VFC電動ガン KAC SR635

VFC電動ガン KAC SR635
VFC電動ガン KAC SR635
 

【レビュー】VFC電動ガン 本体・内部パーツレビュー
KAC SR635

VFC KAC SR635について

VFC電動ガンでリリースされているPDWといえば先にKAC PDWを紹介したが、独自レシーバーを採用するKAC PDWに対し、SR635はロアレシーバーや銃としての構成がM4系と共通する形で作られたPDWである。コンパクトかつ軽量で取り回しがよいのはもちろんのこと、操作系がM4と同じなので誰でもとっつきやすく、またSR635は伸縮性ストックを備えるため小柄な女性でも構えやすい。電池が後方配線となっているため電動ガンそのものの重心のバランスがよく、非常に扱いやすい。

汎用性の高さを与えられた進化したPDW

KAC PDWのようなコンパクトさを持ちつつ、同じ6×35mm弾を使用するなど一見共通性の高いSR635であるが、あくまでSRシリーズ派生のPDWという立ち位置である。PDW(パーソナルディフェンスウェポン)としての機能を持たせつつ、汎用性を高めたのがこのSR635で、実銃においては6×35mm弾に対応したアッパー以外は通常のM4のロアを使用できる構造となっている。ここがKAC PDWとの大きな違いである。
電動ガンにおいては当然ながら弾の違いなどは関係ないので、コンパクトなM4系電動ガンとしてそのまま使用できる。スタンダードM4系マガジンはもちろんのこと、ストックチューブも通常のM4と同じなのでストックも好みのものが使用できる。ハンドガードは他のSRシリーズ同様URXタイプとなっているため拡張性も含め扱いやすい電動ガンだ。
特徴あるPDWを使いたいならKAC PDW、汎用性やカスタマイズ性の高さを優先するならSR635、といった基準で選択するとよいだろう。

KAC SR635のスペックや構成パーツの特徴

全長:640~720mm
重量:2400g

レシーバー

他のVFC電動ガンのSRシリーズ同様、セレクター、マグキャッチ、ボルトリリースはアンビ仕様となっている。ロアレシーバーのQDスリングスイベル取付穴も共通で、レシーバー周りの構成、仕上がりはSRのを冠するモデル共通で高い水準での完成度を誇っている。

ハンドガード

短い7インチ長のURX3タイプのハンドガードを備える。レールに脱着可能なKACロゴマーク付きのハンドストップも付属する。
アルミCNC製で作りもよく、ガタもなく頑丈に取り付けられている。

グリップ

グリップは他のSRシリーズとは異なり、KAC PDWと同じツルっとしたタイプのグリップとなる。

アウター/インナーバレル

アウターバレルは8.5インチとなり、フラッシュはイダー部以外はほとんどハンドガード内に収まるようになっている。
インナーバレルは230mmとなる。

ストック

LMTタイプのクレーンストックを採用し、ストック内もしくはストックチューブ内にバッテリーを収納できる。

実銃ではPDWとしての運用がなされるライフルだが、電動ガンとしてのSR635は単純に取り回しのよい扱いやすいM4系電動ガンとして捉えてよいだろう。拡張性の高いレールハンドガードを備え、M4系ストックが使用できるなどカスタマイズを楽しみたいユーザーから、初心者や女性など軽くて扱いやすい電動ガンを求めるユーザーまで、幅広く要望をカバーしてくれる電動ガンだ。

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