MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン

MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン
MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン
 

MAGPUL PTS PDR-C 電動ガン Axisチューン

今回はMAGPUL PTS PDR-C Axisチューンの様子をご紹介させて頂きます。
PDR-Cは外見からも判りますがプルバッブ方式(マガジンがトリガーより後方にある方式)を採用し軽量コンパクトな為取り回し抜群です!
特に内部構造は特殊でクセもありますがキチンと調整すれば非常に良い銃に仕上がります。
外観から好みは分かれますがサバゲーでの使い易やすは抜群で、大変に人気のある機種です。

MAGPUL PTS PDR-C

実銃としてのPDR-Cは「ベレッタ 92より強力で、M4カービンより取り回し易い銃」というコンセプトのもと、自動拳銃や短機関銃・カービンなどの従来の護身用火器に替わるPDWとして設計されました。
利き腕を選ばない射出システムを備えており、排莢口が左右両方に空いていて切り替えレバー1つで選択できるため、両手のどちらでも使用が可能になっています。
レシーバー上部には標準装備としてピカティニー・レールが設けられています。
また、オーソドックスな5.56x45mm NATO弾を採用し、弾倉にはAR-15系弾倉を使用します。


MAGPUL PTS PDR-C 分解作業

MAGPUL PTS PDR-C 分解作業
それでは作業に入ります。
今回はメカボを取り出した所から。
※メカボの取出し方をご覧になりたい方は ORGAブログ をご覧ください。


MAGPUL PTS PDR-C 分解作業2
MASADAも同じですがメカボを開けずにスプリングを取り出せるQD(クイックダウン)タイプです。
マイナスドライバーでスプリングガイド固定ネジを外します。


MAGPUL PTS PDR-C SPとSPガイドを外す
スプリングガイド後部に六角レンチを差し込み少し押しながら90度回すとスプリングガイド+スプリングが外せます。


MAGPUL PTS PDR-C モーター端子取外し
モーター端子のハンダを外し両側の配線を外します。


MAGPUL PTS PDR-C トップレール抑えを外す
トップレール押さえを後方にスライドさせて外します。
メカボネジ9か所を外します。


MAGPUL PTS PDR-C メカボックスを開く
メカボを開けます。


MAGPUL PTS PDR-C メカボ洗浄後
シリンダーやギア、モーター等を外しパーツクリーナーで洗浄します。
既存軸受けを外し接着剤や鉄粉なども綺麗に落とします。
軸受けはORGA SUS軸受け8mmを使用します。
組込み方の詳細はORGAブログにて掲載しておりますので宜しければこちらからご覧下さい。


J-Armament製18:1強化ギアとセクターチップ
ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で高耐久、精度も良くコストパフォーマンスに優れたギアです。
セクターチップの組込み方のコツはORGAブログにて掲載しておりますので宜しければこちらからご覧ください。


MAGPUL PTS PDR-C メカボ内部
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。


MAGPUL PTS PDR-C 分解作業
メカボを閉じてネジを数本絞めてセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
このメカボは指ではセクターギアに届かないので細いマイナスドライバー等を使って回します。
シム調整のコツはYouTubeにて動画をUPしておりますのでこちらよりご覧ください。


BREAKTROUGH BATTLE BORN ガングリス ギア用
次にギアのグリスアップです。
今回から新しいグリスを使用します。
その名もBREAKTROUGH BATTLE BORN ガングリス ギア用!
このグリスを筆でギアの歯の部分に薄く塗布します。
適度な粘度でギアの回転時に飛び散りを最小限にし、且つ継続的な潤滑を得られるガングリスです。


Magnusシリンダーセット 従来電動ガン用
シリンダーは飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込みます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございますがPDR-Cはそのままで大丈夫です。
シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はこちらよりご覧ください。


J-Armament 14歯メタルTeethピストン
ピストンも耐久性向上の為にORGAでのカスタムでは定番となったJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。


J-Armamentピストン ネジロックを塗布
ピストンヘッドの組込みはネジ部にネジロックを塗布し駆動の振動でピストンヘッドが緩む事を防ぎます。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン作業
オーナー様のご希望でタペットプレートスプリングをマルイ製に交換します。
上が純正スプリングで下がマルイ製スプリングです。
明らかに長さ、直径が違い純正スプリングの方がテンションが強いです。


MAGPUL PTS PDR-C タペットプレートヤスリ作業
タペットプレートスプリングの交換をした場合はメカボ内でタペットプレートがスムーズに動くかチェックが必要です。
特にPDR-Cはタペットプレートがメカボに対し少しきつめに設計してあるのでスプリングを交換すると動きが悪くなる傾向にあります。
チェックの結果、やはり動きが渋いのでタペットプレートの両側をリューターやヤスリで少し削りました。


MAGPUL PTS PDR-C 動作確認
この様にメカボにタペットプレートとノズルを組込みネジを締めて動きをチェックします。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン作業
これでOKかと思っていましたが、念の為シリンダー周りも組込み再度チェックした所、また動きが渋くなっていました。
原因はノズルにタペットプレートが押し下げられメカボと干渉していました。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン 動作確認
タペットプレートのノズルを差し込む部分を段差を含め下側に削りタペットプレートが押し下げられない様に加工しました。
これでマルイ製タペットプレートスプリングを使用してもタペットプレートの動きは快調となりました!


東京マルイ サマリウムコバルトモーターを使用
次にトリガーレスポンス向上の為に東京マルイ サマリウムコバルトモーターを使用します。


東京マルイ サマリウムコバルトモーター加工後
サマリウムコバルトモーターはロングタイプしか出ていないのでショートタイプに加工します。
ショート化加工方法は以前にORGAブログにてご紹介しておりますのでこちらからご覧下さい。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン メカボ内部組込後
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとモーター、シリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。


BREAKTROUGH BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材
この部分の潤滑材も新製品の BREAKTROUGH BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能で非常に使い易いです。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン 動作確認
メカボを閉じたらネジを締めたら、ここで再度タペットプレート(ノズル)の動きをチェックします。
色々なチェックをしながら作業を進める事で不具合があった時に早めに気が付くので全て組んでから再度バラす等の手間が省ける場合がございます。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン モーター半田付け作業
スプリング組込み、配線をモーターにハンダ付けします。
これでバッテリーを繋いでスイッチを押すと駆動確認も出来ます!
簡易的にこの段階でモーター位置調整を行います。
最終的にはフレームに組込んだ際に再度モーター位置の調整を行います。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン フロント周り
そしてフロント周りのチューンに入ります。
アウターバレルとチャンバーを固定しているピンを抜きます。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン チャンバー周り
するとスプリングの力でチャンバー周りが飛び出します。


ORGA MagnusHDバレル
チャンバー周りをバラします。
インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
今回は260mmをチョイスしました。


ORGA DIMENSION フラットHOP
次に面HOPの組込みです。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
PDR-CはHOPテンショナーは使用されておらずHOPアーム自体が半円形の突起状になっておりそこでチャンバーパッキンを押し下げHOPを掛ける仕組みです。
従いまして面HOPを組込むにはHOPアームの加工が必要です。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン HOP加工
まずはHOPアームの半円形の突起部を平らに削り落とします。
次にφ3mmのダイヤモンドヤスリをリューターに取付け凹型に加工します。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン HOP加工 HOP加工
そしてその凹型部分にDIMENSIONフラットHOPを接着し、前後をHOPアームの幅に合わせカットします。


MAGPUL PTS PDR-C Axisチューン チャンバー組込み
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込みます。
インナーバレルをアウターバレルに組込みピンを入れればフロント周りは完成です。


これらをフレームに組込んで初速の調整です。
インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。