MAGPUL(マグプル)社が設計・開発したアサルトライフルMASADA(マサダ)とは??

MAGPUL(マグプル)社が設計・開発したアサルトライフルMASADA(マサダ)とは??
MAGPUL(マグプル)社が設計・開発したアサルトライフルMASADA(マサダ)とは??
 

MASADAについて

ブッシュマスターACR(Bushmaster Adaptive Combat Rifle)はMAGPUL(マグプル)社が設計、開発したアサルトライフル。
2007年開催のSHOT ShowでMAGPUL社がMASADA(Masada Adaptive Combat Weapon System)を発表。後にM4/AR-15系を製造しているBushmaster(ブッシュマスター)社がプロトタイプの製造・販売、以降の開発を行う権利を取得し、ACRとして販売する事になる。ACRは軍用向けをアメリカの銃器メーカー Remington Arms(レミントン・アームズ)社が、民間向けをブッシュマスター社が製造する事になった。名称はイスラエルの要塞跡の「マサダ」が由来。

MASADAについて

MASADAの開発

MASADAのプロトタイプは、開発開始から完成までわずか4ヶ月という期間だけだったと言われており「Adaptive combat weapon system」様々な場面でも適応出来る戦闘銃をコンセプトに開発された。基本的な設計は既存ライフル(FN SCARのレシーバー構造、AR18のガスピストン作動方式、AR15のトリガーユニットなど)を基に設計されており、一部AR15系パーツとも互換がある。中でも金属製アッパーレシーバーとポリマー製ロアレシーバーの組合せはSCARの影響が大きい。

MASADAの特徴

MASADAではバレル、ハンドガード、ストックも特殊な工具は必要とせず交換出来、AK用の7.62mm x 39弾や6.8mmSPCなど使用状況に応じて変更が可能となっている。MASADAのオプションパーツはMAGPULならではのデザインで多数開発されており、ハンドガードはレングスやレール有無といった他、材質の異なるポリマー製とアルミ製がある。各レバー類はアンビ(アンビデクストラス)化され、左右どちらからでも操作が可能で、ストックは固定・伸縮・アジャスタブルタイプの3種類。マガジンは異なる口径マガジンが使用可能な他、MASADA専用のマガジンも開発されており、AR15/M16用マガジンのP-MAGとしてMASADAと同時に発表され、現在でも官給・民間向けに販売され幅広く使用されている。作動面においても、耐衝撃性・防水・砂塵・凍結など、あらゆる局面での使用を想定した上で射撃テストを行い基準値をクリアしている。

MASADAの特徴

MASADAの特長2

MASADAの特徴3

MASADAについて2

エアソフト業界でのMASADA

A&K、PTSから電動ガン本体が、2015年にはKSC社よりガスブローバック本体が販売されている。
KSC社のガスブローバックはMAGPUL社オフィシャルライセンスモデルとして販売され、実銃を忠実に再現されており日本でも話題になった。

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