ActionArmy T10 Magnusチューン

ActionArmy T10 Magnusチューン
ActionArmy T10 Magnusチューン
 

ActionArmy T10 Magnusチューン

今回は人気爆発のACTION ARMY T10(Tactical10) スナイパーライフルのチューンのご紹介です!
面HOPのチューンをと思っておりましたが、やり始めたら止めらず結局Magnusチューンまで・・・^^;
と言う訳でお約束通り面HOPの様子や分解方法も含めMagnusチューンの様子をご紹介させて頂きます。


ACTION ARMY T10 分解作業


それでは早速分解をしていきます。
まずはストックを外します。
容量はVSRと同じです、マガジンリリースボタンの直ぐ前にあるネジを外します。



中間にあるネジも外します。



トリガー後部にあるネジを外すとストックが外れます。



次にレシーバーとアウターバレルを分解します。
下部にあるネジを外しアウターバレルをクルクルと回せば外せます。



次は今回のチューンには必要ないのですがトリガーユニットも外してみます!
前後のネジを外すとトリガーユニットが取り外せます。



これがトリガーユニットです。
ちなみにですがPDI製ニュートリガー2VSR用も組込み可能でした。



トリガーユニットを取り外すとシリンダーが取り出せます。



シリンダーのノズル部を回すと内部のピストンやスプリングなどが取り出せます。
内部パーツを洗浄してグリスアップを行います。



今回使用するスプリングはORGA MAGNUSスプリング APS2用です。
しかしこのままでは長過ぎるのでカットして使用ます。
後々の話ですが初速調整の結果今回は全長を215mmにカットしました。
これをシリンダーに組み込みます。
シリンダー周りはこれで終了です。



次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーブロックを取り外します。
前後のネジを外すとチャンバーブロックが取り外せます。
HOPレバーも外します。



これでチャンバー周りが取り出せます。
このチャンバーも、もちろんVSR準拠ですので分解方法も同じです。
HOPのスライド部の3ヶ所とチャンバーを閉じている2か所のネジを外します。



チャンバーを開けました。
HOPアームやインナーバレルを取り出します。
この時にHOPスライド部のクリックボールが無くなりやすいので注意して下さい。



インナーバレルはMAGNUSバレル 6.23mm VSR & L96 カスタム用 200mmを使用します。
今回は170mmにカットして使用しました。



次に面HOP仕様ですのでHOPの降りる部分の突起を削らないといけません。
これをしないといくら面HOPテンションナーを使用しても面HOP効果は得られません。



方法はチャンバーの前側をひっくり返して突起部を出します。
この突起を平らになる様にリューターで削り最後はダイヤモンド手ヤスリで滑らかに仕上げをします。
チャンバーを元に戻しインナーバレルに被せます。



次にHOPアームです。
このままではDIMENSION HOPが付けられないのでこちらも加工します。
アームの突起部の前部切り落とすのも良いのですが位置や固定の問題で突起の真ん中に縦に溝を作る要領で加工します。
それによりDIMENSION HOPを挟み込む様に接着が出来ます。



フライスでφ3のエンドミルを使います。
手動でチャレンジする場合はヤスリで頑張って削って下さい^^;



こんな感じで3.5~4.0mm程度の幅で真ん中に溝を作る感じです。
これでDIMENSION HOPを挟む様に接着出来ます。



両側の部分も少し高いので2mm程度まで低くする為に削ります。
実際にDIMESION HOPを接着するとこんな感じです。



これでチャンバーを組上げます。



インナーバレルが短くなった事でマズル部で弾当たりが発生します。
それを防ぐ為インナーバレルに被せマズル部までBB弾を誘導してあげるインナー管(誘導管)を作ります。
材料はホームセンターで売っているφ10mmのアルミ管を使います。



次にマズルの加工です。
ちなみにこのマズルは逆ネジなのでアウターバレルから外す時は時計周りに回すと外せます。



マズルの内径もBB弾がインナー管から出る時に当たらない様にφ9.5mmに拡大します。
次にインナー管がマズル刺せる様にφ10.1mmで8mm程度ザグリます。



こんな感じになります。



これでマズルにインナー管が刺せる様になります。



この時マズルはまだアウターバレルに組み込まないで下さい。
インナー管を長目にカットし、インナーバレルに被せます。
この時にインナーバレルとインナー管の間にガタがあるのでインナーバレルの根元と先端にシールテープを数回巻いて丁度良い太さにしてからインナー管を被せるとGOOD!
その状態で実際にアウターバレルに組込みます。
アウターバレルの先端からインナー管が飛び出しますのでマズルのザグリ寸法を照らし合わせながら丁度良い長さにインナー管をカットします。
その際に内側にバリの出ない様に気を付けて下さい。



インナー管をカットした状態です。
これでマズルをアウターバレルに組込みます。


あとは試射を行い初速の調整です。

今回のセッティングは
ORGA MAGNUSスプリング APS2用 を215mmにカット
MAGNUSバレル 6.23mm VSR & L96 カスタム用 200mm をカットし170mmで調整

これで0.25g弾で適HOP時に82~84m/s程度となりました。
流速ですのでHOPを強く掛ければ初速は上がって行きます。

ロングレンジにて試射も行いましたが非常に良い感じです^^v