抜かれた設計であり、電動ガンとしてのVFC XCR-Lにもその雰囲気はそのまま再現されている。
装備としては合わせづらいマイナーな電動ガンかもしれないが、民間系装備でゲームに参加するプレーヤーなどには逆に渋いチョイスとしてアリな選択ではないだろうか。
XCR-Lのスペックや構成パーツの特徴
XCR-L MINI
・全長:515~735mm
・重量:2700g
XCR-L MICRO
・全長:475~650mm
・重量:2430g
レシーバー
ハンドガード一体型のアッパーレシーバーはアルミCNCで製作。ロアレシーバーも同じくメタル製で非常に頑丈に作られている。正式ライセンスにより形状・刻印ともにリアルに再現されている。ブラックカラー以外にメタル調のグレーカラーもラインナップされており、軍用ライフルとは違った雰囲気を楽しめる。
マガジンはスタンダードM4系のマガジンが使用できる。
モデルによってはバッテリーが内臓できないため、その場合はバッテリーケースを用意する必要がある。バッテリー配線はハンドガードの一番手前の穴より出ている。
グリップ
VFC電動ガンの特徴である薄めに作られたA2グリップで、握り心地も良好である。
ストック
XCR-L初期型のスケルトンタイプのフォールディングストックを再現。伸縮はできないものの、程よい長さで構えやすい。
トライアルでFN SCARに敗れるという悲しいスタートとなったXCR-Lだが、民間向けに進化を遂げいまだにパーツや形状を少しずつ変えながら現存するコンバットライフル。独特の雰囲気を演出したいサバゲーマーにも、取り回しのよいフォルムは初心者や女性にも、幅広く使用できる電動ガンである。
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