サバゲー基本テクニック: カッティングパイ とクイックピーク

サバゲー基本テクニック: カッティングパイ とクイックピーク
サバゲー基本テクニック: カッティングパイ とクイックピーク
 

カッティングパイ と クイックピーク
サバゲーで撃ち勝つための基本動作とは?

サバゲーの基本動作のひとつに「クリアリング」というものがある。自分の進行しようとする先に死角がある場合、そこに敵がいるかどうか確認する行為だが、これは逆に言えば敵を発見しようとする行動でもある。そして発見した際はすぐ射撃に移れるようエアガンを構えながら行うものだ。特にこのクリアリングで重要となる動き方に、 カッティングパイ クイックピーク という2種類のテクニックが存在する。この2種類は別々の動きでありながら、ほぼ必ずと言っていいほどセットで使うことになる。

テクニックと言ってもそれほど特別なものではない。しかしながらこれを意識できているか否かでサバゲーでの勝率は大きく変わるだろう。サバゲーでの動きの基本として覚え、生存率、キル率を上げよう。

 

カッティングパイ とは?

カッティングパイ とはインドアや市街地フィールドの曲がり角、建物の角で使うクリアリング方法だ。場合によっては森林フィールドの濃いブッシュ脇を通るときや、大き目のバリケードから出る際にも同様の動きを使う。

カッティングパイ

障害物脇を進み視界の妨げとなっている壁の角まで来たとき、図のように前進を一度止め、壁から離れるように少しずつ横移動する。そうすると視界が障害物の角を境に徐々に開けていくだろう。この横移動を段階的に行い、角の向こう側に敵がいるかどうかを確認してクリアリングしていく。

敵がいればその角度で射撃してしまおう。反撃があるようであれば後述する クイックピーク を用いて応戦しよう。

カッティングパイ というネーミングは、角を中心とした時に視線の動きがまるでパイを切る時のようなラインを形成するからだ。

カッティングパイ を行う際に気をつけたいのは、壁からある程度離れ、常にエアガンを視線の先に向けつつ行うことだ。いつ敵が視界に入ってくるかわからないため、いつでも射撃できる体勢で行う事が重要だ。

また、角に近づき過ぎないことも大事だ。これから カッティングパイ を行おうというのに、銃口が角から思わず飛び出してしまったら、死角に敵がいた場合先手を打たれるか、最悪の場合銃を撃たれてヒットになってしまう。

 

クイックピーク とは?

クイックピーク とは、角から一瞬だけ顔を出して死角のクリアリングを行うことだ。

クイックピーク

死角の中に既に待ち構えている状態の敵がいた場合、悠長にこちらの顔を覗かせてしまうとあっという間にヒットされてしまうので、相手が反応して射撃する、または射撃されてもBB弾が着弾する前に顔を引っ込められるくらい一瞬で顔を出し入れすることが重要だ。

状況としては、 カッティングパイ で クリアリング しほぼ角の先の安全が確認できたあと、 カッティングパイ では確認しきれない壁際ギリギリのラインのクリアリングに クイックピーク を用いる。 クイックピーク も少し壁から離れて行い、 カッティングパイ 同様いつでもエアガンを射撃できる姿勢で行う。

また、慣れてきたら カッティングパイ で角度を変えるたび1回1回のクリアリングを クイックピーク で行うと良い。

クイックピーク を効果的にする重要なポイントは、壁やバリケードなどから出るのは顔とエアガン、グリッピングしている腕のみとし、体が角から出ない様にすることだ。相手から見て極力自分が「薄い」状況を作ろう。こうすることで、被弾率や被発見率をかなり下げることができる。できれば片目でクリアリングして、顔は半分まで出すに留めるのが良いだろう。

また、敵を発見し撃ち合いとなった場合はクイックピークで角から体を出仕入れしながら行い、射撃する高さは立ったりしゃがんだりをランダムに行い、相手にピンポイントで狙われないように工夫しよう。

 

カッティングパイ と クイックピーク は併用が基本

解説してきたように、 カッティングパイ と クイックピーク はセットで行うことになる状況がほとんどだ。 カッティングパイ の途中で敵を発見した時、敵の反応が早くお互いに初弾で決着がつかなかった場合、そこから先の動きは クイックピーク による撃ち合いや牽制に切り替わる。この2つの動作は常に連動して行うことになると覚えておこう。

これらの動きができるようになると、角やバリケード際での撃ち合いで簡単に負けることは少なくなるだろう。

 

これらの動きはタクトレでも叩き込まれる基本中の基本

カッティングパイ と クイックピーク は何もサバゲーで生まれた技術ではなく、実際に銃を扱うプロフェッショナル(軍や法執行機関など)が現場で役立つ技術として習得しているものである。国や組織によって多少の動きの違いは見られるが、サバゲーで取り入れるには本項で取り上げた手法で充分だろう。

体重移動のさせ方やエアガンの構え方など、自身の体格や使用するエアガン、フィールドの状況に合わせて研究してみると良いだろう。

この カッティングパイ や クイックピーク の様に実銃でのトレーニングで用いられる所作がサバイバルゲームで活きることは多岐に渡る。

また、そういったタクトレ系のトレーナーは銃の専門家として自身でギアを開発、販売しているケースも多い。そういったギアはどれも洗練されていて、サバゲー業界でも有効なパーツとしてレプリカが作られるといったことがある。NAVY SEALsの元隊員が設立したGBRS Groupが開発したハイドラマウントなどが良い例だろう。

このようにタクトレ関連の技術やギアなどを駆使すると、サバゲーがただの「遊び」から、新たな技術の習得や自身の装備やギアのアップデートといったスポーツへと進化し、一段と深い楽しみ方ができるようになるのだ。

是非とも様々な手法・手段を取り入れ、プレイヤー自身のサバゲー道を探求してみて欲しい。

 
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